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April 28, 2013

カゴメ、2013年3月本決算、増収増益、トマト好調!

カゴメ、2013年3月期、本決算、増収増益:4/25
・http://www.kagome.co.jp/
・http://www.kagome.co.jp/company/ir/data/financial/pdf/2013_4.pdf

P/L関連:
・売上高 1,962.33億円(9.0)、営業利益 92.78億円(9.6)、経常利益 100.25億円(8.8)、当期純利益 64.80億円(53.7)
・原価 50.73%(昨年51.55%):-0.82、売上総利益 49.27%(昨年48.45%):+0.82
・経費 44.53%(昨年43.73%):+0.80
・営業利益 4.74%(昨年 4.72%):+0.02

通期予想:第2四半期のみ
・売上高 1,960.00億円(△0.1)、営業利益89.00億円(△4.1)、経常利益 92.00億円(△8.2)、当期純利益53.00億円(△18.2)

B/S関連:
・自己資本比率 60.1%(昨年61.8%)
・現金及び預金 184.98億円(総資産比 10.94%)
・商品 150.31億円(総資産比8.89%)
・買掛金148.03億円(総資産比8.76%)
・有利子負債 235.38億円(総資産比 13.93%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:74.07億円(昨年117.57億円)
  →減価償却費:54.53億円(昨年53.72億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△17.81億円(昨年△49.85億円)
  →有形及び無形固定資産:△53.14億円(昨年△399.82億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:10.50億円(昨年△18.61億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):67.66億円(昨年48.04億円)

カゴメのコメント:
・当社は中期経営計画の最終年度にあたる今年度におきまして、「国内既存事業での新たな需要創造」、「新たなチャネル開発」、「海外におけるマルチリージョナルな事業展開」による「売上の再成長」を最重点の課題として取り組みました。
・これらの活動に成果があったことに加え、国内では平成24年2月にトマトジュースに含まれる成分にメタボリックシンドロームを予防する効果があると報道されたことを契機として、トマトジュースをはじめとした関連商品の販売が好調であったこと、東日本大震災の影響により前期に供給力が低下していた期間があったことなどにより、売上高が伸長 いたしました。
・利益面におきましても、トマトジュースの販売が好調であったことや、変化する生鮮トマトの市況への対応力を向上させたことなどにより、売上原価率が前期比0.9ポイント低下いたしました。一方、震災により販売施策において制約のあった前期と比べ、広告投資及び販売促進活動を活性化させた結果、広告宣伝費は9億30百万円増加し、売上高に対する販売促進費の割合は前期比0.5ポイント増加(P.32)いたしました。その他の費用も震災影響の反動を受け、概ね増加いたしました。
・野菜飲料カテゴリーにつきましては、前期の供給制約からの回復に加え、トマトジュースの販売量が大きく伸長いたしました。平成24年2月の、メタボリックシンドロームを予防する効果があるという報道の影響が要因ではありますが、店頭の活動におきましても「トマトフェア」などの露出機会を増やしたことで、新たな顧客と継続的なリピートを獲得しております。その結果、トマトジュースの売上高は報道の影響が一巡する前の平成25年1月までは前期と比べて倍増で推移し、通期でも5割以上の増加となりました。
・平成25年1月までは前期と比べて倍増で推移し、通期でも5割以上の増加となりました。 「野菜生活100」シリーズにおきましては、重点マーケティングテーマ「地産全消」を象徴する商品として、春に「野菜生活100 瀬戸内レモンミックス」を、夏に「野菜生活100 沖縄シークヮーサーミックス」を、秋に「野菜生活100 ラ・フランスミックス」と「野菜生活100 信州ナイアガラミックス」を、冬に「野菜生活100 デコポンミックス」と「野菜生活100 とちおとめミックス」を発売しております。そして今春にも「野菜生活100 山形さくらんぼミックス」と「野菜生活100 瀬戸内柑橘ミックス」を発売いたしました。これらは日本各地の地域色が豊かで、季節感溢れる期間限定商品として好評を頂き、販売数量も好調に推移いたしました。
・ 「野菜一日これ一本」シリーズはトマトへの追い風に加え、女性アイドルグループAKB48(エーケービー フォーティーエイト)をイメージキャラクターに起用し、野菜をモチーフにした正義の味方「バランス戦隊ベジレンジャー」のCMなどを通じて、商品特長の浸透とブランドロイヤリティの向上を図り、前期を上回る販売実績となりました。
乳酸菌カテゴリーにおきましては、女性から支持が高い浅野温子さんをキャラクターに起用したCMを通じ、「朝、スッキリ」という価値と共に、「夜、飲んでね!」という飲用シーンの訴求を行いました。商品におきましても、低カロリータイプの「植物性乳酸菌ラブレ Light」がシリーズを支える新たな柱に育ちましたが、売上高は前期を少し下回りました。

カゴメの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2811.T

PI研コメント:
・カゴメ、2013年3月、本決算、増収増益、好決算です。経費は上昇しましたが、それを上回る原価の改善が寄与し、利益も好調です。今期は「平成24年2月にトマトジュースに含まれる成分にメタボリックシンドロームを予防する効果があると報道されたことを契機として、・・」とのことで、この波に乗れたのが大きいとのことです。また。原価については、「トマトジュースの販売が好調であったことや、変化する生鮮トマトの市況への対応力を向上させたことなどにより、・・」と、トマトが原価を下げたとのことです。ただ、気になるのは、来期の予想が減収減益であり、その反動が大きそうです。一方、B/S、CFですが、自己資本比率は60.1%と高く、安定した財務状況ですが、キャッシュフローを見ると、投資活動によるキャッシュフローが-17.81億円、その中身の有形及び無形固定資産は-53.14億円ですが、トータルで見ると、営業活動によるキャッシュフロー74.07億円の24%であり、投資を控えているといえ、気になるところです。これだけの好決算ですので、もっと積極的な攻めの投資をしても良いのではと思いますが、来期予想を見こしての判断かと思います。それにしても、トマトの力、すごいですね。

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