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November 19, 2012

iD-POS分析、実験結果、Chain Store Age11/15!

Chain Store Age2012/11/15、iD-POS分析の記事を投稿!
・ID-POS協働研究フォーラム実証実験リポート
・ID-POS分析で双方の顧客を見つけ出し、売上の拡大を図る
・はんぺんとトマトのクロスマーチャンダイジング実証実験

記事見出し:
・生活協同組合連合会コープネット事業連合の協力によって立ち上げられた「ID-POS協働研究フォーラム」は、ID-POS分析を実際に活用し、検証できるプラットフォームを提供していこうとする試み。実店舗でのID-POS分析を実際に実施し、その手法や成果を研究する。
・今回は、「はんぺんとトマトのクロスマーチャンダイジング」をテーマとした実証実験の結果をリポートする。

記事中見出し:
・顧客数の大幅な増加に結びついた
・「はんぺんとトマトのクロスマーチャンダイジング実証実験
・仮説検証を繰り返し商品を”磨く”段階へ
・はんぺん購入顧客の購買履歴からトマトに注目
・ハードユーザーへの刺激策としては課題が残る結果に

図表(写真あり):
・iD-POS分析、各指標の比較、先週と今週の詳細な数字での比較
・はんぺん:売上高153.0%、ID客数150.0%、ID金額PI値103.9%
・トマト:売上高116.5%、ID客数122.2%、ID金額PI値95.3%
併売分析
・期間リフト値1.97倍(先週比118.0%)
・同時リフト値1.23倍(先週比83.7%)
顧客構造の変化
・S顧客6.8%(売上構成比38.5%)、A顧客35.9%(売上構成比44.2%)、B顧客17.5%(売上構成比8.1%)、Z顧客39.8%(売上構成比9.3%)

ID-POS協働研究フォーラム:
・メーカー、卸、そして、食品スーパーが加盟するiD-POS分析の研究会
・1年間ライセンスフリーで利用可能
・データ保持期間:24ケ月
・生鮮食品、惣菜、日配、グロサリー等、全SKU(数万)の過去2年間のID-POS分析をもとに、実証実験店舗での仮説検証実験が可能であり、その結果を、その後の営業活動に活用することができるユニークな研究会。
・ここ最近の研究成果として、「365日の日別i D-POS分析MDカレンダー」を新たに開発し、天候情報、アメダスとの融合もはかっている。また、リフト値にかわるリコメンド分析も開発し、会員の中で新たなiD-POS分析指標として定着しつつある。

facebook、PI研コメント:
・Chain Store Age誌でははじめてのID-POS協働研究フォーラムの実証実験の結果報告となります。フォーラムがスタートして半年を経過し、現在、「洗えから磨け」の後半戦に入っていますが、すでに、様々なiD-POS分析での実証実験が各メーカー、卸から提案され、終了しています。また、後半に向けても数多くの実証実験の提案が予想され、この年末、そして、来年度も様々なiD-POS分析での実証実験が予定されています。来年度も継続ですので、興味のあるメーカー、卸、そして、小売業の方、いっしょにiD-POS分析を研究しましょう。PI研が全力でフォローします。
・今回は紀文食品のはんぺんのiD-POS分析での実証実験です。はんぺんは冬本番の商品ですが、夏場でもはんぺんの需要喚起が可能ではないかという仮説を立て、「紀文と野菜は旨くいく」をテーマに、トマトに注目し、クロスマーチャンダイジングをiD-POS分析で実証検証したものです。通常のPOS分析では売上高のみに注目が集まりますが、iD-POS分析は、その中身、特にID客数の伸び、構造に着眼します。すなわち、売上げとは顧客の相互送客、クロスマーチャンダイジングによりもたらされ、さらに、その顧客がSなのか、A、B、Zなのか等が重要な点であり、この顧客構造の変化をもたらす仮説であったかどうかを検証することが課題となります。今回はID客数を増加させるという点では合格点かと思いますが、S顧客に対してもっと働きかける方法、同時リフト値を引き上げる仮説に課題が残ったといえます。「はんぺんのカプレーゼ風」というメニュー提案をはかり、同時購入を促したのですが、いまひとつ反応が鈍かったのではと反省です。この企画、次の実証実験でも継続しており、次は、エリンギ、しめじなどトマト以外の野菜に広がり、S顧客へも働きかけるために、実証実験の期間も長めにとっています。

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  *これを読めばID-POS分析は完璧、
     *8/29、第3章:マグロとアボガドは誰にある、リリース!
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