原信ナルスH、2013年3月期、中間増収増益、株価好調!
原信ナルスH:2013年3月期、第2四半期決算、減収増益:10/30
・http://www.hnhd.co.jp/holdings/company/
・http://www.hnhd.co.jp/holdings/files/2012/10/r1209.pdf
P/L関連:
・営業収益 646.33億円(2.0)、営業利益 21.75億円(4.7)、経常利益 22.67億円(10.7)、当期純利益 12.90億円(17.9)
・原価 73.91%(昨年 73.51%):+0.40、売上総利益 26.09%(昨年 26.49%):-0.40
・経費 22.71%(昨年 23.21%):-0.50
・マーチャンダイジング力 0.00%(昨年 0.00%):0.00
・その他営業収入 0.00%(昨年 0.00%):0.00
・営業利益 3.38%(昨年 3.28%):+0.10
通期予想:
・営業収益 1,280.00億円(1.0)、営業利益 40.00億円(△3.2)、経常利益 40.00億円(△5.8)、当期純利益 20.00億円(13.8)
B/S関連:
・自己資本比率 46.4%(本決算時 44.5%)、有利子負債 94.45億円(総資産比17.13%)
・現金及び預金 64.65億円(総資産比 11.73%)
CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:27.06億円(昨年 33.97億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△12.06億円(昨年△18.21億円)
→有形及び無形固定資産の取得による支出△8.89億円(昨年△17.79億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△17.49億円(昨年△26.66億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△2.50億円(昨年△10.91億円)
原信ナルスHのコメント:
・前年同期における業界は、東日本大震災後の混乱から平常を取り戻す途上でありましたが、当第2四半期連結累計期間は消費が低迷する中で各社の新規出店が再開し、激しい価格競争が繰り広げられる厳しい状況となりました。
・当社グループでは、長期計画「Advanced Regional Chain」及びこれに基づく中期計画の課題実現に向けて策定した年度計画を着実に実行してまいりました。
・当社グループの購買規模を活かし、お客さまにとって価格以上の価値をもった商品を選定して集中販売する「チャレンジ商品101」の取り組みや、当社グループ内の食品製造機能を活かし品質を兼ね備えた独自の低価格商品「パワーアイテム」の拡販、新潟県の風土を活かし産地と連携してブランド化した「雪室屋」商品の販売、東日本大震災以降産地の被災で取扱が滞っていたプライベート商品の取扱い再開が成果を挙げました。
・近年取り組んでいる販売計画の立案から結果の振り返りまでを体系化した週間管理の仕組みが、日々の店舗作業管理の仕組みと連動して、一層定着iたしました。また、前連結会計年度より導入したSV(スーパーバイザー)精度によって、遠隔地であっても当社グループが目指す売場のレベルを一定に保つことが可能になり、好事例の展開や問題解決のスピードアップが図られるようになってまいりました。これらにより、前年同期とは大きく異なる競合状況の変化にあっても、先を見据えた計画の立案や売場への具現化を実現し、販売実績の向上や生産性の改善を継続しております。
・出店につきましては、原信黒崎店(6月・新潟県新潟市・売場面積2,086㎡)、原信寺島店(9月・新潟県長岡市・売場面積2,092㎡)の2店舗を新設いたしました。
原信ナルスHの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8255.T
facebook、PI研コメント:
・原信ナルスH、2013年3月期、中間決算、好調、増収増益となりました。多くの食品スーパーがこの中間決算では、経費上昇により利益が圧迫される中、原信ナルスHは逆に経費を削減、結果、増益となりました。コメントにもあるように、競合状況が新規出店を再開し、激しさを増している中、原価の上昇は見られましたが、それを上回る経費削減ですので、マーチャンダイジング力が強化されているといえます。ここ最近、株価も上昇、投資家からも高い評価です。
・キャッシュフローを見ると、財務活動によるキャッシュフローへの配分を重視しており、攻めよりも守り優先のキャッシュの配分です。いまは新規出店を優先し、攻めるよりも、財務改善を優先させ、守りを固めるという強い意志を感じます。結果、有利子負債が減少、自己資本比率も上昇し、財務改善が図られています。コメントにもあるように長期計画をもとに、Advanced Regional Chainの構築に着々と邁進している様子が伺えます。
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