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April 08, 2013

セブン&アイH、2013年2月決算、増収増益!

セブン&アイH、2013年2月期、本決算、増収増益:4/4
・http://www.7andi.com/index.html
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2013_0404kt.pdf
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kh/pdf/2013_0404kh.pdf

P/L関連:
・売上高 4兆9,916.42億円(4.2)、営業利益 2,956.85億円(1.2)、経常利益 2,958.36億円(0.9)、当期純利益 1,380.64億円(6.3)
・原価 77.56%(昨年76.70%):+0.86、売上総利益 22.44%(昨年23.30%):-0.86
・経費 35.61%(昨年35.27%):+0.34
・マーチャンダイジング力 -13.17%(-11.97%):-1.20
・その他営業収入 20.30%(昨年 19.25%):+1.05
・営業利益 7.13%(昨年 7.28%):-0.15

通期予想:
・売上高 3,029.00億円(1.7)、営業利益 58.00億円(13.8)、経常利益 61.00億円(10.1)、当期純利益26.00億円(73.9)

B/S関連:
・自己資本比率 44.4%(昨年45.4%)、現金及び預金 7,109.68億円(総資産比 16.68%)
・商品及1.596.45億円(総資産比3.74%)
・有利子負債 8,530.61億円(総資産比 20.01%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:3,914.06億円(昨年4,626.42億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△3,409.22億円(昨年△3,428.05億円)
  →有形及び無形固定資産:△2,769.41億円(昨年△2,096.04億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:100.32億円(昨年△405.61億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):663.80億円(昨年769.60億円)

セブン&アイHのコメント:
・当社グループは既存事業の更なる強化と新たな事業展開に向けた取り組みを推進してまいりました。既存事業の強化につきましては、グループシナジー効果の最大化に向けまして、グループのプライベートブランド商品「セブンプレミアム」の開発および販売に注力した結果、当連結会計年度における売上高は4,900億円まで拡大し、グループ各社のオリジナル商品を加えた売上高は2兆380億円となりました。
・新たな事業展開に向けた取り組みといたしましては、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが、北米におけるコンビニエンスストア事業の拡大と収益の向上に向けた体制を強化するため、SEJ Asset Management & InvestmentCompany を設立し、7-Eleven, Inc.が実行する今後の事業拡大を支援する体制を構築いたしました。
・中国事業につきましては、コンビニエンスストア事業の強化を目的に、セブン-イレブン中国有限公司の事業目的、資本金等の変更を行い、傘下の子会社に直接投資できるセブン-イレブン(中国)投資有限公司へ商号を変更いたしました。また、総合スーパー事業におきましても、中国事業の傘下の子会社に直接投資できるイトーヨーカ堂(中国)投資有限公司を設立し、事業強化に向けた体制を構築いたしました。
・なお、株式会社セブン-イレブン・ジャパンと 7-Eleven, Inc.におけるチェーン全店売上高を含めた「グループ売上」は、8兆5,076億47百万円(同5.7%増)となりました。
対処すべき課題:
・特に、シナジー効果の追求につきましては、グループ共通のプライベートブランド商品「セブンプレミアム」の開発を行っている「グループMD改革プロジェクト」において、各事業会社が業態の違いを超えた新たなマーチャンダイジングに挑戦しております。これらの取り組みを中心にグループ内で情報を共有することでコストの効率化を図るとともに、マーチャンダイジングにおける精度の向上と一層のスケールメリットの活用を図ってまいります。
セグメント別営業収益、営業利益:
・コンビニエンスストア事業:1兆8,995.73億円(12.3%増):利益3.3%増
・スーパーストア事業:1兆9,945.88億円(0.1%増):利益21.4%減
・百貨店事業:8,840.28億円(1.8%減):利益19.3%減
・フードサービス事業:783.61億円(0.4%増):利益7.21億円( 昨年△0.95億円)
・金融関連事業:1,443.55億円(11.4%増):利益10.8%増
・その他の事業:502.10億円(5.8%増):利益68.7%増

セブン&アイHの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3382.T

PI研コメント:
・セブン&アイHが4/4、2013年2月期の本決算を公表しました。結果は増収増益とはなりましたが、率で見ると増収減益と、やや厳しい決算といえます。特に、原価、経費、共に上昇しており、ダブルで利益を圧迫したことが大きいといえます。そのマイナスをGMS特有のその他営業利益20.30%でもカバーできなかたったことが響いています。それにしても、その他営業収入が20.30%と極端に高い数字といえ、特に、セブン&アイHはGMSだけでなく、コンビニ、金融の依存度も高いために、このような財務構造となるといえます。もはや、小売業というよりも、その他営業収入に大きく依存する新たな小売業の確立といっても良いかもしれません。ちなみに、コンビニはいわゆるフランチャイズフィーを主体に決算がなされますが、通常の小売業のようにコンビニの店舗の売上高を計上すると、セブン&アイHの売上高は8兆5,076億47百万円(同5.7%増)となります。今後、このままの伸びを続けると、数年で10兆円になると予想され、いよいよ、日本でも10兆円の新たな小売業の誕生となります。
・セグメント別でみると、コンビニエンスストア事業が2ケタの伸びであり、利益貢献度も高く、このまま推移すると、これまで営業収益でトップであったスーパーストア事業を逆転することになるといえます。しかも、今期、北米にSEJ Asset Management & InvestmentCompany を設立したとのことで、海外のコンビニエンスストア事業はより強化されることになります。また、キャッシュフローですが、投資活動によるキャッシュフローが営業活動によるキャッシュフローとほば同額であり、成長戦略重視のキャッシュの配分といえます。セブン&アイHは新規出店への投資もさることながら、有価証券への投資も大きく、今後、M&Aも本格するのではと思われます。来期、セブン&アイHがどのような成長戦略を国内、海外で打ち出すか、注目です。


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