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April 05, 2013

調剤薬局の経営指標を見る!

調剤薬局、経営指標徹底比較:
・PI研が上場ドラックストア2012年度決算から独自に集計
・阪神調剤薬局:http://www.hanshin-dp.co.jp/
・メディカル一光:http://www.m-ikkou.co.jp/
・アインファーマシーズ:http://www.ainj.co.jp/
・日本調剤:http://www.nicho.co.jp/

P/L:
売上高: 22社単純平均:1,591.21億円
・阪神調剤薬局(兵庫県:149店舗): 349.17億円
・メディカル一光 (三重県:78店舗):195.76億円
・アインファーマシーズ(北海道:550店舗):1,427.90億円
・日本本調剤(東京都:419店舗):1,300.41億円

原価、売上総利益:平均(原価 76.3% 、売上総利益23.7%)
・阪神調剤薬局(88.6%、11.4%)
メ・ディカル一光( 88.4%、 11.6%)
・アインファーマシーズ(83.8%、16.2%)
・日本調剤(83.1%、16.9%)

経費比率:平均19.5%
・阪神調剤薬局 5.1%
メ・ディカル一光 5.4%
・アインファーマシーズ 9.0%
・日本調剤 12.7%

営業利益:平均72.69億円(対売上4.2%)
・阪神調剤薬局 22.06億円( 6.3%)
・メディカル一光 12.14億円(6.2%)
・アインファーマシーズ 102.53億円(7.2%)
・日本調剤 54.64億円(4.2%)

B/S:
純資産比率:平均36.9%
・阪神調剤薬局 16.6%
・メディカル一光 28.8%
・アインファーマシーズ 39.3%
・日本調剤 17.0%

ROA,ROE:平均4.5%、6.5%
・阪神調剤薬局 5.8%、34.8%
・メディカル一光 4.2%、14.6%
・アインファーマシーズ 5.7%、14.5%
・日本調剤 2.4%、14.2%

現金:平均99.63億円(対総資産12.0%)
・阪神調剤薬局 17.00億円(10.8%)
・メディカル一光 21.85億円(14.8%)
・アインファーマシーズ159.35億円(18.5%)
・日本調剤 126.22億円(14.6%)

有利子負債:平均95.10億円(対総資産21.3%)
・阪神調剤薬局 46.37億円(29.3%)
・メディカル一光 65.40億円(44.2%)
・アインファーマシーズ 127.15億円(14.8%)
・日本調剤 422.77億円(48.8%)

出店関連資産:平均266.08億円(対総資産35.9%):1店舗当0.8億円
・阪神調剤薬局 38.56億円(24.4% ):0.26億円
・メディカル一光 50.13億円(33.8%):0.64億円
・アインファーマシーズ 184.27億円(21.4%):0.34億円
・日本調剤 307.76億円(35.5%):0.73億円

買掛金:平均205.534億円(対総資産27.9%)
・阪神調剤薬局 57.77億円(36.6%)
・メディカル一光 26.74億円(18.1%)
・アインファーマシーズ 225.24億円(26.2%)
・日本調剤 21884 (25.3%)

商品(在庫):平均172.57億円(対総資産23.3%)
・阪神調剤薬局 0.31億円(0.2%)
・メディカル一光 7.98億円(5.4%)
・アインファーマシーズ 81.38億円(9.5%)
・日本調剤 84.19億円(9.7%)

株価:
・メディカル一光:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3353.Q
・アインファーマシーズ:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9627
・日本調剤:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3341.T

PI研コメント:
・ここ最近ドラックスストアは雑貨だけではく、食品を併設し、食品スーパーと競合する業態、特に、メガドラックストアが主流となりつつありますが、調剤に特化したドラックストアもあります。その典型的な企業が阪神調剤薬局、メディカル一光、アインファーマシーズ、日本調剤です。これらのドラックストアは食品併設型と経営指標ではどこに差があるのかを分析してみました。ドラックストア上場企業約20社の平均値も掲載しましたので、その特徴が鮮明に浮かび上がっているといえます。P/Lでは何といっても、原価、経費率です。調剤特化型のドラックストアは原価80%を優に超え、90%近い数値になる場合もあります。結果、売上総利益は10%から15%、いかに調剤が高い原価であるかがわかります。したがって、経費比率も5%から10%となり、その差が営業利益となります。結果、営業利益ですが、6%前後とドラックストア平均を上回っており、収益性は高いといえます。
・一方、B/Sの方ですが、純資産比率がドラックストアの平均36.9%と比べ、アインファーマシー以外低く、財務j的には厳しい状況にあるといえます。その要因は有利子負債と買掛金といえます。また、新規出店に関する資産ですが、1店舗当たりを見ると、ドラックストア平均の0.8億円に対し、かなり低く、店舗規模も小さいスペースで展開が可能ですので、低いといえます。また、在庫ですが、調剤だけあって、総資産比5%から10%であり、ドラックストア平均の23.3%と比べ極端に低いといえます。ただ、店舗数が増えるとアインファーマシー、日本調剤のように約80億円となり、財務を圧迫するほどではないですが、かなりの金額となります。ROA、ROEですが、純資産比率が低く、収益性が高いことから、ROEがドラックストアと比べ、極端に高くなる傾向があり、ドラックストア平均を大きく上回ります。今後、2013年度の最新決算の公表が控えており、各社、どのような経営戦略を打ち出すか注目です。

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April 5, 2013 |

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