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June 2013

June 30, 2013

ハローズ、2014年2月、第1四半期、増収増益!

ハローズ、2014年2月期、第1四半期決算、増収減益:6/27
・http://www.halows.com/
・http://www.halows.com/file/sinchaku/251_0.pdf

P/L関連:
・売上高 207.14億円(5.2)、営業利益 6.62億円(17.3)、経常利益 6.36億円(17.4)、当期純利益 3.72億円(27.7)
・原価 76.17%(昨年76.36%):-0.19、売上総利益 23.83%(昨年23.64%):+0.19
・経費 23.76%(昨年23.74%):+0.02
・マーチャンダイジング力:+0.07%(昨年-0.10%):+0.17
・その他営業収入:3.13%(昨年2.98%):+0.15
・営業利益 3.20%(昨年 2.88%):+0.32

B/S関連:
・自己資本比率 34.9%(昨年34.4%)
・現金及び預金 21.26億円(総資産比5.21%)
・商品 20.82億円(総資産比5.10%)
・買掛金 46.50億円(総資産比11.41%)
・有利子負債 143.51億円(総資産比 35.21%)

ハローズのコメント:
・小売業界におきましては、雇用、所得環境の低迷、電力価格上昇及び消費税増税を控え、生活防衛意識は変わらず、消費者の節約志向、価格の低下傾向が続きました。また、競合店の新規出店及び業態間競争などによる集客及び価格競争が続きました。
・商品面におきましては、「生活防衛企画」である「低価格最善選」及び「緊急30品目の値下げ」の継続により、価格訴求を行うとともに、当社プライベート・ブランド商品の「ハローズセレクション」の開発にも引き続き注力し、商品の充実に努めました。また、「早島物流センター」及び前期に開設した「坂出低温センター」の運用により商品調達コストの低減にも継続して取り組みました。
・店舗運営面におきましては、お客様に安全・安心な商品をご提供するため、鮮度・品質管理の強化、基本である加工技術及び店舗コンディションの向上に継続して努めました。また、東福山店(広島県福山市)、井原店(岡山県井原市)の大規模な改装をはじめとして、十日市店(岡山県岡山市)、東尾道店(広島県尾道市)、御幸店(広島県福山市)などの改装を行い、店舗の魅力アップを図りました。
・店舗開発面では、当第1四半期累計期間中の新規出店はなく、店舗数は広島県20店舗、岡山県23店舗、香川県9店舗、愛媛県4店舗の合計56店舗で、前事業年度末から変動はありません。
・経費面におきましては、前期に委員会などで取り組んだ業務改革や競争見積りなどを継続するとともに、新たな委員会を設けるなどして取り組みを強化しました。また、店舗改装時に行った空調設備、陳列設備の更新、改装店舗を含めた一部既存店舗での照明のLED化など、省エネ型設備による電気使用量・メンテナンス費用の削減も行いました。

ハローズの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2742.Q

PI研コメント:
・ハローズ、2014年2月期、第1四半期決算、増収増益、特に利益がいずれの段階でも2桁増と好調な決算です。特に、今期は原価が改善したことが大きかったといえます。その要因のひとつは、「「早島物流センター」及び前期に開設した「坂出低温センター」の運用、・・」とのことで、物流体制が整備されたことにある思われます。結果、不動産収入、物流収入等のその他営業収入が増加しており、これらの寄与が利益を押し上げたといえます。また、この物流体制が整ったことにより、四国もドミナントエリアとなり、現在、香川県9店舗、愛媛県4店舗と四国エリアへ着々と店舗を増やしています。今後、瀬戸内海全域での新規出店が視野に入ったといえ、ハローズの成長戦略に注目です。

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June 29, 2013

サークルKサンクス、値下げ攻勢、日経新聞6/27!

日経新聞6/27、コンビニ、スーパーとの価格差縮小、逆転現象も
・http://www.nikkei.com/article/DGXNZO56675550X20C13A6TJ0000/
・メーカー品値下げ
・コンビニ、スーパーに対抗、サークルK200品目対象、女性客取り込み
・http://www.circleksunkus.jp/
・価格差縮小、逆転現象も
リード記事抜粋:
・大手コンビニエンスストアでメーカーブランドの商品の値下げが広がっている。サークルKサンクスが来春までに調味料など200品目で5~20%引き下げる。セブン-イレブン・ジャパンも飲料などを値下げしている。コンビニが販売するメーカー品は高いイメージがあったが。割高感を薄めてスーパーを主に利用する主婦ら女性の買い物客を取り込む。
・サークルKサンクスが値下げしたメーカー品
・サントリー「天然水」2リットル:
・サークルKサンクス98円、セブン98、ライフ108、イオン98
・カゴメ「トマトケチャップ」300g
・サークルKサンクス178円、セブン187、ライフ188、イオン188
・キッコーマン「しょうゆ」500ミリリットル
・サークルKサンクス198円、セブン250、ライフ198、イオン198
・花王「アタックNeoバイオEXパワー」
・サークルKサンクス348円、セブン378、ライフ348、イオン295
・P&G「パンテーン(シャンプー)詰め替え」
・サークルKサンクス398円、セブン398、ライフ328、イオン378

・サークルKサンクス:売上速報:2013年5月度
・全店:売上高(昨対101.2%:既存店(昨対96.6%)
・日販(千円)458(昨対96.6%)
・客数(人)769人(昨対96.1%)、客単価(円)595(昨対100.5%)、

ユニーグループH:
・http://www.unygroup-hds.com/index.html
h・ttp://www.unygroup-hds.com/ir/library/earnings_reports/document/1302tanshin.uny.pdf
サークルKサンクスへのコメント:
・サークルKサンクスにおいては、個店ごとの小商圏に対応した店舗オペレーションの向上や立地タイプ別品揃えの構築に努めました。また、新たな客層の獲得を目指し、店内調理の揚げたて惣菜「ごちそうデリカ」の導入店舗数拡大のほか、「淹れたてコーヒー」の販売強化などに取り組みました。

PI研コメント:
・ユニグループH、コンビニ、サークルKサンクスの本格テコ入れがはじまりました。日経新聞6/27によれば、来春までにメーカー品約200品の値下げだそうです。記事の中でも、「親会社のユニーグループ・ホールディングス傘下のスーパーとの共同調達による商品の大量仕入れで、メーカー出荷価格を引き下げる。」とのことですので、総力戦です。結果、平均単価が下がりますので、PI値を引き上げるか、来店頻度を引き上げるか、ここが今後大きな課題となります。顧客が1人2品以上買う、すなわち、PI値のアップはあまり期待できないと思いますので、結果、来店頻度のアップが課題となります。「淹れたてコーヒー」の販売強化に加え、価格訴求、これが今後のコンビニの来店頻度アップ戦略となりそうです。ちなみに、この動き、まいばすけっとへの対抗ともいえ、スーパーよりも、まいばすけっとの価格政策が、特に首都圏ではコンビニの大きな課題かと思います。

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June 28, 2013

銚子丸、2013年5月期、本決算、増収増益!

銚子丸、2013年5月期、本決算、増収増益:6/26
・http://www.choushimaru.co.jp/index.html
・http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1072519&code=3075&ln=ja&disp=simple


P/L関連:
・売上高 179.69億円(0.4)、営業利益 9.45億円(5.5)、経常利益 9.72億円(5.0)、当期純利益 5.51億円(26.7)
・原価 40.57%(昨年41.24%):-0.67、売上総利益 59.43%(昨年58.76%):+0.67
・経費 54.15%(昨年53.73%):+0.42
・営業利益 5.28%(昨年 5.03%):+0.25

B/S関連:
・自己資本比率 61.6%(昨年58.4%)
・現金及び預金 42.54億円(総資産比54.31%)
・商品 2.08億円(総資産比2.65%)
・買掛金 7.91億円(総資産比10.09%)
・有利子負債 3.18億円(総資産比 4.06%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:7.37億円(昨年8.09億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△2.47億円(昨年△2.95億円)
  →有形及び無形固定資産:△1.73億円(昨年△2.64億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△0.97億円(昨年△1.90億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):3.92億円(昨年3.22億円)

銚子丸のコメント:
・外食産業におきましても、消費者マインドの改善を背景に、平成25年3月の外食支出が4カ月ぶりに前年同月を上回るなど明るい兆しは見えるものの、消費者の所得環境に顕著な改善が進まない状況では、景気回復の期待も冷え込む可能性があるなど、引続き厳しい状況が続いております。
・店舗開発につきましては、あざみ野店(平成25年3月)、酒々井プレミアム・アウトレット店(平成25年4月)を新規に出店した結果、当事業年度末の店舗数は81店舗になりました。
・販売促進につきましては、銚子丸らしい商品の拡充と時節の食材によるイベントの継続的開催を実施し、特に産地直送に注力するとともに、当社の主力食材である「生本まぐろ」にこだわったメニューの充実を図り、お客様の来店動機高揚に努めてまいりました。
・次期の見通し:
・当社におきましては店舗数拡大戦略の推進と経営規模拡大に耐え得る体質強化が急務となっております。そのためには「当社の理念及び経営方針を十分に理解し実践できる人材」の確保及び育成が必須と考えており、向上心を引出す新人事・評価制度を導入することにより、計画的な新規出店に耐え得る潤沢な人材を確保し安定的な業容拡大に努めていく所存です。
・今後の店舗展開につきましては引き続き関東圏エリア(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)を重点にドミナント出店による店舗数拡大(新規出店目標8店)を推進し、積極的な営業展開による売上増を目指してまいります。

銚子丸の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3075.Q

PI研コメント:
・銚子丸が2013年5月期の本決算を6/26公表しました。結果は増収増益ですが、「消費者の所得環境に顕著な改善が進まない状況では、景気回復の期待も冷え込む可能性があるなど、引続き厳しい状況、・・」とのことで、売上高はやや厳しい状況です。現在、銚子丸は81店舗ですが、今期新規出店は2店舗にとどまっており、これが原因といえます、その背景には、「店舗数拡大戦略の推進と経営規模拡大に耐え得る体質強化が急務、・・」とのことで、内部体制、特に、人材確保と教育が大きいとのことです。銚子丸は回転すしとはいえ、寿司職人が「お客様からの注文を受けてからお を受けてからお客様の目の前で握る の目の前で握る。切り身ネタの仕入れはあまりなく れはあまりなく、職人 、が魚を下ろすところから が魚を下ろすところから始まる。プロの目をもって鮮度の良し悪しが判断できる。」を貫いており、それを支える店舗も「お客様にとって快適で活気ある空間づくり。銚子丸劇団員としての育成、団結。すし以上に理念(真心)を売る集団、・・」を目指した銚子丸一座を目指していますので、人材教育が課題となっているといえます。一方、今期の増益の要因ですが、経費の上昇を原価の改善で補っており、まさに「利は元にあり」です。今後、銚子丸が首都圏にどのような店舗を展開してゆくか、次の新店に注目です。

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June 27, 2013

アオキスーパー、2013年2月、第1四半期、増収減益!

アオキスーパー、2013年2月期、第1四半期決算、増収減益:6/25
・http://www.aokisuper.co.jp/ir/account.html
・http://www.aokisuper.co.jp/ir/documents/2014Q1_001.pdf

P/L関連:
・売上高 232.50億円(2.3)、営業利益 2.64億円(△34.7)、経常利益 2.87億円(△31.7)、当期純利益 1.29億円(△44.0)
・原価 85.66%(昨年84.92%):+0.74、売上総利益 14.34%(昨年15.08%):-0.74
・経費 17.94%(昨年17.53%):+0.41
・マーチャンダイジング力:-3.60%(昨年-2.45%):-1.15
・その他営業収入:4.80%(昨年4.31%):+0.49
・営業利益 1.20%(昨年 1.86%):-0.66

B/S関連:
・自己資本比率 60.5%(昨年60.8%)
・現金及び預金 64.51億円(総資産比26.38%)
・商品 13.31億円(総資産比3.86%)
・買掛金 51.13億円(総資産比20.91%)
・有利子負債 0.00億円(総資産比 0.00%)

アオキスーパーのコメント:
・当流通業界におきましては、業種・業態を超えた値下げ等による店舗間競争がさらに激化しており、厳しい経営環境が続いております。
・このような状況におきまして当社は、新設店として2月にニッケタウン稲沢店をオープンし、3月にアズパーク店・4月にトップモール稲沢店をリニューアルオープンいたしました。
・販売促進企画として、ポイントカードの新規会員募集やお客様を対象とした食品メーカーとの共同企画によるIHクッキング教室(本社ビル3F)の開催を引き続き実施いたしました。また、競合店対策のため、恒例となりました四半期に一度の大感謝祭・週に一度の日曜朝市及び100円均一等の企画を継続実施いたしました。

アオキスーパーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9977.Q

PI研コメント:
・アオキスーパーが2013年2月期、第1四半期の決算を、6/25、公表しました。結果は新店が寄与し、増収とはなりましたが、利益は原価、経費ともに上昇し、ダブルで圧迫、厳しい結果です。アオキスーパーはディスカウント戦略を採用していますので、食品スーパー業界でも屈指の原価率の低さです。今期は原価が上昇したこともありますが、85.66%、結果売上総利益は14.34%であり、極限に近い数字です。当然、経費はそれ以上となりますので、差し引き、商品売買から得られる利益は大きくマイナス、これを不動産収入、物流収入等のその他営業収入でカバーすることになります。ただ、今期は原価、経費双方上昇していますので、結果、十分にカバーできなかったといえます。今後、アオキスーパーがどのように利益改善に向けて手を打つか、注目です。

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June 26, 2013

薬も価格競争の時代へ?

経MJで大衆薬の安値保証を特集、6/24!
見出し:
・大衆薬「定価」崩す風穴
・長野の薬局、ネット販売で先導、「最安値保証」に会員2万人
・ロキソンニンS 24%安、がスター10 33%安
・流通大手も参入に動く、ドラック店、収益力に影

(記事抜粋)
・一般用医薬品(大衆薬)の実質的な「定価」が崩れ始めた。大衆薬のネット販売が事実上解禁されて5ケ月がたち、通常安売りされない第1類医薬品をメーカー希望小売価格より2、3割安い価格で売るネット通販業者が現れたのだ。先導役は長野県上田市に店舗を構える小さな薬局。ここを起点に、ドラックストアの地殻変動が静かに始まっている。

日本最安値自動更新、Drug For Tress:
・http://d-fortress.com/
・商品カテゴリー:6/24現在
・医薬品・医薬部外品(960)、ヘルスケア(554)、ビューティーケア(231)、・・
・第1類医薬品一覧(19)、第2類医薬品・指定第2類医薬品一覧(249)


株式会社メディール、プレスリリース:2012年6月20日
・http://medeal.jp/index.html
・世界初!自動最安値更新システム搭載!
・メディール、ネット薬局『drug forTress(フォートレス)』開設
・~ボタン1つでネット最安値を瞬時に検索、更新~
・株式会社メディール(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:田中 克明、以下 メディール)は、ネット最安値自動更新システムを搭載したネット薬局『drug forTress(フォートレス)』を開設いたします。(スマートフォンにも対応)
開設背景:
・お客様が自力で安い商品を探す手間を少なくする。メディールは「安さに勝るサービス無し」をモットーに、ボタン1つで瞬時にネット内を検索し、最安値を発見、さらに安い価格設定に自動更新されるシステムを開発いたしました。
・『drug forTress』では、データベース内の販売価格をお客様が更新するので、常に最安値をキープいたします。他店の期間限定セールにも確実に対応いたしますので、自動的に最安値保障となります。

・PI研コメント:
・日経MJ、6/24、1面で「大衆薬「定価」崩す風穴」の特集記事が掲載されました。大手通販でも、ドラックストアでも、外資でもなく、長野県の小さな薬局が起点になって展開されています。第1類医薬品も最安値で、通販で販売されており、すでに、会員2万人とのことで、まさに風穴があきそうな勢いです。仕掛けたのは、メディール、記事では異色の薬剤師として紹介されており、田中社長です。このサイトは、昨年6月に立ち上げっていますので、すでに、1年が経過、その時のプレスリリースでは、「世界初!自動最安値更新システム搭載!」がキャッチフレーズでした。ここへ来て、最高裁判決、それに続き、政府も大衆薬のネット通販の解禁を打ち出したことに、ここに注目が集まったといえます。それにしても、価格はロボットが勝手に各社のサイトを調べてくれるとのことで、これが最安値を保証するとのことで、びっくりです。日経流通の記事の最後は、「クリック1つで価格比較でき、最安値に消費者が群がるネット通販の世界。ネット販売の扉を開いたケンコーコムの存在感が、急速にかすんでしまう可能性がある。」と結んでいますが、まさにそうですね。

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June 25, 2013

トライアルカンパニー、2013年3月本決算、増収増益!

