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February 17, 2013

カルビー、2013年3月、第3四半期決算、増収大幅増益!

カルビー:2013年3月期、第3四半期決算、増収増益:1/30
・http://www.calbee.co.jp/
・http://www.calbee.co.jp/ir/pdf/2013/financial_20130130.pdf

P/L関連:
・売上高 1,337.59億円(11.5)、営業利益 125.36億円(44.6)、経常利益 131.63億円(56.7)、当期純利益 73.84億円(70.7)

・原価 56.00%(昨年57.94%):-1.94、売上総利益 44.00%(昨年42.06%):+1.94
・経費 34.62%(昨年34.82%):-0.20
・その他営業収入 0.00(昨年 0.00%):0.00
・営業利益 9.38%(昨年 7.24%):+2.14

通期予想:
・売上高 1,753.00億円(7.4)、営業利益 158.00億円(29.0)、経常利益 164.00億円(31.3)、当期純利益 87.00億円(22.6)

B/S関連:
・自己資本比率 72.3%(昨年71.6%)、現金及び預金 154.24億円(総資産比 13.20%)
・有利子負債 0.04億円(総資産比 0.003%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:70.13億円(昨年△28.27億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△118.23億円(昨年△32.57億円)
   →有形及び無形固定資産の取得による支出:△57.41億円(昨年△31.56億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:2.85億円(昨年△6.90億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△40.34億円(昨年△69.97億円)

カルビーのコメント:
・スナック菓子業界におきましても、個人消費の低迷により、厳しい経営環境が続きました。
・このような環境にあって、当社グループは、引き続き、イノベーション(成長戦略)とコスト・リダクションを経営の二本柱とする事業活動を推進しました。イノベーションでは、海外事業の拡大に向けた取組みとして、北米においてペプシコグループと業務提携しました。また、中国、台湾に康師傳(カンシーフ)グループとの合弁会社を設立しました。さらに、インドネシアではWingsグループとの合弁会社の設立を決定しました。国内事業では、ポテトチップスの積極展開や新製品「ベジップス」の全国展開などにより、市場シェアを向上させることができました。コスト・リダクションでは、稼働率向上などにより製造原価率を低減させることができました。
・しかし、平成24年11月に「堅あげポテト」におきまして、ガラス片混入という事態を発生させ、ガラス片の混入したおそれのある製品の自主回収を開始いたしました。お客様、株主の皆様ならびに関係各位にご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後も、品質・安全性を最優先し、再発防止に向けた取組みを徹底してまいります。
ポテト系スナック :
・「ポテトチップス」は、積極的なプロモーション活動による定番品(うすしお味・コンソメパンチ・のりしお)の売上拡大などにより、国内シェアを向上させることができました。また、「じゃがりこ」は定番品(サラダ・チーズ)が好調に推移したことに加え、「たらこバター」の定番化(コンビニエンスストア限定)により、売上拡大に貢献しました。「Jagabee」は製品ラインナップの強化により、売上が伸長しました。その結果、売上高は77,549百万円(前年同四半期比10.6%増)となりました。
小麦系スナック :
・「かっぱえびせん」の地域・期間限定品が好調に推移したことなどにより、売上高は15,966百万円(前年同四半期比10.1%増)となりました。
コーン系スナック:
・コーン系スナックの売上高は、「マイクポップコーン」や「チートス」などの主力製品が堅調に推移しましたが、震災特需のあった前年同四半期を上回ることができず、10,158百万円(前年同四半期比1.0%減)となりました。
その他食品(ベーカリー、シリアル食品) :
・その他食品の売上高は、シリアル食品が好調で、16,114百万円(前年同四半期比10.0%増)となりました。シリアル食品は、「フルグラ」のPR活動の強化とスーパーマーケットやドラッグストア等の導入率拡大により、売上高は前年同四半期を上回りました。

カルビーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2229.T

PI研コメント:
・カルビー、2013年3月期、第3四半期決算、増収、大幅増益の好決算です。大幅増益の要因は経費の削減もさることながら、原価が1.94ポイントと大きく改善したことによります。コメントにもあるように、「コスト・リダクションでは、稼働率向上などにより製造原価率を低減させることができました。・・」とのことで、稼働率向上が要因といえます。また、翌日、1/31の日経新聞でも、「値下げ原資は原料費の削減で捻出した。従来は工場ごとに購入していた原料の食物油や調味料について一括購入する方式を採用、本社内で導入を進め仕入れ値を下げている。今期は対象を子会社にも拡大し、10億円のコスト削減効果を見込む。・・」とのことで、これも要因といえます。通期予想も増収、大幅増益、今期は好決算が期待されます。株価も「堅あげポテト」の件で、一時、下げに転じましたが、ここへ来て、反転、右上がりとなり、投資家も、カルビーの今後に期待しているといえます。
・カルビー、自己資本比率72.3%と限界に近い数値であり、健全な財務基盤が確立されています。これを受けて、キャッシュフローも積極的であり、営業活動によるキャッシュフローをはるかに超える投資活動によるキャッシュフロー、118.23億円です。これを財務活動によるキャッシュフローで補うのではなく、豊富な内部留保を取り崩して充てており、攻めの経営姿勢が鮮明です。今後、「北米においてペプシコグループと業務提携、・・」をはじめ、海外戦略も本格化するといえ、国内市場を含め、どのような成長戦略を打ち出すか、今後の動向に注目です。

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February 17, 2013 |

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