トライアルカンパニー、2013年3月期、本決算、増収増益:6/20
・http://www.trial-net.co.jp/index.htmlhttp://www.trial-net.co.jp/corporate/files/2503PL.pdf

P/L関連:
・売上高 2,784.68億円(10.1)、営業利益 42.76億円(4.3)、経常利益 49.05億円(8.7)、当期純利益 15.48億円(17.5)
・原価 83.29%(昨年82.96%):+0.33、売上総利益 16.71%(昨年17.04%):-0.33
・経費 16.00%(昨年16.33%):-0.33
・マーチャンダイジング力:0.71%(昨年0.71%):+0.00
・その他営業収入:0.83%(昨年0.92%):-0.09
・営業利益 1.54%(昨年 1.63%):-0.09

B/S関連:
・自己資本比率 21.57%(昨年20.53%)
・現金及び預金 98.64億円(総資産比13.53%)
・商品 189.98億円(総資産比26.06%)
・買掛金 331.87億円(総資産比45.53%)
・有利子負債 112.75億円(総資産比 15.47%)

トライアルカンパニーの動き:
合弁による台湾での大型ディスカウントスーパーチェーン事業の展開について:20130410
・http://www.trial-net.co.jp/article/index.php?no=r57
・三商行股份有限公司(本社:台湾台北市、董事長:陳翔立、以下「三商行」)と株式会社トライアルカンパニー(本社:福岡県福岡市東区、代表取締役社長:楢木野仁司、以下「トライアル」)は、台湾で合弁会社を設立し、大型ディスカウントスーパー事業を展開することに合意しました。当初は台湾北部の都市、桃園、新竹地区で大型ディスカウントスーパーの出店を予定しています。
・中国ディスカウントストア1号店出店のお知らせ:20120702
・http://www.trial-net.co.jp/article/index.php?mode=res_view&no=55
・弊社グループは、昨日、7月1日、中国山東省烟台市において、中国国内でのディスカウントストア トライアル1号店となる「特来誼天馬相城店」をオープンいたしましたのでお知らせいたします。
・弊社グループは、国内に140店舗(2012年6月末現在)を展開しておりますが、韓国では、子会社であるトライアルコリア(2004年10月設立 韓国釜山市 代表:陳 鉉淑) が2005年9月に「トライアル ハマン店」をオープンさせ、現在では、14店舗を出店しております。中国では、2011年3月、衣料専門店を上海市にオープンしておりますが、弊社グループの主力業態であるディスカウント業態での中国出店は初めてになります。

トライアルカンパニー:中国で技術者650人を独自調達、倍率25倍の人気を確保
I・T-PRO:2008/04/03:大和田 尚孝=日経コンピュータ
・http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080325/297001/
・中国で650人もの技術者を自前で採用・育成しているユニークな日本企業がある。九州を中心に大型安売り店を展開するトライアルカンパニーだ。同社は日本で使うシステムの開発や保守、運用などに中国の技術者を活用している。

PI研コメント:
・トライアルカンパニーが2013年3月期の本決算を公表しました。結果は増収増益、好決算です。特に、新規出店が昨年の純増7店舗から21店舗となったことが大きく、成長を大きく牽引しました。本日現在、168店舗であり、決算時159店舗ですので、今期も成長力旺盛です。特に、今後、台湾、韓国、そして、中国と、海外戦略も活発化することが予想され、国内だけでなく、海外戦略も注目です。IT-PROの記事では中国に650人の技術者がおり、ここで自動発注の仕組みを含め、IT関連の開発を自前で実施しており、これがトライアルカンパニーの強さの秘訣ともいえます。永田会長も、「現在は、コンピューターテクノロジーを使いこなせるかどうかが、企業の成長の分岐点となっていると言っても過言ではないでしょう。・・」と、HPでコメントしており、トライアルカンパニー=IT企業ともいえます。やや気になるのは原価の上昇が見られ、利益を圧迫していることです。もともと原価率17%前後と低く設定していますので、ここの上昇はキャッシュを生み出す上において、重要な指標ですので、今後、原価の動向も気になるところです。トライアルカンパニー、今後どこまで成長戦略を推し進めてゆくのか、そのゆくへに注目です。

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June 24, 2013

オーケー、2013年3月期、本決算、増収減益!

オーケー、2013年3月期、本決算、増収減益:6/20
・http://www.ok-corporation.co.jp/
・http://info.edinet-fsa.go.jp/


P/L関連:
・売上高 2,503.99億円(6.0)、営業利益 138.30億円(△2.8)、経常利益 144.25億円(△0.9)、当期純利益 92.12億円(11.5)
・原価 79.07%(昨年78.93%):+0.14、売上総利益 20.93%(昨年21.07%):-0.14
・経費 15.39%(昨年15.03%):+0.36
・営業利益 5.54%(昨年 6.04%):-0.50

B/S関連:
・自己資本比率 44.2%(昨年47.3%)
・現金及び預金 562.13億円(総資産比47.34%)
・商品 38.27億円(総資産比3.22%)
・買掛金 275.00億円(総資産比23.16%)
・有利子負債 293.20億円(総資産比 24.69%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:95.61億円(昨年128.79億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:13.28億円(昨年△86.18億円)
  →有形及び無形固定資産:△45.42億円(昨年△19.20億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:133.62億円(昨年△16.96億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):242.52億円(昨年25.65億円)

オーケーのコメント:
・2013年3月:オーケークラブの会員数が約291万人に。
・当期の新店は、2012年3月開店の溝ノ口店(売場726坪)、同年5月開店の戸塚上矢部店(売場593坪)、2013年1月開店の戸越店(売場291坪)、同年2月開店の大和上和田店(売場648坪)、の4店です。翌期の新店は8店、翌々期は10店を予定、2年後に本社を横浜みなとみらい店の上に移転の予定です。
売上が2000億円を超えたら、組織で事業を進めないと3000億円は超えられない。全くその通りと実感しておりまして、目下、人材を集め組織の強化に全力で取り組んでいます。総経費率は15%台は維持しつつ、組織の強化を進めて参ります。
・生き残りをかけた企業間競争が益々激しくなってきました。少子高齢化も目に見えて進展しています。人口の減少が危惧されている中で、どのようにして事業を成長させてゆくのか?経営目標は『借入無しで30%成長の達成』です。
・口先だけでなく、仕上げにかからなくてはなりません。『絶大な顧客満足度の創造』に全力をあげて挑戦し、経営方針の『高品質・Everyday Low Price』を強力に推進し、『極めて謙虚で、極めて誠実、極めて勤勉』を日々実践して参ります。
・目標の達成期限は2014年3月期、すなわち翌期ですが、とりあえず3年延期させてください。現在のビジネスモデルを徹底的に見直して整備します。並行して新たなビジネスモデルを構築・付加して、目標の達成に向かって取り組んで参ります。どうぞ応援してください。
・『オーケーがそばにあって本当に良かったわ』お客様にこう言っていただけるようになろう。オーケーを創業した時の思いでございました。『品質が良くて値段が安い。とても助かっています。』こんなご意見カードも多数いただいております。もっとお店を創って、更に多くのお客様に喜んでいただくようになろう。『極めて謙虚で、極めて誠実、極めて勤勉』、熱烈なオーケーファンを裏切らないよう努力します。お客様の立場に立って、手抜きをせずに、今日よりは明日、明日よりは明後日、と日々改善を重ねまして、熱烈なオーケーファンの輪を更に拡げて参りたいと存じます。

オーケー新店:
・http://www.ok-corporation.co.jp/pdf/akisima.pdf

PI研コメント:
・オーケーが2013年3月期、本決算を6/20公表しました。結果は既存店も堅調で増収とはなりましたが、原価、経費ともに上昇、ダブルで利益を圧迫し、減益となりました。ただ、経費比率は15%台を依然維持しており、『高品質・Everyday Low Price』は堅持しています。今期新店は4店舗、本来であれば、「経営目標は『借入無しで30%成長の達成』です。」の実現に向けて、2014年度を最終年度としていましたが、「目標の達成期限は2014年3月期、すなわち翌期ですが、とりあえず3年延期させてください。現在のビジネスモデルを徹底的に見直して整備します。」とのことです。それだけ、経営環境が厳しいと思われます。来期ですが、「翌期の新店は8店、翌々期は10店を予定、・・」とのことで、今後、出店ペースを引き上げるとのことです。

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June 23, 2013

コンビニ、売上速報、2013年5月、新店、堅調!

コンビニ、売上速報、2013年4月度:
・一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会:2013年5月度:6/20
・ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソン
・http://www.jfa-fc.or.jp/folder/1/img/20130620105224.pdf

コメント:
・今月は上旬の気温が全国的にかなり低く、下旬の気温は北日本から西日本にかけてかなり高くなった。また、全国的に晴れた日が多く、カウンタ-商材や中食など日配品が好調に推移したが、タバコ購入者の減少等もあり、既存店売上高は前年を回復するまでには至らなかった。
・既存店ベースでは来店客数12億1,879万人(前年同月比-0.8%)、売上高7,131億円(前年同月比-1.2%)とともに12ヶ月連続でマイナス、平均客単価585円(前年同月比-0.4%)は4ヶ月連続のマイナスとなった。

売上高:過去1年間掲載
2013年5月
・全 店:785,526百万円(昨年 754,411百万円): 4.1%
・既存店:713,094百万円(昨年 721,601百万円): -1.2%
4月
・全 店:741,461百万円(昨年 723,452百万円): 2.5%
・既存店:673,014百万円(昨年 690,983百万円): -2.6%
3月
・全 店:771,926百万円(昨年 734,678百万円): 5.1%
・既存店:700,336百万円(昨年 702,822百万円): -0.4%
2月
・全 店:669,588百万円(昨年 675,575百万円): -0.9%
・既存店:608,103百万円(昨年 638,311百万円): -4.7%
1月
・全 店:718,029百万円(昨年 689,785百万円): +4.1%
・既存店:653,425百万円(昨年 659,378百万円): -0.9%
12月
・全 店:795,474百万円(昨年 771,301百万円): +3.1%
・既存店:724,874百万円(昨年 739,946百万円): -2.0%
11月
・全 店:737,190百万円(昨年 722,529百万円): +2.0%
・既存店:671,348百万円(昨年 688,793百万円): -2.5%
10月
・全 店:767,358百万円(昨年 749,444百万円):+ 2.4%
・既存店:699,243百万円(昨年 714,157百万円): -2.1%
9月
・全 店:759,759百万円(昨年 737,356百万円): +3.0%
・既存店:693,326百万円(昨年 704,927百万円): -1.6%
8月
・全 店:825,947百万円(昨年 798,911百万円): +3.4%
・既存店:752,523百万円(昨年 762,536百万円): -1.3%
7月
・全 店:818,094百万円(昨年 807,945百万円): +1.3%
・既存店:744,743百万円(昨年 770,276百万円): -3.3%
6月
・全 店:744,687百万円(昨年 730,419百万円):+2.0%
・既存店:678,017百万円(昨年 696,102百万円):-2.6%
5月
・全 店:754,399百万円(昨年 708,379百万円):+6.5%
・既存店:686,285百万円(昨年 674,734百万円):+1.7%

店舗数:
2013年5月
・47,935 店舗(昨年45,307店舗): +5.8%
4月
・47,703 店舗(昨年45,012店舗): +6.0%
3月
・47,510 店舗(昨年44,814店舗): +6.0%
2月
・47,345 店舗(昨年44,791店舗): +5.7%
1月
・46,963 店舗(昨年44,520店舗): +5.5%
12月
・46,905 店舗(昨年44,397店舗): +5.6%

客数:
2013年5月
・全 店:1,323,512千人(昨年 1,265,910千人):+ 4.6%
・既存店:1,218,787千人(昨年 1,228,810千人): -0.8%
4月
・全 店:1,235,336千人(昨年 1,193,574千人):+ 3.5%
・既存店:1,137,460千人(昨年 1,156,863千人): -1.7%
3月
・全 店:1,261,194千人(昨年 1,195,643千人):+ 5.5%
・既存店:1,161,278千人(昨年 1,165,048千人): -0.3%
2月
・全 店:1,089,579千人(昨年 1,087,697千人):+ 0.2%
・既存店:1,006,417千人(昨年 1,052,519千人): -1.9%
1月
・全 店:1,148,394千人(昨年 1,112,233千人):+ 3.3%
・既存店:1,058,461千人(昨年 1,078,605千人): -4.4%
12月
・全 店:1,241,453千人(昨年 1,210,735千人):+ 2.5%
・既存店:1,146,711千人(昨年 1,165,602千人): -1.6%

客単価:
2013年5月
・全 店:593.5円(昨年 595.9円): -0.4%
・既存店:585.1円(昨年 587.2円): -0.4%
4月
・全 店:600.2円(昨年 606.1円): -1.0%
・既存店:591.7円(昨年 597.3円): -0.9%
3月
・全 店:612.1円(昨年 614.5円): -0.4%
・既存店:603.1円(昨年 603.3円): -0.03%
2月
・全 店:614.5円(昨年 621.1円): -1.1%
・既存店:604.2円(昨年 606.5円): -0.4%
1月
・全 店:625.2円(昨年 620.2円): +0.8%
・既存店:617.3円(昨年 611.3円): +1.0%
12月
・全 店:640.8円(昨年 637.1円): +0.6%
・既存店:632.1円(昨年 634.8円): -0.4%

部門売上高:
2013年5月
・日配食品:構成比34.0%:+7.0%
・加工食品:構成比27.5%:+3.1%
・非 食 品:構成比33.5%:+0.5%
・サービス:構成比 5.0%:+16.8%
・合  計:構成比100.0%:+4.1%
4月
・日配食品:構成比34.6%:+5.5%
・加工食品:構成比26.7%:+0.9%
・非 食 品:構成比33.9%:+0.7%
・サービス:構成比 4.8%:+3.4%
・合  計:構成比100.0%:+2.5%
3月
・日配食品:構成比34.4%:+7.5%
・加工食品:構成比27.0%:+5.3%
・非 食 品:構成比33.6%:+1.5%
・サービス:構成比 5.1%:+12.7%
・合  計:構成比100.0%:+5.1%
2月
・日配食品:構成比34.0%:+1.6%
・加工食品:構成比27.1%:+0.3%
・非 食 品:構成比33.9%:-2.4%
・サービス:構成比 4.9%:-13.0%
・合  計:構成比100.0%:-0.9%
1月
・日配食品:構成比33.2%:+5.2%
・加工食品:構成比27.3%:+3.2%
・非 食 品:構成比34.1%:+0.9%
・サービス:構成比 5.4%: 26.5%
・合  計:構成比100.0%:+4.1%
12月
・日配食品:構成比34.1%: +6.6%
・加工食品:構成比26.4%:+2.8%
・非 食 品:構成比34.0%:-0.3%
・サービス:構成比 5.4%: 5.5%
・合  計:構成比100.0%:+3.1%

参考:
日配食品
・米飯類(寿司、弁当、おにぎり等)、パン、 調理パン、惣菜、漬物、野菜、青果、水物(豆腐等)、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナー、ベーコン等)、牛乳、乳飲料、乳製品(バター、チーズ等)、練物(ちくわ、かまぼこ等)、生菓子(ケーキなどの和洋菓子)、サラダ、デザート類(プリン、ゼリー、ヨーグルト等)等
加工食品
・菓子類(生菓子を除く)、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、アルコール飲料(日本酒、ウイスキー、ワイン等)、調味料(味噌、しょう油、うま味調味料、ソース等)、嗜好品(コーヒー、お茶等)、食塩、砂糖、食用油、米穀、乾物、各種の缶・瓶詰類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品、焼きのり等
非食品
・雑誌、書籍、新聞、衣料品、袋物類、文房具、ブラシ、玩具、雑貨、たばこ、ペットフード、乾電池、テープ、CD、電球・蛍光灯、電卓、燃料、人形、サングラス、履物、園芸用品、ゲームソフト、花火、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、陶磁器・ガラス器、金物、紙製品、フィルム、切手、はがき、収入印紙、装身具等サ ー ビ スコピー、ファクシミリ、宅配便、
サ ー ビ ス
・コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、ギフト券、乗車券、各種チケット、テレフォンカード、宝くじ、D.P.E、レンタル、航空券、宿泊券、クリーニング等

PI研コメント:
・コンビニ、2013年5月度の売上速報が6/20、一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会から公表されました。全47,935店舗の集計であり、ほぼ、日本のコンビニを網羅しているといえます。その結果ですが、全体は新店が堅調に推移、4.1%の伸びです。依然としてコンビニ新規出店ラッシュが続いており、これが既存店のマイナスをカバーしています。その既存店ですが、客数、客単価ともに下がり、-1.2%の減少です。日配食品は7.0%と好調ですが、非食品が0.5%とたばこの一巡で伸び悩んだことが大きいといえます。そのたばこの変わり、ドリップコーヒーの効果は日配食品の伸びからも顕著なようで、今後、どこまで日配食品を伸ばし、全体を牽引してゆくかが気になるところです。ここ最近、コンビニ各社、単品ポイント還元に積極的です。単品ポイントは顧客、特にS顧客の来店頻度を高める政策であり、今後、既存店の活性化にどこまで寄与できるか、この動向にも注目です。

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June 22, 2013

神戸物産、2013年10月、中間決算、増収減益!

神戸物産、2013年10月期、中間決算、増収減益:6/14
・http://www.kobebussan.co.jp/
・http://www.kobebussan.co.jp/upload/ir/IRNews/318/318_130614_001.pdf

P/L関連:
・売上高 795.93億円(1.8)、営業利益 12.36億円(△45.3)、経常利益 22.84億円(△10.4)、当期純利益 11.65億円(△12.6)
・原価 93.76%(昨年92.86%):+0.90、売上総利益 6.24%(昨年7.14):-0.90
・経費 4.67%(昨年4.24%):+0.43
・営業利益 1.57%(昨年 2.90%):+1.33

通期予想:
・売上高 1,706.00億円(8.4)、営業利益 50.80億円(20.0)、経常利益 50.30億円(6.8)、当期純利益 28.90億円(36.1)

B/S関連:
・自己資本比率 20.1%(昨年23.6%)
・現金及び預金 305.46億円(総資産比36.65%)
・商品43.18億円(総資産比5.18%)
・買掛金 140.07億円(総資産比16.80%)
・有利子負債 353.60億円(総資産比42.43%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:1.05億円(昨年19.14億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△84.50億円(昨年△30.00億円)
  →有形及び無形固定資産:△29.80億円(昨年△18.52億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△18.01億円(昨年△39.17億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):1.62億円(昨年0.93億円)

神戸物産のコメント:
・当社グループは「第6次産業「真」の製版一体」というグループ目標を掲げ、1次産業において農畜産、水産物を収穫し、国内外グループ工場での食品加工までを一貫して行う食品メーカーとして安心・安全なオリジナル商品をベストプライスで安定供給する一方、ムダ、ロス、非効率を徹底的に排除したローコストオペレーションを実践して参りました。その一環として、従来より進めております外食事業の推進を図るとともに、株式会社ジー・コミュニケーショングループの外食事業に対し、神戸物産グループの食材提供を実現させていきたいと出資を行っております。
・当第2四半期連結累計期間の業務スーパー事業における出店状況は、出店28店舗、退店5店舗、純増23店舗の結果、総店舗数は637店舗となりました。

神戸物産の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3038.O

PI研コメント:
・業務スーパーの神戸物産、昨年とは一転、2013年10月期、中間決算、増収減益と厳しい結果となりました。原価、経費ともに上昇、ダブルで利益を圧迫しており、大幅な減益です。神戸物産の業務スーパーは、その大半がフランチャイズであるため、収益はフランチャイズフィー、すなわち、加盟店収入であり、原価率は90%を超え、小売業とは別次元の会計システムです。したがって、経費比率も5%を下回り、本部経費のみの費用となります。結果、わずかなブレも経営に大きな影響を与え、特に今期は「消費者の節約志向や低価格志向が続く一方、原材料価格の高騰等により、。。」とのことで、経営環境の悪化も大きかったといえます。店舗数は今期637店舗、業務スーパー市場もそろそろ飽和気味と思われ、今後、どのような成長戦略を打ち出してゆくのか、その動向に注目といえます。

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June 21, 2013

ツルハH、2013年5月期、本決算、増収増益、好調!

ツルハホールディングス、2013年5月期、本決算、増収増益:6/18
・http://www.tsuruha-hd.co.jp/
・http://www.tsuruha-hd.co.jp/common/datadir/gyouseki_dat_20130618145717.pdf

P/L関連:
・売上高 3,430.19億円(6.9)、営業利益 220.01億円(15.4)、経常利益 238.21億円(19.4)、当期純利益 134.61億円(27.1)
・原価 71.64%(昨年71.71%):-0.07、売上総利益 28.36%(昨年28.29%):+0.07
・経費 21.94%(昨年22.34%):-0.40
・営業利益 6.42%(昨年 5.95%):+0.47

通期予想:
・売上高 3,620.00億円(5.5)、営業利益 235.00億円(6.8)、経常利益 243.11億円(2.1)、当期純利益 137.28億円(2.0)

B/S関連:
・自己資本比率 63.7%(昨年61.6%)
・現金及び預金 121.10億円(総資産比7.44%)
・商品444.06億円(総資産比27.29%)
・買掛金 364.21億円(総資産比22.38%)
・有利子負債 9.34億円(総資産比 0.57%)
・ポイント引当金10.63億円(売上対比0.30%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:141.34億円(昨年3.87億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△188.74億円(昨年△9.88億円)
  →有形及び無形固定資産:△△26.23億円(昨年△18.39億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△17.83億円(昨年△18.71億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△65.22億円(昨年△24.72億円)

ツルハホールディングスのコメント:
・ドラッグストア業界においては、業種の垣根を越えた業務・資本提携や生き残りをかけた企業の統合・再編の動きが強まっているほか、競合他社の出店や価格競争はさらに激化しており、経営環境は一層厳しさを増しております。
・このような状況のもと、当社グループではカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、戦略的な営業施策を実施いたしました。具体的には、お客様のニーズに対応する高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、高品質で低価格のプライベートブランド商品「M's one(エムズワン)」の積極的な展開、利便性を考慮した食品の導入拡大、地域特性を踏まえた営業時間の見直しなどが功を奏しました。下期は北日本をはじめ一部地域で記録的な大雪による客数の鈍化がみられたものの、販促策や陳列の工夫により販売点数が引き続き伸長したほか、インフルエンザ、花粉症等の対策関連商品の需要増も加わり、既存店売上高は好調に推移いたしました。
・出店につきましては、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より87店舗の新規出店と21店舗の閉店を実施いたしました。この結果、当連結会計年度末のグループ店舗数は直営店で1,074店舗となりました。なお、タイ国内の当社グループ店舗は5店舗となりました。
調剤業務について :
・当社グループにおいては、調剤専門薬局および調剤併設店舗があり、調剤研修センターを利用した薬剤師の専門的な知識の習得、スキルアップなどに積極的に取り組んでおります。また、当社グループは、調剤過誤を防止すべ く交差監査体制(一人が処方箋に基づき調剤作業を実施し、別人が調剤監査を実施する体制)を導入し、服薬指導時における薬品名・用量確認など細心の注意を払って調剤業務を行っております。また、万一に備え、調剤薬局全 店舗において「薬剤師賠償責任保険」に加入しております。しかしながら、調剤薬の欠陥・調剤過誤などにより訴 訟を受けることがあった場合、社会的信用を損なうなどの理由により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性が あります。

ツルハホールディングスの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3391.T

PI研コメント:
・ツルハH、2013年5月期の決算です。現在、財務3表連環分析2013を作成中ですが、この5月期を加えてリリースしたいと思います。もうしばらく、お待ちください。ツルハH、絶好調です。新店が順調に拡大し、北海道、東北、関東と約300店舗、バランスのとれたドミナント展開加速中です。財務内容も今期さらに改善し、キャッシュフローは思いきった攻め、積極的な強気の経営戦略です。それにしても、調剤、まだ、約2割であり、今後、調剤も本格導入がはじまるのではと思います。また、今後は薬の通販も課題であり、この好調な決算を背景に、今期、ツルハHはさらに成長を加速させるのではと思います。今後のツルハHの成長戦略に注目です。

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June 20, 2013

アドバンテッジパートナーズ、メガネスーパー、本格再建!

メガネスーパーに見るアドバンテッジパートナーズとの再建戦略
・http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1070595&code=3318&ln=ja&disp=simple
中長期的な当社の経営戦略:
・市場・業界全体としてはシニアが過半数以上でかつ成長市場となっております。また、近年3プライス業態の動きと若年・中年層中心のヒット商品が顕著である一方、ローカルチェーンや個人店などが依然として過半数以上を占める構造は変わっておりません。当社は、「シニア・ミドル層の深耕」と、「アイケアを軸にした重視した戦略」により、ローカルチェーン・個人店が抱えるサービス重視の顧客層への認知強化を図りつつ、低中価格3プライス業態と明確に差別化されたポジショニングを確立します。結果として、一点商品単価ではなく、一客購入単価の向上を図ります。
・こうしたポジショニング確立に向けては、本社を中心とする徹底的なコスト削減策の継続実施、累計70店におよぶ黒字化が困難な赤字店舗の閉鎖、全店リニューアルをめざした量的拡大などにより改善する収益構造を基盤に、「アイケア」ニーズを顕在化させる積極的なマーケティングと店舗においてこれらのニーズをみたすソリューション提供体制を構築し、店舗の収益率を向上させて参ります。

当社が取り組んでいる中期経営計画上の課題:
・ターゲット顧客層を獲得する上での当社の強みの活用:
・ドル・シニア世代は、すでに当社の主要な顧客基盤であり、その約半分は「ファッション性」よりも検眼やフィッティングを初めとする「アイケア」を重視する顧客層。
・このような顧客層に対しての検査や過去蓄積してきた顧客データベースなど当社の強みをより一層生かすことでさらなる顧客基盤を拡大。
オペレーションの改善とリニューアル :
・本社サポートによる既存の個店毎に特定された店頭訴求、商品、接客などの課題解決、施策展開による単価・件数の増加。
・今後は、新しい店舗モデルの展開に先行して、関東におけるリニューアルを進め、さらには、全店拡大に向け量的に拡大。
マーケティングと店舗サービスの最適化ビジネス(店舗)モデルの構築:
①集客のためのマーケティング:
・主要な顧客基盤たるミドル・シニア世代をより明確にターゲットとすることで、アイケアに関する個々の顧客の潜在ニーズを顕在化させ、新規数及び再来数をさらに一段拡大。
・既存店舗の質の向上が図れてきたことを踏まえ、顧客への訴求という観点から、改装と連動したTV広告の再開、タレントをキャラクターに起用した新しいクリエイティブによる広告を展開。
これにとどまらず、地域・商圏毎の広告宣伝媒体の多様化と相乗効果の最適化など、より一層対外訴求効果を改善。
・特に、新規獲得に向けては、ミドル・シニア層に適した「アイケア」を中心とした商品・サービスのマス向けの打ち出し、再来確保に向けてはウェブを中心とした展開を重視、有用な顧客データをもとにした情報配信、商品・サービスやソリューション提案を直接顧客とやりとりすることにより、実質的な商圏の拡大及び広告宣伝効果の効率向上を図る。
②顧客化のための店舗サービスの最適化:
・集客のあり方の進化に伴い、店舗のあり方も従来の小売りの物販型モデルにとらわれず、付加価値のあるサービスを重視。
・タブレットPCなどのITの活用と人材の役割専門化を通じてコストを抑制しながら売上が向上する収益モデルへ変更。
・顧客への付加価値の提供という観点からは、集客施策により顕在化する顧客のニーズに対して、「アイケア」ニーズに対応した競合と差別化可能なレンズ製品の品揃えや、ミドル・シニア層に適した企画開発型のオリジナルフレーム商品の拡大を推進。
・商品ラインの変更と平仄を合わせ、商品・サービスの付加価値を積極的に上げ、一部競合よりも絶対水準として高い価格あたりの価値を高くし、買上率を一段と拡大させる。
結果として、坪効率も向上させ、より面積の小さい店舗における店舗展開を可能に。
出店:
・閉鎖や改装による既存店の構造改革及び既存店の新モデルへの転換による売上拡大に一定の目処がつき次第、投資対効果の高い新モデルでの出店を再開。
・また、M&Aによる店舗の獲得も機会に応じて検討。

アドバンテッジパートナーズ:
・http://www.advantagepartners.com/index.html
・1997年に日本初のバイアウト専用ファンドへのサービス提供を開始。日本のプライベート・エクイティ投資の黎明期から市場の立ち上げを担ってきた国内独立系サービスプロパイダー
サービス提供先ファンドにはこれまで28件の投資を実施。投資実行・投資回収の両面において国内最高レベルの実績
・アドバンテッジパートナーズがサービスを提供しているファンドは、内外の投資家からコミットを得ている3,400億円超の投資に加えて、他のグローバルな機関投資家からの協調投融資を合わせて大規模案件にも対応可能
・アドバンテッジパートナーズ共同代表・笹沼泰助氏―プライベートエクイティの社会的役割を完遂する
・http://www.globis.jp/404-
リチャード フォルソム 氏 共同代表パートナー
・http://www.careerinq.com/interview/top/advantage/000196.shtml

PI研コメント:
・この再建戦略のポイントは「一点商品単価ではなく、一客購入単価の向上」、ここにあるといえます。そのために、「シニア・ミドル層の深耕」と「アイケアを軸にした重視した戦略」が対になります。これはこれまでのPOS分析からは出てこない発想であり、iD-POS分析でなければ解けない結論です。POS分析では一点単価、すなわち、客単価=金額PI値の世界、瞬間の売上げを追いかけることになります。金額PI値=PI値×平均単価ですので、結果、価格訴求、PI値アップに走りがちとなります。ところが、一客単価はiD-POS分析特有、iD-POS分析でなければ算出できない指標、ID金額PI値ですので、次元の違う展開となります。ID金額PI値=ID客数PI値×金額PI値ですので、金額PI値よりも、ID客数PI値、すなわち、来店頻度を重視する政策となります。結果、誰の来店頻度か、シニアとなり、顧客政策が最優先課題となります。したがって、金額PI値は下げても、ID客数PI値、来店頻度を引き上げ、結果、売上、利益を上げてゆこうという戦略であり、理にかなった政策といえます。その後の、戦術もこの趣旨にのっとっており、首尾一貫している計画であり、i D-POS分析での経営戦略づくりのモデルのひとつといえます。数年後、どのような結果がでるか、メガネスーパーの今後の動向に注目です。機会があれば、メガネ業界のi D-POS分析、挑戦してみたいですね。

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June 19, 2013

メガネスーパー、厳しい決算、投資ファンド、再建支援!

ガネスーパー、経営再建、2013年4月期、本決算、減収減益:6/14
・http://www.meganesuper.co.jp/
・http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1070595&code=3318&ln=ja&disp=simple

P/L関連:
・売上高 159.69億円(△16.7)、営業利益 △16.07億円、経常利益 △16.54億円、当期純利益 △22.92億円
・原価 33.49%(昨年33.40%):+0.09、売上総利益 66.51%(昨年66.60%):-0.09
・経費 76.56%(昨年73.31%):+3.25
・営業利益 -11.05%(昨年 -6.71%):-4.34

通期予想
・売上高 180.00億円(12.7)、営業利益 9.00億円、経常利益 9.00億円、当期純利益 7.00億円

B/S関連:
・自己資本比率 △18.1%(昨年1.3%)
・現金及び預金 4.91億円(総資産比4.19%)
・商品24.23億円(総資産比20.70%)
・買掛金 9.52億円(総資産比8.13%)
・有利子負債 94.87億円(総資産比 81.07%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△22.28億円(昨年△19.05億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:1.66億円(昨年4.01億円)
  →有形及び無形固定資産:△1.40億円(昨年△0.24億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:12.87億円(昨年18.48億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△7.73億円(昨年3.44億円)

メガネスーパーのコメント:
・眼鏡等小売業界におきましても、個人消費は依然として節約志向・選別志向の傾向は根強く、継続的な眼鏡等小売市場規模の低迷や企業間の販売競争の激化などで厳しい経営環境が続いております。
〈店舗〉
・当事業年度において、新生メガネスーパーとして26店舗をリニューアルオープンし、ロゴを含めた外見の判りやすさ・近代化、よりお客様が選びやすく、居心地の良い陳列・内装、気軽さの中に革新性・本格さを感じられる新しいフローの接客など、多岐に亘っての改善を行いました。また、前事業年度より取り組んでおります事業構造改革を更に加速すべく、38店舗の閉鎖を実施いたしました。
・当社では、主に賃借店舗によって眼鏡用品、コンタクトレンズ用品等の小売業を行っております。店舗数は平成25年4月30日現在、341店舗となっております。当社の出店方針の特徴は、「すべて直営店である」という点にあります。
事業等のリスク:
・眼鏡小売市場は、バブル崩壊後の景気低迷に伴う消費の冷え込みに加え、低価格専門店(いわゆる「スリープライスショップ」や「ワンプライスショップ」)の台頭に代表される販売単価の下落もあり、規模が縮小傾向にあります。今後も少子化の進展、コンタクトレンズの普及促進等のマイナス要因が懸念される一方、高齢化の進展による老眼鏡市場の拡大、マルチメディアの普及に伴う近視用眼鏡需要の増加等、市場拡大要因も見込まれます。業界各社にとっては、これらの需要を着実に取り込むためのタイムリーな店舗展開、消費者ニーズを的確に捉えた店舗コンセプト及び商品戦略が、業績拡大のための大きな課題となっております。
・このような環境の中、業界各社による市場シェア拡大のための出店競争は熾烈を極めております。当社は、スクラップアンドビルドによる効率的な出店政策及び顧客ニーズに合った店舗展開により競争に対応していく方針でありますが、今後の市場動向、競合の進展状況によっては、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
継続企業の前提に関する重要事象等:
・当社は、前事業年度末決算において、前々期末に発生した債務超過を解消いたしましたが、当事業年度におきまして、営業損失1,607百万円、経常損失1,654百万円を計上し、事業構造改革の加速により、当期純損失2,292百万円を計上した結果、2,115百万円の債務超過となっております。当該状況により、当社は、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他会社の経営に重要な影響を及ぼす事象が存在しております。
・当該状況を解消すべく、当社は、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合、及び、同組合がサービスを提供するファンドからの経営支援を受け、引き続き事業再生を推し進めております。

大株主による新株予約権の行使方針に関するお知らせ:
・平成 25 年 5 月 20 日に公表いたしました「ライツ・オファリングとしての株主割当て(無償)による上場型新株予約権の発行に関するお知らせ」に関連し、当社上位株主である投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズⅣ号・適格機関投資家間転売制限付分除外少人数等投資家向け及び AP Cayman Partners Ⅱ,L.P.、Japan Ireland Investment Partners より、当社第 5 回新株予約権(以下「本新株予約権」といいます。)について、各上位株主それぞれが割当てを受けた本新株予約権(※)のうち過半数を行使する意向であることを確認いたしましたので、お知らせいたします。

メガネスーパーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3318.Q

PI研コメント:
・メガネスーパーが2013年4月期の本決算を6/14、公表しました。現在、メガネスーパーは、投資ファンド、アドバンテッジパートナーズの支援を受け、経営再建中ですが、結果は減収減益、厳しい決算となりました。原価、経費ともに、上昇、利益は赤字決算、結果、債務超過となり、「継続企業の前提に関する重要事象等」が発生しています。今後、アドバンテッジパートナーズとどのような経営再建を図ってゆくのか、その動向が気になるところですが、これについては、別途、経営再建を目指した中期経営計画として、その具体策を改めて取り上げたいと思います。

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June 18, 2013

サトウのごはん、切り餅、震災備蓄需要一巡!

サトウ食品、2013年4月期、本決算、増収減益:6/11
・http://www.satosyokuhin.co.jp/
・http://www.satosyokuhin.co.jp/corp/pdf/settle/h2504kessan4.pdf

P/L関連:
・売上高 267.44億円(0.8)、営業利益 3.87億円(△42.2)、経常利益 4.50億円(△55.9)、当期純利益 1.79億円(709.2)
・原価 66.15%(昨年65.35%):+0.80、売上総利益 33.85%(昨年34.65%):-0.80
・経費 32.38%(昨年32.11%):+0.27
・営業利益 1.47%(昨年 2.54%):-1.07

通期予想:
・売上高 282.00億円(5.4)、営業利益 10.00億円(158.2)、経常利益 10.00億円(122.2)、当期純利益 6.10億円(240.6)

B/S関連:
・自己資本比率 40.4%(昨年43.4%)
・現金及び預金 18.04億円(総資産比7.54%)
・商品16.34億円(総資産比6.83%)
・買掛金 4.27億円(総資産比1.78%)
・有利子負債 102.04億円(総資産比 42.65%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△12.25億円(昨年54.10億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△17.57億円(昨年△4.59億円)
  →有形及び無形固定資産:△17.64億円(昨年△△4.64億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:27.41億円(昨年△49.87億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△2.40億円(昨年△0.36億円)

サトウ食品のコメント:
・当社を取り巻く市場環境も、雇用や所得環境の改善が進まない中、消費税増税や電気料金値上などの先行き不安材料から、生活防衛意識による消費者の節約・低価格志向の継続に加え、原材料価格の上昇もあり、厳しい状況で推移いたしました。
・このような状況の中、当社は、安全・安心かつ美味しさの追求に重点をおいた包装餅及び包装米飯の適正価格での健全な販売及び製品の安定供給に努めるとともに、お客様の消費動向を捉えながら多様化する消費者ニーズに対応した販売企画等の各施策に取り組んでまいりました。
・包装餅製品につきましては、シニア市場への提案商品である「美味しさ」を訴求した特定産地製品である「新潟魚沼産こがねもち」「滋賀羽二重糯」や、発売3年目となる3つのやさしい(環境にやさしい、飾り場所を選ばず飾りやすい、女性にやさしい)をコンセプトとした「サトウのやさしい鏡餅」は、消費者の認知が広がりを見せ堅調に推移いたしました。
・また、市場が低価格商品に偏る中、他社とは一線を画した品質重視の販売に取り組んでまいりましたが、東日本大震災以降各家庭における保存食品としての備蓄需要が、当第4四半期会計期間(平成25年2月~4月)において軟調に推移いたしました。
・包装米飯製品につきましては、当社原料米仕入先との共同企画による各県の農産品や名産品を産地直送する販売促進企画を継続的に実施し販売拡大に努めてまいりました。
・また、発売以来製品に原料米の産地銘柄名を明確に表示していることに加え、当社独自製法による各家庭での炊き立てごはんと同様の香り・食味・食感を2分で再現可能商品であることが、消費者の安全・安心意識及びニーズにマッチし堅調に推移いたしました。

サトウ食品の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2923.T

PI研コメント:
・サトウ食品工業が2013年4月期の本決算を公表しました。結果は増収減益、特に、利益が原価、経費ともに上昇し、厳しい決算となりました。「利益面につきましては、原材料価格の上昇や販売促進費等の増加に加え、営業外収益における受取手数料が前年同期に比較し減少した結果、・・」とのことで、原価、経費双方から圧迫を受けたとのことです。また、売上高も、震災備蓄需要が一巡し、サトウのごはん、切り餅の需要が一段落とのことで伸び悩みました。ただ、来期は一転、増収増益予想であり、シニアシフト、女性シフトの新商品を強化するとのことで、今後、サトウ食品工業の商品開発の動向に注目です。


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June 17, 2013

Chain Store Ageパワーカテゴリー2013、0615へ投稿!

Chain StoreAge2013、0615、パワーカテゴリー投稿!
・http://www.dfonline.jp/
・Power Categoryを強化し、来期、消費税引き上げを乗り切れ!
・「社会保障と税の一体改革」に関係する法律が、2012年8月に成立し、消費税率が14年4月1日から8%、翌15年10月1日から10%への引き上げが決まった。消費税率の引き上げが約10ケ月後と迫った現在、食品スーパーが取り組むべき対策のひとつは、その影響を予想し、現状の商品力をいかに強化し、底上げするかである。
今回取り上げるPower Categoryは、まさに、食品スーパーの経営を支えるっ重点カテゴリーであり、残された約・10ケ月、どこまでこれらの商品力を引き上げられるかが、大きな課題といえる。そこで今回は、ここで取り上げた珠玉のPower Categoryをもとに消費税引き上げに向けてどのように強化を図っていけば良いかを解説したい。
図表1:
・1世帯当たり年間の品目別支出金額(全世帯、勤労者世帯)
・食品と消費全体を1989年(消費税3%)と1997年(消費税5%)で対比

見出し:
・消費税率引き上げ前の駆け込み需要、その後の反動に備えよ!
図表2:
・消費税引き上げに影響を受ける可能性の高いPower Category

・駆け込み需要、反動が想定されるPower Categoryを見極めよ!
図表3:
・Power Category上位3品の構成比

・メリハリをつけたPower Categoryの商品力強化に取り組め!
図表4:
・首都圏ベストのPower Category一覧

食品:
・中華調味料、ルウカレー、キムチ、マカロニ、お茶漬けの素、インスタントカップ麺、冷凍麺、冷凍ピザ、ごま油、マヨネーズ、ドリンク剤、チルドカップコーヒー、牛乳、野菜系飲料、ヨーグルト、チーズ、畜肉ハム、食パン、ビスケット・クッキー、ガム、インスタント袋麺
酒類:
・ビール、ワイン(果実酒)、ウイスキー、RTD、新ジャンルアルコール飲料、ノンアルコールビールテイスト飲料、日本酒
雑貨:
・トイレ用芳香剤、ウエットティッシュ(除菌タイプ)、室内用芳香剤、防虫剤、除湿剤、家庭用手袋、接着剤、大人用紙オムツ、ローソク。犬用品・用具、ハンドソープ

PI研コメント:
・Chain Store Age、2013年6月15号へ、Power Categoryの巻頭記事を投稿しました。今回は「Power Categoryを強化し、来期、消費税引き上げを乗り切れ!」と題し、来年4月に迫った消費税の引き上げに関し、いかに、このPower Categoryの底上げをはかるかが重要であることを解説しました。今回からKSP-SP社のPOS分析を活用してPower Categoryを分析しました。これまではPI値を指標にしていましたが、今回から金額PI値を指標に単品の分析をしています。金額PI値=PI値×平均単価ですので、金額PI値は、PI値だけなく、平均単価をも加味された総合指標ですので、より、トータルに商品の評価が可能となっています。また、冒頭で家計調査データの独自の分析も入れましたので、POSデータと連動すると、より実践的に活用できると思います。

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June 16, 2013

MonotaRO、好調、商品300万点突破!

MonotaRO 鈴木雅哉 社長インタビュー:ソフトバンク、ビジネス+IT
・300万点超のB2Bネット通販事業でROE35%の秘密
・見出し:
・http://www.sbbit.jp/article/cont1/26412?ref=130613bit
・今では300万点以上の間接資材を取り扱うB2Bネット通販
・小さくテストして大きく育てる
・ROE35%を実現するビジネスモデル
・システムは内製化を図り、自社のベストプラクティスを作る
・大企業へのセカンドチャレンジ、海外展開、PB拡充

MonotaRO、2013年12月期、第1四半期決算、増収増益:4/25
・https://www.monotaro.com/
・http://pdf.irpocket.com/C3064/qzIz/uQK2/gUc6.pdf

P/L関連:
・売上高 77.39億円(15.7)、営業利益 9.54億円(44.9)、経常利益 9.56億円(45.4)、当期純利益 6.58億円(75.2)
・原価 69.18%(昨年72.07%):-2.89、売上総利益 30.82%(昨年27.93%):+2.89
・経費 18.49%(昨年18.06%):+0.43
・営業利益 12.33%(昨年 9.87%):+2.46

通期予想:
・売上高 353.33億円(22.9)、営業利益 40.46億円(38.3)、経常利益 40.46億円(37.6)、当期純利益 24.07億円(42.5)

B/S関連:
・自己資本比率 54.2%(昨年48.7%)
・現金及び預金 25.16億円(総資産比22.99%)
・商品28.45億円(総資産比26.00%)
・買掛金 22.07億円(総資産比20.16%)
・有利子負債 13.00億円(総資産比 11.88%)

MonotaROコメント:
・当社グループが主として販売する工場用間接資材業界におきましては、一部業種の国内生産活動の回復等により、ようやく底打ちを感じるところまできており、景気刺激政策による景気好転の期待感が強い状況となっております。
・このような経済環境のなか、当社グループは、データマイニングツールを活用した効率的なファクシミリやダイレクトメールによるチラシの発行、インターネットを使った広告など、引き続き積極的なプロモーション活動を展開し、さらに、昨年11月にねじ・ボルト関連の取扱いアイテム数350,000点超という国内最大級の品揃えを実現したことに伴い、本年3月にこれのなかから特に厳選した約15,000点掲載の「ねじ・ボルトカタログVol.1」を新規に発行するなど、本年2月には取扱いアイテム数300万点突破を実現させ、あらゆる業種のあらゆる間接資材をワンストップでご購入いただける環境を一層充実させ、顧客の幅広い要望に対応すべく、顧客の利便性向上と間接資材購買の効率化サポートに積極的に取り組んでまいりました。
・このほか、販売面では、日替わり特価や各種キャンペーンの実施など、顧客の購買意欲の高揚策も積極的に行ってまいりました。これらの施策を実施したことにより、当第1四半期連結累計期間中に54,269口座の新規顧客を獲得することができ、当第1四半期連結会計期間末現在の登録会員数は、946,431口座となりました。
・当社グループは、積極的なプロモーション活動と利便性向上策の実施など、顧客の離脱防止と新規顧客の獲得により、当社の第1四半期連結累計期間の業績は概ね計画を若干上回る状況で推移しておりますが、今後の見通しは決して楽観できるものではありません。

MonotaROの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3064.T

PI研コメント:
・MonotaRO、工場用間接資材のネット通販会社ですが、業績好調です。MonotaROは「2000年10月、住友商事と米国グレンジャー社の出資により住商グレンジャーとしてその歴史をスタートさせ、2006年2月に現社名となった。」とのことで、住友商事が母体となって独立し、東証一部へ上場した会社です。現在、約95万人の顧客を抱え、約300万点の商品を扱っています。物流センターは兵庫県と宮城県にあり、この2ケ所から全国の顧客へ配送しているとのことです。創業当時から検索に力を入れていたとのことで、ホームページも商品が見つかりやすいような工夫が随所にみられます。それにしても、第1四半期大幅な増収増益、特に利益が好調です。その要因はPBへの取り組みに力を入れたことが要因のひとつといえ、原価が劇的に改善しています。ネット通販であるがゆへに、顧客政策には力を入れており、「顧客の購買意欲の高揚策、・・」、「顧客の離脱防止と新規顧客の獲得、・・」などi D-POS分析の基本をしっかり抑え、マーケティングに取り組んでおり、食品スーパー業界も、今後、i D-POS分析を実践に活かす上においても、モデルとすべき、先進企業といえます。

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June 15, 2013

マルヤ、2013年3月期、厳しい本決算!

マルヤ、2013年3月期、本決算、増収増益:5/13
・http://www.maruya-group.co.jp/index.html
・http://www.maruya-group.co.jp/pdf/annual_reports/25.3-all.pdf

P/L関連:
・売上高 237.73億円、営業利益 △11.66億円、経常利益 △11.52億円、当期純利益 △25.10億円
・決算期の変更(2月20日を3月31日)に伴い、当期は平成24年2月21日から平成25年3月31日までの変則決算となります。このため対前期増減率は記載しておりません。
・原価 79.13%(昨年77.31%):+1.82、売上総利益 20.87%(昨年22.69%):-1.82
・経費 32.50%(昨年30.56%):+1.94
・マーチャンダイジング力 -11.63%(-7.87%):-3.76
・その他営業収入 6.42%(昨年6.23%):+0.19
・営業利益 -5.21%(昨年 -1.64%):-3.57

通期予想:
・売上高 246.48億円、営業利益 0.31億円、経常利益 0.10億円、当期純利益 △0.30億円
・決算期の変更(2月20日を3月31日)に伴い、平成25年3月期は平成24年2月21日から平成25年3月31日までの変則決算となります。このため対前期増減率及び対前年四半期増減率は記載しておりません。

B/S関連:
・自己資本比率 36.5%(昨年52.3%)
・現金及び預金 10.44億円(総資産比9.25%)
・商品6.92億円(総資産比6.13%)
・買掛金 14.31億円(総資産比12.68%)
・有利子負債 35.54億円(総資産比 31.49%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△1.79億円(昨年△13.49億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:1.67億円(昨年4.45億円)
  →有形及び無形固定資産:△1.82億円(昨年△0.76億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△42.48億円(昨年△1.96億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):2.22億円(昨年△11.01億円)

マルヤのコメント:
・当社は、このような厳しい事業環境のなか、2012年11月に株式会社ゼンショーホールディングスの連結子会社となりました。グループ入り後は、「地域社会に愛され信頼される店づくり」という当社の経営理念を達成すべく、グループシナジーを最大限に活用し、生鮮部門の強化や取扱い商品の拡充など抜本的な取り組みを開始しました。
・一部の店舗において改装を行い、また設備及び取扱商品等を全面的に見直すなど収益改善に向けて取り組みました。その一方で、不採算店舗を5店舗閉鎖した結果、当事業年度末の店舗数は、生鮮コンビニダウンタウンを含め49店舗となりました。
・なお、当社は決算期を変更しており、2013年3月期は2012年2月21日から2013年3月31日までの変則決算となるため、文中の前年同期比の記載は行っておりません。
継続企業の前提に関する重要事象等:
・当社は、2007年2月期(第45期)以降営業損失を計上しております。また当事業年度の損益は営業損失11億6千6百万円、当期純損失25億1千万円を計上しており、引き続き事業の業績の着実な改善に取り組んでまいります。当該状況により当社には、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
・当該状況を確実に解消すべく、株式会社ゼンショーホールディングスの連結子会社となりました。抜本的な構造改革のスピードを加速させ、またグループシナジーを最大限に活用することで、既存店舗の売上高及び入客数を向上させ収益の改善を図ってまいります。

マルヤの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9975.T

PI研コメント:
・マルヤ、ゼンショーの子会社となり、はじめての決算です。それに伴い、今期から決算期が2月から3月となり、変則決算です。結果は厳しい状況であり、現在、本格的なリストラに取り組んでいます。原価、経費ともに大幅アップ、赤字幅も拡大し、コメントにもあるように、「継続企業の前提に関する重要事象等」という経営状況です。このような厳しい決算結果を受け、今後、ゼンショーがどのようにマルヤの経営再建を図るのか、その動向に注目です。

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June 14, 2013

都市型小型スーパー徹底研究、セミナー終了!

セミナー、都市型小型スーパー徹底研究、終了、6/12!
・http://www.marken.co.jp/marken_seminar/2013/06/post_525.shtml

内容:
第1部13:00-15:00 都市型小型スーパー、成長戦略に活路!
1)都市型小型スーパーオープンラッシュの背景
  ・首都圏の人口、世帯数、の2035年までの動向
  ・都市の店舗密度と買い物難民問題
2)まいばすけっとの強さを探る
  ・首都圏300店舗突破、北海道にも新規出店!
  ・コスト構造、マーチャンダイジング戦略
3)主要チェーンの都市圏戦略最新動向
  ・イオン食品スーパー首都圏500店舗超、ピーコック買収
  ・セブン&アイHD、食品館出店増、ヨークマート、シェルガーデン
  ・ヤオコー、都市型戦略店舗開発加速、惣菜強化、ポイントカード戦略
  ・マルエツ、Tカードと連携、首都圏多業態との相互集客
  ・オオゼキ、圧倒的な坪効率の高さ、青果部門の強さが光る
  ・阪急オアシス、高質食品専門館、位相差マーチャンダイジング

第2部15:15-16:45 都市型小型スーパーのマーチャンダイジング戦略
1)都市型小型スーパーのマーチャンダイジング研究
  ・生鮮部門:野菜のバラ売り、鮮魚対面販売、国産黒毛和牛
  ・惣菜部門:時間帯別MD、顧客別カテゴリーの構築
  ・日配部門:PBとNBのバランス訴求
  ・加工食品部門:PBの安さと「こだわり商品」により客層拡大
  ・酒類部門:日本酒、焼酎乙種、ワインで来店頻度アップ
2)都市型小型スーパーのMDの決め手、来店頻度アップのポイント
  ・生鮮3品、惣菜カテゴリーでの来店頻度動機付け
  ・加工食品のクロスマーチャンダイジング成功のポイント
  ・ポイント還元による顧客の購入頻度アップ
  ・高齢者の支持するカテゴリー

(解説)
・都市型スーパーは現在、出店ラッシュといえる状況、各社が積極的に新フォーマットをつくり、参入しています。今回はその中で、主にまいばすっとに焦点を当て、解説しました。サブテーマは、「まいずけっとは新業態?」です。
・まいばすけっとは、現在、最も勢いのある都市型小型スーパーであり、すでに首都圏、東京都と神奈川県に300店舗以上出店しており、札幌でも新規出店がはじまりました。これだけ短期間で、首都圏に集中的に新規出店をできるのはコンビニかまいばすけっとぐらいであり、小売業の中でも、現在、成長率No.1といえます。
そのまいばすけっとは新業態なのか、ここが本セミナーのテーマです。ポイントは3点、POS分析、i D-POS分析、・そして、価格政策です。まいばすけっとを食品スーパーの視点でとらえると解けません。どう見ても中途半端だからです。ところが、コンビニからの視点で見ると、見事にその優位性が鮮明になります。まいすけっとはコンビニキラーであるといえ、コンビニとともに、コンビニを追いかける形で、特に、大都市で今後、成長してゆく可能性を秘めた小売業といえます。
・ポイント1のPOS分析ですが、PI値1%に答えがあります。この観点から見ると、コンビニはすきだらけ、食生活を満たすにはあまりにカテゴリーが偏っています。まいずけっとは、この点、ほぼ100%満たしており、食品スーパーほどではないですが、最低限の食生活を支える商品がすべて揃っています。ちなみに、PI値1%を超える食品はこの世の中に約200品しかありません。
・次に、ポイント2のi D-POS分析ですが、これは頻度が答えです。今回はじめて、本邦初公開、CFM(Customer Frequent Management)の概念をセミナーで提示しましたが、まいばすけっとは、このFがキーであり、これを高める商品構成を確立できるかどうかがポイントです。ワオンの分析がまだ充分になされてはいないようですが、いずれ、これが重要な課題となると思います。まいばすけっとは商圏が300mから500mですので、その商圏内の顧客の高頻度来店が継続的になされないと成立しないといえ、そのためにはPOS分析ではなく、i D-POS分析がキーとなります。このFを高める商品を見つけ出すにはPOS分析では不可能であり、i D-POS分析以外ないからです。ちなみに、北海道のセイコーマートはこのCFMを実践していますので、札幌でまいばすけっととぶつかった時、顧客がどちらを選ぶか、まいばっすけっとの真価が問われることになります。札幌でまいばすけっとが成功すれば、全国主要都市、そして、海外戦略も可能といえます。
・そして、ポイント3の価格政策ですが、これはトップバリュにあり、重点商品の大半はトップバリュで価格訴求がかかっています。コンビニはもちろん、食品スーパーとも充分に対抗できる価格です。ただ、これがいきすぎて、明治ブリガリアヨーグルト、ハウスバーモンドカレーなどトップブランドをカットしており、これはCFMの観点からは見直すべきかと思います。
・さて、結論ですが、まいばすけっとは業態開発途上といえ、特に、i D-POS分析の観点からマーチャンダイジングが見なおされると、さらに、業態開発が進むと思います。また、今回のセミナーでは十分に触れませんでしたが、物流戦略も現状はイオンの施設に依存しており、今後、業態確立するにはコンビニのような独自のロジスティックスの確立が不可欠といえます。
・今回はテキストだけでなく、写真を100枚以上使い、実践的な面からの解説も加えましたので、わずか4時間のセミナーですが、立体的にまいばすけっとを理解できたのではないかと思います。

PI研コメント:
・今回のセミナーははじめてパワーポイントを縦で作成したテキストを使いました。これまで、パワーポイントは横でしか作ったことがなかったのですが、あえて縦にしました。その理由は、スマホ時代に合わせて、将来、スマホでセミナーを受講した場合、どんなイメージになるか確かめたったからです。実は、パズドラが同じ発想であり、ガンホーがこのゲームソフトをスマホで展開するには横ではなく、縦でゲームをつくるべきだと発想し、パズドラは縦画面になったといいます。やはり、スマホは横ではなく、縦ですね。実際、パズドラも縦だからこそ、操作しやすといえます。まいばすけっと、関心が高いテーマであり、今回、実際にまいばすけっととお付き合いしているメーカーの方が多数参加し、セミナー終了後、様々な質問、意見をいただきました。好評につき、第2弾が企画されるとのことですので、今回、参加できなかった方も次回ご検討ください。


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June 13, 2013

イオン北海道、まいばすけっと、店舗数拡大!

イオン北海道、まいばすけっと、7店舗展開、6/12現在!
・http://www.aeon-hokkaido.jp/home.html
・南4条東4丁目店:2012年3月:186平米
・南5条西10丁目店:2012年3月:145平米
・南8条西4丁目店:2012年5月:141平米
・南13条西22丁目店:2013年2月:174平米
・北2条東7丁目店:2013年2月:162平米
・北5条西22丁目店:2,013年2月:166平米
・宮の森2条店:2013年2月:217平米

2013年2月期、本決算単信より:
・http://www.aeon-hokkaido.jp/corporation/ir/finance_img/pdf/tanshin_2013.pdf
・「成長戦略の構築」では、宅配事業・小型スーパー事業・ディスカウント事業を社長直下の「新規事業部」として新たに組織編成を行いました。小商圏フォーマットのEDLP(Every Day Low Price)を基本としたマーチャンダイジングを軸とした小型スーパー事業の「まいばすけっと」は、1号店を2012年3月にオープンし2013年2月末までに7店舗体制で運営し、増加する単身世帯・高齢者世帯への対応を行ってまいりました。

次期の見通し:
・また、札幌圏における小型スーパー「まいばすけっと」の多店舗展開を着実に軌道に乗せるとともに、サイクルの路面店を新規出店させるなど専門店化の実験にも取り組み、GMS事業以外の新たな業態開発を深化させて成長戦略を推進してまいります。また、道産デーの更なる強化や地域に支持される新たなWAONカードの開発等にも取り組み地域密着経営を今後も継続して進めてまいります。
会社の対処すべき課題:
・これまでのGMS事業以外の事業の柱としての新たな業態開発を目指すべく、新たな出店モデルの開発や、ネットスーパーの売上高の拡大と黒字化の実現、札幌での小型スーパーの事業化推進など新たな取り組みに積極的にチャレンジしてまいります。また、サイクルなどの事業化を可能とする強力な専門店化カテゴリーの育成、展開にも取り組んでまいります。

Chain Store Age:The Interview:
・http://www.dfonline.jp/articles/-/6538?page=3
・2012年2月期の既存店売上高は5期ぶりに前年実績をクリア
・小型SM「まいばすけっと」とネットスーパーで成長戦略描く!
・イオン北海道代表取締役社長 柴田祐司
・記事抜粋:
・「まいばすけっと」は当社の次期成長エンジンと位置づけています。
札幌市のマーケットを分析してみると、人口は増加傾向で高齢者が多く住んでいます。札幌市外と比べてクルマの保有率は低く、自転車や徒歩圏内で買物する消費者が多い。だから「まいばすけっと」が出店できる余地はたくさんあると判断しました。
・「『まいばすけっと』をやりなさい」と言われたわけではなく、自ら手を挙げました。当社の成長戦略を考えたときに、GMSやSCをあまり出店できないならば、それとは異なる業態を新規に手掛けることでしか成長できないと考え、「『まいばすけっと』にチャレンジさせてください」と岡田元也社長に直談判しました。
・GMS1店舗の投下資本回転数は1~1.5回転ほどで効率はあまりよくはありません。ところが「まいばすけっと」ならば仮に1店舗の年商を2億円として計算すると、初期投資が4000万円ならば投下資本回転率は5回になります。それが100店舗になればそれだけで年商は200億円です。
・最低でも100店舗は展開できるという結論になりました。今後、「まいばすけっと」を確実に成功させ、競合他社のシェアを奪取していきます。

PI研コメント:
・イオン北海道がまいばすけっとを本格展開です。すでに、7店舗がサッポロに出店、今後、100店舗を目指すとのことです。本来であれば、マックスバリュー北海道が手がても良いのではと思いますが、イオン北海道の柴田社長が自ら手をあげたそうです。したがって、GMSを展開するイオン北海道の新規事業としての展開となります。まいばすけっと、札幌でもビジネスモデルが成り立つことが実証できれば、全国の全世界の主要都市での展開が視野に入りますので、この取り組むは今後のまいばすけっとのゆくへ左右するといえ、その動向に注目です。

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June 12, 2013

セブン&アイH、ヴェリタスで特集記事!

日経ヴェリタスでセブン&アイH、特集、6/9!
・セブン、巨大「経済圏」で勝ち抜く
・購買力の強さ背景に勢力拡大
・http://www.7andi.com/

記事抜粋:
・日本最大級の流通コングロマリット、セブン&アイH。競争力の源泉となっているのは、PBメーカーなどを巻き込んだ巨大「経済圏」。取り扱い規模が10兆円に迫る、その実態を描き出す。そして、経営トップの鈴木会長に現在の市場環境や今後の戦略を聞いた。
大手メーカーとPB次々:
・即席麺「虎の子」まで、総菜でも強まる支配力
図表:
セブン経済圏:
・PB経済圏:山崎製パン(パン、デザート)、東洋水産(インスタントラーメン)、日清食品(カップラーメン)、サントリー酒類・サッポロHD(ビール)、ハウス食品・キューピー(カレールー、マヨネーズ)
セブン&アイに浸食される経済圏:
・カフェチェーン、外食、ドラックストア

鈴木会長「コンビニ市場は飽和していない」
・質を重視し、違いを打ち出す:
・「他社が考えないところまで徹底して追求することだ。「金の食パン」には蜂蜜を入れたが、他社はここまでやらないだろう。品質は私が自らチェックする。・・」
・「米国社会でコンビニがどうあるべきかを追求してきた。現地の味覚を研究し、鮮度の良い食品を提供するため物流センターも作り替え、米国でもコンビニが成立することを証明してきた。・・」

米国での復活、カギは物流再構築
・20年越しの改革が結実、1万店体制視野に:
・まず取り組んだのが物流システムの作り直し。広い国土に対応するため大規模物流施設からトラックで商品を店舗に運んでいたが、鮮度が悪く品切れも多かった。
・いったん従来の物流施設を売却し、配送拠点を分散化する再編を実施。95年にはサンドイッチなど鮮度が重要となる商品の専用工場を稼働させるなど、総菜やファストフードに強い日本式の手法を持ち込んだ。

決算短信:2013年2月本決算:
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/
_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2013_0404kt.pdf
・新たな事業展開に向けた取り組みといたしましては、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが、北米におけるコンビニエンスストア事業の拡大と収益の向上に向けた体制を強化するため、SEJ Asset Management & InvestmenCompany を設立し、7-Eleven, Inc.が実行する今後の事業拡大を支援する体制を構築いたしました。
・北米事業におきましては、7-Eleven, Inc.が平成24年12月末時点でフランチャイズ店の5,870店舗(前年同月末比433店舗増)を含む8,118店舗(同969店舗増)を展開しております。店舗面では、テキサス州に展開するTetco, Inc.などの店舗取得を含めた1,078店舗を出店するなど、積極的な店舗網の拡大を図りました。販売面では、ファスト・フード商品やプライベートブランド商品の開発及び販売に引き続き注力いたしました。これらの取り組みに加え、ホットフードやノンアルコール飲料の売上が伸長したことなどにより、当連結会計年度におけるドルベースの米国内既存店商品売上高伸び率は2.9%増となりました。なお、チェーン全店売上高は、ガソリン売上の伸長もあり1兆8,521億62百万円(前年同期比14.0%増)となりました。

セブン&アイHの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3382.T

PI研コメント:
・セブン&アイHが6/9の日経ヴェリタスで特集されました。いま注目のPB、金のシリーズが好評とのことで、金の食パンに加え、金の麺が写真入りで掲載されています。NBとのPBも価格競争から、最高級の質を追求した独自の開発競争へとの流れができつつあるといえます。鈴木会長のインタビューにもあるように、「他社が考えないところまで徹底して追求することだ。「金の食パン」には蜂蜜を入れたが、他社はここまでやらないだろう。品質は私が自らチェックする。・・」とのことで、ここまで徹底することが秘訣といえます。また、アメリカのセブンイレブンも大改革を継続しており、とうとうアメリカ流の物流センターを日本流に作り変えてしまったとのことです。これまでの物流センターを売却したのは知っていましたが、コンビニ用に新たに作り変えるとは凄い発想です。鮮度を重視した物流網の構築をするには、これまでのチェーンストア理論の仕組みでは無理があるという結論かと思います。セブンイレブンが世界中の物流戦略を一変させそうな動きといえ、今後の動向に注目です。


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June 11, 2013

ニールセン、スマートフォン調査、女性のID-TI値、好調!

ニールセン、スマートフォンの利用者属性別のサービス利用状況を分析
・http://www.netratings.co.jp/
・http://www.netratings.co.jp/news_release/2013/05/20130528.html

女性の利用時間は男性の1.4倍
・メディア視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:武智 清訓)は、5月20日に提供を開始したスマートフォン視聴率情報Mobile NetView(モバイル・ネットビュー)の3月データの結果を発表しました。このデータをもとに、スマートフォンからのサービス利用状況(アプリ利用、及び、Webサイト訪問の合算)を性年代別で比較したところ、それぞれの属性での特徴が明らかになりました。
・まず、男女別で一人あたりの月間利用時間をみると、女性の利用時間は47時間、男性は34時間となり女性の利用時間が男性を13時間上回っていました。1日あたりで考えると(1ヶ月31日換算)平均で25分程度長く利用されていることになります。
・次に、男女別でのサービス利用の内訳をみると、LINEと楽天市場の女性のリーチが男性よりも高く、特にLINEでは19ポイントと大きな差がありました。年代別では、全ての年代でGoogleが提供している検索、地図の2つのサービスの利用が上位になっています。スマートフォンを利用した検索、地図利用が幅広く定着していることがわかります。また、LINEは、10代、20代のリーチが高く、特に10代のリーチは90%と突出して利用されていることがわかりました。楽天市場は年代が上がるにつれ、各年代で利用されるサービスの中で順位があがっていきます。特に40代以上では3位となり、LINEよりも高いリーチとなっています。
・また、特徴的だったのはブログサービスの利用です。10代ではアメブロが73%、livedoorブログが68%と2つのサービスで高いリーチとなっています。また20代でもアメブロが61%となっており、若年層に支持されているメディアとなっています。
・長年PCからのWebサイトの利用動向を計測してきたニールセンは、スマートフォンは利用者の属性によって、その利用状況が大きく異なるスクリーンであると認識しています。それはスマートフォンがより生活に密着したツールであり、個人の嗜好が反映されやすいためです。スマートフォンでビジネスを展開する企業は、自社がターゲットとしている層がどのくらい該当サービスを利用しているのか、その利用状況を詳細に把握することが、今後マ―ケティングプランを策定する上でさらに重要になるでしょう。」と述べています。

Mobile NetViewについて
・Mobile NetViewは日本全国の4000名(iOS、Android各2000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。

【ニールセン株式会社 会社概要】
・会社名: ニールセン株式会社
・英文社名: Nielsen Co., Ltd.本社所在地:
・〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-25-18 渋谷ガーデンフロント
・資本金: 1億円
・設立: 1999年5月
・代表者: 代表取締役会長兼CEO 福徳 俊弘
・代表取締役社長兼COO 武智 清訓

PI研コメント:
・ニールセンが5/28、スマートフォン調査を公表しました。スマートフォン調査は「従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。」とのことで、時間がキーワードとなります。i D-POS分析の価格を時間に転嫁した分析であり、TI値を活用しています。特に、ここではID-TI値がポイントであり、一定期間での総利用時間がポイントとなります。その結果ですが、「女性の利用時間は47時間、男性は34時間となり女性の利用時間が男性を13時間上回っていました。」とのことで、女性の方がよく利用しているということです。特に、「LINEと楽天市場の女性のリーチが男性よりも高く、特にLINEでは19ポイントと大きな差、・・」とのことですので、LINEが決めてになっているようです。今後、スマートフォン、ますまず重要なツールとなるといえ、今後のニールセンの調査結果に注目です。


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June 10, 2013

クックパッド、本決算、スマホシフト、空前の売上高!

クックパッド:2013年4月期、本決算、大幅増収、大幅増益:6/7
・http://info.cookpad.com/
・http://info.cookpad.com/wp-content/uploads/20130607_13.4_t.pdf
・http://info.cookpad.com/wp-content/uploads/13.4_s_.pdf

P/L関連:
・売上高 49.82億円(27.4)、営業利益 26.44億円(37.1)、経常利益 27.01億円(41.6)、当期純利益 16.16億円(45.6)

・原価 1.10%(昨年 1.14%):-0.04、売上総利益 98.90%(昨年 98.86%):+0.04
・経費 45.81%(昨年 49.50%):-3.69
・営業利益 53.09%(昨年 49.36%):+3.73

B/S関連:
・自己資本比率 83.2%(昨年 86.0%)、
・現金及び預金56.67億円(総資産比75.98%)
・有利子負債 0.0億円(総資産比 0.00%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:18.47億円(昨年5.61億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△16.83億円(昨年△0.43億円)
  →定期預金の預入による支出△15.00億円(昨年0.00億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△0.09億円(昨年0.28億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):1.89億円(昨年5.38億円)

クックパッドのコメント:
・国内携帯電話市場は2012年4月から2013年3月までの携帯電話出荷台数は4,181万台となり、うちスマートフォンの出荷台数は前年度比23.0%増の2,972万台と、出荷台数全体の71.1%を占める結果となりました(2013年5月、株式会社MM総研調べ)。スマートフォンの需要が引き続き好調に推移しており、日常生活におけるインターネットの利用シーンが拡大しています。
・このような状況の下、のべ月間利用者数は順調に推移し、2013年4月時点で3,267万人(前年同月比34.5%増)となりました。また、当サービスは日常の生活動線上で利用されているため、日常生活の多様なシーンでインターネットの利用が可能なスマートフォンとの相性が非常に良く、特にスマートフォンからの利用者が順調に増加し、1,641万人(前年同月比100.8%増)となりました。
・多様化するデバイスに適応したサービスの展開にも注力し、2012年6月にはiPadならではの大きな画面や直観的な操作性を活かしたiPadアプリをリリースし、2013年2月にはよりユーザー目線に立った設計を重視して開発したリニューアル版iPhoneアプリをリリースしました。その結果、2013年4月末時点でiPhone/iPadアプリ、androidアプリを含めたアプリの総ダウンロード数が1,400万を突破しました。
・また、「クックパッド」の価値の源泉は多くの利用者により投稿された多様なレシピであると考えております。利用者がより楽しくレシピを投稿できるためのサービス改善を続けた結果、レシピ数も堅調に増加し、2013年4月末には累計投稿レシピ数が145万品を超えました。
会員事業:
・会員事業では、「クックパッド」の一部機能の有料提供を行っています。スマートフォン利用者数の増加に牽引されてスマートフォンからのプレミアムサービス入会者数が順調に増加し、2013年4月末のプレミアム会員数は95万人を超えました。その結果、会員事業の売上高は3,001百万円(前年同期比29.2%増)となりました。
・管理栄養士が「節約」「スピード」「太らない」の3つのテーマでレシピを選んで組み合わせた献立を毎日提供する「プレミアム献立」、専門家が美容・ダイエット・健康などのテーマごとに厳選して紹介する「専門家厳選レシピ」などの新サービスを追加しました。材料から検索して献立を決める方法だけではなく、クックパッド側から献立やレシピを提案するなど、利用者の多様なニーズに対応していきます。
「クックパッド」の国際化について:
・当社は、世界中の人々に利用される「食を中心とした生活インフラ」を目指します。そのために、まずは「クックパッド」の国際化に取り組みます。「クックパッド」のレシピ数は英語圏の主なレシピサイトと比較しても充実しており、また日本食は世界中でも愛されています。英語等の他言語で「クックパッド」のレシピが掲載され、世界中の利用者がレシピを掲載できるサイトの構築に取り組みます。

クックパッドの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2193.T

PI研コメント:
・クックパッドが6/7、2013年4月期の本決算を公表しました。結果、空前の売上げ、空前の利益です。現時点で世界No.1、145万のレシピを誇る企業となりました。No.2が100万件ですので、圧倒的な世界一といえます。今期好調な決算の理由は何といってもスマホシフトであり、結果、会員数が大幅増加、95万人とのことです。逆算すると、1人年間約3,000円ですが、これがクックパッドの屋台骨を支えています。これまでネット事業は広告収入が基盤でしたが、クックパッドは新たなビジネスモデルをつくり始めているといえます。また、この95万人の会員獲得の裏には130万人の1ケ月無料会員がいるとのことです。したがって、クックパッドは0顧客、Z顧客、S顧客の3つの顧客セグメントがあるといえ、今後、このZ顧客へ新たなサービスを提供し、S顧客へのランクアップをはかってゆくとのことです。まさに、iD-POS分析、CFMですね。また、スマホのダウンロードも「2013年4月末時点でiPhone/iPadアプリ、androidアプリを含めたアプリの総ダウンロード数が1,400万を突破し、・・」とのことです。これは奇しくも、ガンホーのパズドラと同じ数であり、スマホの標準アプリとなったといえます。クックパッド、いよいよ、国際化を目指すとのことで、次の事業展開に注目です。


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June 09, 2013

GとうふⅢ、ビグ・ザム、相模屋、発売スタート!

GとうふⅢ、めぐりあい編、相模屋!
・http://sagamiya-kk.co.jp/index.html
・http://sagamiya-kk.co.jp/big-zam/b_top.html
・ビグ・ザムとうふ量産!特設サイト!
・http://sagamiya-kk.co.jp/big-zam/
・開発趣旨:If ”ビグ・ザムが量産の暁には、連邦なぞあっという間にたたいてみせるわ”
・機体概要、作戦司令、穀物供給、指令映像、戦場記録、お中元・・
相模屋の由来:
・戦後間もない昭和26年、戦争で夫を失った江原ひさが、生計を支えるためはじめた町のおとうふ店。それが「相模屋豆腐店」のはじまりです。戦後の混乱期、深刻な食糧不足を背景に、ひさは「商売をするなら、やはり食べ物を扱いたい」と思い、目をつけたのが、栄養豊富で日本人の食生活に欠かせない「おとうふ」。その決断をさせたのは、姉夫婦の存在でした。姉夫婦が豆腐の製造機械とおとうふをつくれる職人を送り込んでくれたのです。ひさは、相模屋豆腐店をはじめることができました。ひさは、まさに創業の恩人である姉夫婦への感謝を込め、彼らの住む地にちなんだ名前を屋号につけました。相模屋の「相模」は、神奈川県の古い国名「相模」を意味します。「相模屋」は、創業の恩人に対する感謝と敬意を表している名前なのです。社名に込められた「感謝する心」。それは創業から60年以上を経た今も、相模屋の事業の根底にあります。「お客様やお取引様、お世話になった方々への感謝の思いを、おとうふづくりを通して伝えていきたい」。その変わらぬ思いをつづけています。

日本経済新聞:Web版:2013/6/6 21:34
・ガンダム豆腐、第3弾は「ビグ・ザム」 相模屋食料
・ http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF0603O_W3A600C1TJG000/
記事抜粋:
・豆腐最大手の相模屋食料(前橋市)は7日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するロボットを模した豆腐の第3弾「ビグ・ザムとうふ」を発売する。胴体と足の部分を再現した豆腐の2個セット(計540グラム)。価格はオープンで、店頭想定は500円前後。全国のスーパー、同社の通販サイトで販売する。

ITmedia:2013年06月06日 15時30分 更新
・戦局が変わる:「ビグ・ザム」量産に成功、しかもアボガド風味
・食わせはせん、食わせはせんぞー!?
・http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1306/06/news096.html
記事抜粋:
・相模屋食料は6月6日、「機動戦士ガンダム」とのコラボレーション商品第3弾として「ビグ・ザムとうふ」を発表した。6月7日(金)に発売する。
・「ザクとうふ」「鍋用!ズゴックとうふ」に続くシリーズ第3弾。この1年で累計260万機(丁)を量産した相模屋食料が、作中では量産の計画がありながら実現できなかった巨大モビルアーマー「ビグ・ザム」の量産に乗り出す。

PI研コメント:
・とうふ、すごい商品です。相模屋、とうとう100億円突破です。今後、1,000億円を目指すとのことです。「機動戦士ガンダムとうふ」、鳥越社長の発想と決断力が企業を成長させているといえ、びっくりです。食品スーパーの中では和日配は野菜と並び、PI値最高の商品群であるにもかかわらず、注目度が低い商品といえます。洋日配と比べ、大手企業がほとんどなく、日配の字のごとく、毎日配送するがゆえに、全国流通にのらず、地元の中小メーカーに支えられている商品群であるといえ、規模の経済を追求することは難しいと思われてきました。しかも伝統技術を守り続けてきた商品でもあり、職人の手作りを基本とし、製造方法もいまでも秘伝が多いといえます。このような商品の典型ともいえるとうふが、相模屋により大きく変わろうとしています。この6年間で売上高が4倍という急成長です。今後、相模屋のとうふ、注目です。

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June 08, 2013

イーブックジャパン、電子出版好調、第1四半期決算!

イーブックイニシアティブジャパン:
・2014年1月期、第1四半期決算、大幅増収増益:6/3
・http://www.ebookjapan.jp/ebj/
・http://contents.xj-storage.jp/contents/36580/T/PDF-GENERAL/140120130603056754.pdf

P/L関連:
・売上高 8.64億円(38.4)、営業利益 1.02億円(17.9)、経常利益 1.02億円(18.0)、当期純利益 0.61億円(26.7)
・原価 55.32%(昨年51.50%):+3.82、売上総利益 44.68%(昨年48.50%):-3.82
・経費32.86%(昨年34.64%):-1.78
・営業利益 11.82%(昨年 13.86%):-2.04

通期予想:
・売上高 40.13億円(31.8)、営業利益 4.71億円(5.8)、経常利益 4.71億円(5.6)、当期純利益 2.85億円(13.9)

B/S関連:
・自己資本比率 60.1%(昨年54.8%)
・現金及び預金 14.13億円(総資産比 73.70%)
・商品 0.02億円(総資産比0.00%)
・買掛金5.96億円(総資産比31.09%)
・有利子負債 0.00億円(総資産比 0.00%)
・ポイント引当金:0.38億円(総資産比2.01%:売上対比)

イーブックイニシアティブジャパンのコメント:
・出版業界においては、電子書籍への取り組みが本格化しており、紙と電子を同時、もしくはほぼ同時に提供する作品が増加しております。経済産業省が、国内の出版物を2012年の1年間で6万冊電子化することを目指して推進した「コンテンツ緊急電子化事業」は平成25年3月で終了し80,893ファイル(コンテンツ緊急電子化事業特設サイトより)が制作されました。
・携帯電話市場においては、平成24年度通期の総出荷台数が4,181万台(前年度比2.2%減)となり、そのうちスマートフォンが2,972万台(前年度比23.0%増)となり、総出荷台数に占めるスマートフォンの比率は71.1%となりました。(株式会社MM総研調べ)なお、株式会社MM総研では今後もスマートフォン出荷台数が堅調に推移し、2013年度の総出荷台数4,220万台(前年度比0.9%増)のうちスマートフォン出荷台数は3,240万台(9.0%増)となり、スマートフォン出荷台数比率は76.8%になると予測しています。
・このような事業環境のもと、当社においても品揃えの拡充と新規会員の獲得のためにプロモーションなどを実施、・・
電子書籍配信
・当第1四半期累計期間は、コミックを中心に品揃えの拡充に努めるとともに、テキストデータ形式のフォーマットを昨秋より採用したことに伴い、一般書籍の取り扱いを大幅に増加させることができました。
・その結果、平成25年4月末時点の取扱い数は、118,050冊(内訳:男性漫画38,060 冊、女性漫画31,780冊、総合図書42,790冊、その他5,420冊)となりました。
・また、ASUS JAPAN株式会社が発売した新型7インチAndroidタブレット「ASUS MeMO Pad™ ME172V」に当社の電子書籍ビューアebi.Bookreaderを搭載し、当社のサイトで利用することができるイーブック図書券を同梱するなどして当社の認知度の向上に努めました。

イーブックイニシアティブジャパンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3658.T

船井総研の「客単価アップ」大革命:鈴木聖一:
・http://www.ebookjapan.jp/ebj/search.asp?s=6&sd=0&q=%97%E9%96%D8%90%B9%88%EA
・この作品を購入した人はこんな作品も購入しています。
・タンノイのエジンバラ:長嶋有
・どれくらいの愛情:白石一文
・われら殺人者 天藤真推理小説全集:天藤真
・よくわかる大人のアスペルガー症候群監修:梅永雄二
・人生の(珍)選択 信じられないホントの話編:びっくりデータ情報部
・南国太平記:直木三十五
・白鯨 -まんがで読破-原作:メルヴィル 企画・漫画:バラエティ・アートワークス
・原発はなぜ危険か:田中三彦

PI研コメント:
・イーブックジャパン、約1年半前(平成23年10月28日)、東証マザーズに株式上場し、電子出版業界も本格的な展開期に入ったといえます。私のなつかしい本も1冊入っており、電子出版でも読むことができます。アマゾンのように、「この作品を購入した人は、・・」がでているのですが、これはi D-POS分析のリコメンド分析の応用であり、期間併売を活用しています。それにしても、直木賞の直木三十五さんの本の読者と期間併買されているとはびっくりです。電子出版業界もスマートフォンの時代に突入、この第1四半期の決算を見ると、売上高の50%以上がモバイルです。粗利約50%弱、自己資本比率、有利子負債0ですが60.1%、買掛金が意外に多い、出版社からの仕入れでしょうか。ここがポイントであり、これがあって10万冊以上の電子出版が可能なのですね。また、ここでもポイント戦略は有効であり、何と50倍のキャンペーンを実施したとのことです。引当金が売上高の約1%、約4,000万円です。現在は大半がマンガですが、テキストフォーマットに対応したことにより、マンガ以外も急激に増えており、日本もスマホでの電子出版の時代が、そこまで来ているといえます。

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June 07, 2013

家計調査データ、2013年4月度、消費微増!

家計調査データ:2013年4月度:PI研が独自に集計
・(1世帯1日当たりに換算:単位、円):5/31
・消費支出 10,146.07( 100.8%)
・食料 2,354.57( 100.4%:外食を含む)

1.食品 1,930.40(100.1%:外食を含まない)
・昨年対比110%以上、90%未満をピックアップ
穀類 215.03 (101.9%):
・即席めん5.87(126.6%)
・乾うどん・そば4.07(87.1%)、小麦粉2.03(85.9%)、もち1.77(82.8%)

魚介類 205.27(101.4%):
・いわし1.83(125.0%)、かつお5.93(113.4%)、たこ3.50(110.5%)、かに 2.03(138.6%)、しじみ 1.10(110.0%)、かき(貝)0.60(112.5%)、しらす干し 4.40(132.0%)、魚介のつくだ煮3.50(114.1%)、魚介の缶詰 6.40(111.0%)
・あじ 3.23(87.4%)、たい3.43(86.6%)、ほたて貝2.97(83.2%)

肉類213.90(106.3%):好調
・牛肉52.10(110.3%)

乳卵類112.27(100.5%):
・粉ミルク1.53(78.0%)

野菜・海藻 276.10(95.9%):依然、低調!
・さやまめ6.43(110.9%)、こんぶ2.50(110.3%)
・キャベツ8.60(88.7%)、ほうれんそう5.70(88.1%)、はくさい 2.07(87.3%)、レタス 6.50(85.9%)、もやし 2.97(88.1%)、じゃがいも8.17(87.5%)、さといも 1.37(89.1%)、だいこん 4.13(84.9%)、豆類1.03(83.8%)、干ししいたけ 1.17(87.5%)、だいこん漬 2.93(89.8%)、はくさい漬1.43(81.1%)

果物81.97(93.7%):果物も低調!
・りんご11.27(111.2%)、ぶどう1.07(118.5%)、すいか0.93(116.7%)、メロン 1.13(117.2%)、キウイフルーツ 2.80(131.3%)
・グレープフルーツ2.03(67.8%)、オレンジ 3.63(85.8%)、いちご20.10 (85.9%)

油脂・調味料108.60(103.2%):堅調!
・食用油9.27 (114.4%)、みそ6.83(110.2%)

菓子類209.70(101.5%):
・まんじゅう 4.20 (110.5%)、チョコレート菓子3.90(120.6%)

調理食品269.17 (97.2%):うなぎ一巡、プラスへ!
・うなぎのかば焼き3.60 (110.2%)
・そうざい材料セット6.83(67.7%)

飲料129.53(99.2%):コーヒー堅調!
・参考:コーヒー15.80(104.9%)

酒類108.83(101.6%):ワイン急騰!
・焼ちゅう19.20(113.8%)、ワイン11.67(152.8%)

参考:外食424.17(101.8%):
・中華そば15.47 (110.2%)、喫茶代16.10(121.1%)

2.住居603.53(119.1%)
3.光熱・水道801.90(94.9%)
4.家具・家事用品 301.90 (107.0%)
5.被服及び履物 414.00 (100.9%)
6.保健医療417.40(103.0%)
7.交通・通信1,407.93(98.0%)
8.教育696.73 (88.0%)
9.教養娯楽 1,064.53(102.5%)
10.その他の消費支出 2,083.53(104.1%)

昨対200%以上:全体、世帯購入者のみ、世帯購入者の割合:
・地代13.03(269.7%)、畳替え4.43(738.9%)、外壁・塀等工事費 96.73(304.2%)
・応接セット 5.50(289.5%)、食器戸棚1.43(537.5%)、ベッド 5.93(445.0%)、毛布 1.13(377.8%)
・婦人用帯 2.00(240.0%)、他の婦人用和服0.93(280.0%)
・教養娯楽用品修理代 0.47(200.0%)、自動車教習料9.87(657.8%)
・祭具・墓石17.93(480.4%)

参考:移動電話通信料293.80 (108.3%):
・消費世帯のみ412.87(109.9%)、消費世帯の割合 71.2%(98.6%)

PI研コメント:
・家計調査データ、2013年4月度、微増です。消費の回復は厳しく、依然として、厳しい消費環境といえます。このデータは、食品スーパーの客単価と連動をはかるべく、すべてのデータを1日当たりに換算していますので、そのままPOSデータと連動できます。食品関連で好調なのは肉類、油脂・調味料類といえます。特に、肉類はすべての項目がプラスであり、中でも牛肉は110%を超え、旺盛な消費です。一方、厳しかったのは青果、野菜も果物も厳しい状況です。これ以外では調理食品(惣菜)も低調です。うなぎが一巡し、やっとプラスに転じましたが、全体的に厳しい消費状況です。なお、参考に移動電話通信料(携帯電話)をあげました。消費世帯は伸びていませんが、消費世帯のみが上昇しており、スマホシフトが表れているのではと思います。それにしても、293.80円、月間換算では8,814円、食品スーパーでたとえれば、青果、鮮魚、精肉の部門よりも大きく、ラインロビングしたいくらいの大きなボリュームです。スマホ、まさに生活必需品、むしろ、生活の中心になったといえます。


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June 06, 2013

食品スーパー売上速報、2013年4月度、103.1%!

食品スーパー、売上速報、2013年4月度:PI研、独自集計23社約2,200店舗
2013年度
・4月度:全体103.1%(既存店97.9%)
・3月度:全体105.1%(既存店100.5%)
・2月度:全体101.2%(既存店96.9%)
・1月度:全体101.7%(既存店98.8%)
2012年度
・12月度:全体102.5%(既存店99.7%)
・11月度:全体102.0%(既存店98.8%)
・10月度:全体100.5%(既存店97.5%)
・ 9月度:全体103.7%(既存店100.3%)
・ 8月度:全体102.4%(既存店 99.1%)
・ 7月度:全体100.6%(既存店 97.2%)
・ 6月度:全体101.7%(既存店 98.9%)
・ 5月度:全体102.0%(既存店 99.0%)

2013年:4月度ベスト10
  1.マックスバリュ東海(静岡)122.1(既存店97.4)
  2.マックスバリュ中部(三重)118.1(既存店93.5)
  3.Olympic:フード(東京)109.4(既存店106.9)
  4.オオゼキ(東京)109.1(既存店104.6)
  5.マックスバリュ北海道(北海道)105.9(既存店105.6)
  6.マックスバリュ東北(秋田)105.3(既存店101.8)
  7.ハローズ(広島)103.4(既存店97.2)
  8.ヤオコー(埼玉)102.6(既存店98.8)
  9.エコス(東京)102.4(既存店97.7)
 10.トーホー(兵庫)101.9(既存店100.5)

2013年度:3月度ベスト10
  1.マックスバリュ中部(三重)123.5(既存店100.8)
  2.マックスバリュ東海(静岡)121.4(既存店97.3)
  3.マックスバリュ九州(福岡)110.4(既存店103.1)
  4.オオゼキ(東京)109.1(既存店104.6)
  5.Olympic:フード (東京)109.0(107.3)
  6.ハローズ(広島)108.5(既存店102.2)
  7.イズミ(広島)推定108.0(既存店:推定107.0)
  8.マックスバリュ北海道(北海道)107.3(既存店107.0)
  9.マックスバリュ東北(秋田)105.0(既存店101.2)
 10.バロー(岐阜)104.9(既存店98.2)

2月度ベスト10:
  1.マックスバリュ九州(福岡)129.2(既存店120.6)
   *決算期変更に伴い、日数が加算。
  2.マックスバリュ東北(秋田)127.0%(既存店96.2)
   *決算期変更に伴い、日数が加算。
  3.Olympic:フード (東京)105.8%(既存店106.0)
  4.オオゼキ(東京)103.8(既存店99.5)
  5.ヤオコー(埼玉)103.5%(既存店98.1)
  6.マックスバリュ北海道(北海道)102.3(既存店102.0)
  7.マックスバリュ東海(静岡)101.2(既存店95.9)
  8.ハローズ(広島)101.1(既存店95.2)
  9.イズミ(広島)推定100.1(既存店、推定99.1)
 10.バロー(岐阜)99.8(既存店93.4)

1月度ベスト10:
  1.ヤオコー(埼玉)107.0(既存店102.3)
  2.マックスバリュ北海道(北海道)106.7(既存店106.4)
  3.ハローズ(広島)106.1(既存店99.0)
  4.マックスバリュ九州(福岡)105.6(既存店98.3)
  5.マックスバリュ東海(静岡)104.1(既存店98.5)
  6.Olympic:フード(東京)103.8(既存店104.0)
  7.バロー(岐阜)103.2(既存店95.9)
  8.マックスバリュ西日本(兵庫)103.2(既存店99.4)
  9.マックスバリュ東北(秋田)102.5(既存店100.8)
 10.マルエツ(東京)101.7(既存店100.0)

既存店:
2013年度
4月度、伸び率ベスト5
  1.Olympic:フード(東京)109.4(既存店106.9)
  2.マックスバリュ北海道(北海道)105.9(既存店105.6)
  3.オオゼキ(東京)109.1(既存店104.6)
  4.マックスバリュ東北(秋田)105.3(既存店101.8)
  5.トーホー(兵庫)101.9(既存店100.5)

3月度、伸び率ベスト5
  1.Olympic:フード (東京)109.0(既存店107.3)
  2.株式会社 イズミ(広島)108.0(既存店107.0)
  3.マックスバリュ北海道(北海道)107.3(既存店107.0)
  4.オオゼキ(東京)109.1(既存店104.6)
  5.マックスバリュ九州(福岡)110.4(既存店103.1)

2月度、伸び率ベスト5
  1.マックスバリュ九州 (福岡)129.2(既存店120.6)
    *決算期変更に伴い、日数が加算。
  2.Olympic:フード(東京)105.8(既存店106.0)
  3.マックスバリュ北海道(北海道)102.3(既存店102.0)
  4.オオゼキ(東京)103.8(既存店99.5)
  5.イズミ(広島)100.1(既存店99.1)

1月度、伸び率ベスト5
  1.マックスバリュ北海道(北海道)106.7(既存店106.4)
  2.Olympic:フード(東京)103.8(既存店104.0)
  3.ヤオコー(埼玉)107.0(既存店102.3)
  4.ダイイチ(北海道)101.4(既存店101.5)
  5.オオゼキ(東京)100.8(既存店101.0)

PI研コメント:
・食品スーパー、売上速報を独自にまとめました。売上速報を公開している企業23社、約2200店舗の集計です。現時点では4月度が最新の数字です。結果は単純平均で全体が103.1%、既存店が97.9%という結果です。全涯はM&A、新店が寄与して昨年を上回りましたが、既存店は厳しい競争の中で、伸び悩んでいるといえます。この4月は昨年度の数字が厳しかった企業が一巡し、比較的堅調な数値となっています。マックスバリュ東海、中部ともに異常値ですが、これは東海がイオンキミサワとの合併、中部がマックスバリュ中京の合併があったためです。また、Olympicは昨年の厳しい数値が一巡したため、今期は一転プラスに転じています。したがって、全体ではオオゼキの全体109.1(既存店104.6)が安定した数値といえます。オオゼキ好調です。また、マックスバリュ北海道も全体105.9(既存店105.6)と好調です。今期は消費税の導入が控えており、前半、いかに底上げをはかっておくかが課題といえ、今後、各社がどのような政策を打ち出すか注目といえます。

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June 05, 2013

伊藤園、2013年4月本決算、増収増益!

伊藤園、2013年4月期、本決算、増収増益:6/3
・http://www.itoen.co.jp/
・http://www.itoen.co.jp/direct/topics/topics_pdf_download/topics_id=23241&disp=inline

P/L関連:
・売上高 4,039.57億円(9.4)、営業利益 202.50億円(7.1)、経常利益 199.14億円(10.7)、当期純利益 112.44億円(21.6)
・原価 52.44%(昨年52.05%):+0.39、売上総利益 47.56%(昨年47.95%):-0.39
・経費 42.53%(昨年42.82%):-0.29
・営業利益 5.03%(昨年 5.13%):-0.10

通期予想:
・売上高 4,400.00億円(8.9)、営業利益230.00億円(13.6)、経常利益 215.00億円(8.0)、当期純利益123.00億円(9.4)

B/S関連:
・自己資本比率 46.3%(昨年47.1%)
・現金及び預金 448.56億円(総資産比 18.31%)
・商品 217.71億円(総資産比8.88%)
・買掛金294.74億円(総資産比12.03%)
・有利子負債 611.02億円(総資産比 24.94%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:240.42億円(昨年214.62億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△92.72億円(昨年△80.67億円)
  →有形及び無形固定資産:△69.48億円(昨年△56.37億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△164.51億円(昨年62.90億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△8.22億円(昨年195.58億円)

伊藤園コメント:
・飲料業界におきましては、消費者の健康志向の高まりに加えて、夏場の天候に恵まれたこともあり、飲料市場全体での販売数量は引き続き増加しております。
<リーフ・ドリンク関連事業>
・国内においては、主力商品である「お~いお茶 緑茶」、「お~いお茶 濃い味」の平成24年5月のリニューアルに続き、「お~いお茶 ほうじ茶」、「お~いお茶 玄米茶」、ホットペット製品を平成24年8月、9月にリニューアルいたしました。また、スリムで持ちやすい「320ml小型ペットボトル」を発売し、香り際立つ淹れたて品質を実現した「お~いお茶 ぞっこん」を新シリーズに加え、幅広いラインナップを取り揃えることで、ブランドの更なる価値向上と拡販を図ってまいります。
・また、「体脂肪が気になる方」、「悪玉コレステロールが高めの方」向け、2つの健康強調表示許可を得た特定保健用食品の「2つの働き カテキン緑茶」も平成24年9月にパッケージデザインを一新し、売上げも好調に推移しております。
・野菜飲料におきましては、「1日分の野菜」が平成24年1月から11月までの累計で、1,000万ケースを突破し、その後も順調に売上を伸ばしております。また、野菜と果実のミックス飲料である「充実野菜」が平成24年9月で発売から20周年を迎え、今後もお子様からご年配の方まで幅広い飲用層に支持されるよう、“おいしさ”だけでなく、“健康、安心、安全”をお届けしてまいります。
・海外におきましては、ITO EN (North America) INC.において「TEAS’TEA」が順調に売上を伸ばしております。経済成長が著しい東南アジア及び周辺国、地域に対して積極的に事業展開するために当第1四半期連結会計期間にITO EN Asia Pacific Holdings Pte. Ltd.を設立し、当第2四半期連結会計期間にはシンガポールに合弁会社ITO EN Singapore Pte. Ltd.を設立いたしました。
<飲食関連事業>
・タリーズコーヒージャパン㈱の業績が引き続き好調に推移し、売上高は205億25百万円(前年同期比7.0%増)となり、営業利益は26億92百万円(前年同期比28.2%増)となりました。
事業等のリスク:
『お~いお茶』ブランドへの依存
・当連結会計年度の売上高のうち、当社の飲料製品売上に占める「お~いお茶」ブランドの割合は約37%と、高い比率を占めております。国内の緑茶飲料市場規模は3,830億円(平成24年1月~12月当社調べ)で、当社のシェアは約37%(当社調べ)となります。

伊藤園の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2593.T

PI研コメント:
・伊藤園、2013年4月期、本決算が6/3公表されました。結果は増収増益、好調な決算です。売上構成比約37%を示す主力ブランドの「お~いお茶」が好調だったことがその要因です。また、飲食関連事業のタリーズも好調だったとのことです。ただ、P/Lを見ると、原価の上昇が経費を上回っており、増益は大幅な増収でカバーしての結果であり、原価の上昇が気になるところです。伊藤園は次のブランドとして、「2つの働き カテキン緑茶」、「1日分の野菜」等の育成に入っており、今後、これらのブランドがどこまで伸びるか、その動向に注目です。

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June 04, 2013

CPI(消費者物価指数)、2013年4月、マイナス続く!

CPI(消費者物価指数):2013年4月度 :5/31公表
  (1) 総合指数は2010年(平成22年)を100として99.7、前月比は0.3%の上昇、前年同月比は0.7%の下落
  (2) 生鮮食品を除く総合指数は99.8、前月比は0.3%の上昇、前年同月比は0.4%の下落
  (3) 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.4、前月比は0.4%の上昇、前年同月比は0.6%の下落

総合-0.7:
・食料-1.8 (外食を含む)、住居 -0.4 、光熱・水道 2.4 、 家具・家事用品-2.9、 被服及び履物 0.0 、保健医療 -0.7 、交通・通信 -0.1 、教育 0.6 、教養娯楽 -2.3 、 諸雑費 0.5
・プラス主要項目:電気代 4.2%(0.14)
・マイナス主要項目:生鮮野菜 -14.0%(-0.26)、教養娯楽用耐久財 -12.8%(-0.16)

食料 -1.8 (外食を含む)のみ詳細:
穀類:0.2 :米類のみ高騰!
・米類 5.4 、パン-3.1 、 めん類-2.2 、他の穀類 -2.0
→ うるち米 5.7、国産米A 3.6、国産米B 7.3、もち米 -0.7
→ 食パン -1.3、あんパン -3.8、カレーパン -3.8、
→ ゆでうどん -2.0、干しうどん -2.0、スパゲッティ -3.6、即席めん -0.4、生中華めん -4.5、*ゆで沖縄そば 0.2
→ 小麦粉-3.2、もち-1.5
魚介類 :-1.5:塩干プラス!
・生鮮魚介-2.6 、塩干魚介 2.3 、魚肉練製品 -2.8 、他の魚介加工品-0.7
→ まぐろ-3.7 あじ-6.8 いわし-7.4 かつお-4.5 かれい-5.2 さけ-2.8 さば-9.6 さんま-1.7 たい3.6 ぶり-6.6 いか9.8 たこ-10.6 えび2.8 あさり-3.1 かき(貝)ほたて貝-4.0
→ 塩さけ-3.4 たらこ2.1 しらす干し4.5 干しあじ1.5 煮干し2.1 ししゃも0.8 いくら10.1
→ 揚げかまぼこ-2.1 ちくわ-4.3 かまぼこ-2.5
→ かつお節-2.0 魚介漬物-0.9 魚介つくだ煮0.4 魚介缶詰-0.7 塩辛0.4
肉類 :-0.9:
・生鮮肉 -0.6 、加工肉 -2.0
→牛肉A-0.2 牛肉B1.2 豚肉A-0.1 豚肉B-0.1 鶏肉-2.7 レバー0.6
→ ハム-1.8 ソーセージ-2.5 ベーコン-1.3 *ポーク缶詰0.0
乳卵類 :-1.0 :卵プラス!
・牛乳・乳製品 -1.6 、卵 1.0
→ 牛乳-1.1 牛乳(配達)0.2 牛乳(店頭売り)-1.2 乳製品-2.1 粉ミルク3.4 ヨーグルト-2.8 バター1.1 チーズ-1.0 チーズ (輸入品)-3.5
→ 鶏卵 1.0
野菜・海藻:-9.5:野菜暴落!
・生鮮野菜 -14.0 、乾物・加工品類-0.9
→ キャベツ-23.7 ほうれんそう5.6 はくさい-38.5 ねぎ-26.5 レタス-24.6 ブロッコリー4.3 もやし-2.8 アスパラガス4.0 さつまいも-15.4 じゃがいも-12.7 さといも-16.1 だいこん-45.6 にんじん-4.1 ごぼう-14.9 たまねぎ-11.1 れんこん-25.7 ながいも0.0 しょうが-3.4 さやいんげん-4.2 かぼちゃ-6.4 きゅうり-11.6 なす-16.3 トマト-17.5 ピーマン-21.5 生しいたけ-3.7 えのきだけ-4.9 しめじ-11.3 *にがうり-0.2 *とうが-4.3
→あずき1.4 干ししいたけ-0.8 のり-0.2 わかめ1.2 こんぶ7.9 ひじき-0.8
→ 豆腐-2.7 油揚げ-2.3 納豆-3.2
→ こんにゃく-1.9 梅干し1.1 だいこん漬-1.2 はくさい漬-1.1 キムチ-1.9 こんぶつくだ煮-0.1 スイートコーン缶詰-2.4
果物:-3.5:
・生鮮果物-3.6 、果物加工品-1.9
→ りんごB-28.7 グレープフルーツ8.0 オレンジ0.3 レモン1.4 いちご4.2 バナナ2.0 キウイフルーツ-8.5
→果物缶詰-1.9
油脂・調味料: -1.9:
・油脂 -0.2 、調味料 -2.1
→ 食用油0.7 マーガリン-3.7
→ 食塩0.1 しょう油-0.5 みそ-3.2 砂糖-0.5 酢-3.5 ソース-1.5 ケチャップ-4.2 マヨネーズ-3.0 ドレッシング-3.4 ジャム-2.8 カレールウ-4.7 即席スープ2.5 風味調味料-2.8 ふりかけ-2.8 液体調味料-2.9 中華合わせ調味料-2.7 パスタソース1.2
菓子類 :0.4 :
→ ようかん1.0 まんじゅう0.0 だいふく餅-0.7 カステラ1.6 ケーキ2.2 ゼリー-0.5 プリン-3.0 シュークリーム-0.5 せんべい-0.6 ビスケット-1.7 ポテトチップス-1.2 あめ-1.5 チョコレート5.8 アイスクリーム-1.0 落花生0.3 チューインガム-0.5
調理食品 :-0.9 :
・主食的調理食品-1.4 、他の調理食品-0.6
→ すし(弁当)-0.7 弁当-2.1 おにぎり-0.6 調理パン-0.7 冷凍調理ピラフ-1.1 調理パスタ-7.1
→ うなぎかば焼き3.0 サラダ-2.1 コロッケ-1.6 豚カツ0.6 からあげ-1.5 ぎょうざ-1.3 やきとり0.9 冷凍調理コロッケ0.0 冷凍調理ハンバーグ-2.7 調理カレー-3.8 混ぜごはんのもと-0.7 煮豆-0.5 焼き魚-0.4 きんぴら0.0
飲料 :-2.4:
・茶類 -1.9 、コーヒー・ココア-3.1、他の飲料 -2.2
→ 緑茶-1.1 紅茶-3.1 茶飲料-2.5
→ インスタントコーヒー-2.9 コーヒー豆-5.1 コーヒー飲料-2.0
→ 果実ジュース-3.9 果汁入り飲料-4.6 野菜ジュース-1.0 炭酸飲料-1.8 乳酸菌飲料A-0.4 乳酸菌飲料B0.0 ミネラルウォーター-6.8 スポーツドリンク-1.5
酒類 :-1.0:
→清酒-1.5 焼ちゅう-0.4 ビール-0.8 発泡酒-0.7 ウイスキー-1.8 ワイン-1.7 ワイン(輸入品)-0.7 チューハイ-2.1 ビール風アルコール飲料-1.8
参考:外食 -0.1:
・一般外食 -0.1 、学校給食 0.3
→ うどん0.0 中華そば0.1 *沖縄そば0.0 スパゲッティ(外食)-0.5 すしA0.0 すしB-0.3 親子どんぶり0.0 天どん0.0 カレーライス0.1 牛どん-0.3 フライ1.0 フライドチキン0.0 ぎょうざ(外食)-0.2 ハンバーグ0.5 焼肉-1.1 お子様ランチ-0.4 ハンバーガー0.3 サンドイッチ-0.1 ピザパイ-0.2 ドーナツ0.2 コーヒー0.0 ビール(外食)0.2
→ 学校給食(小学校低)0.4 学校給食(小学校高)0.4 学校給食(中学校)0.3

PI研コメント:
・消費者物価指数、2013年4月度が総務省統計局から、5/31、公表されました。注目の数字です。残念ながら、今月もすべての総合指数がマイナス、依然として、物価はマイナス、デフレ状況が続いています。主要な項目でプラスを示したのは電気代 4.2%(0.14)のみであり、厳しい状況といえます。アベノミクス、まだまだ効果が顕在化しているとはいえず、早く、明確な3本目の矢が欲しいところといえます。ただ、7月からは値上げラッシュですので、その結果が公表される8月末には、数字の変化が期待できるかもしれません。消費者物価指数は実需の反映ですので、心理だけでは上がらず、今後、どこで反転するか、その動向に注目です。

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June 03, 2013

Chain Store AgeにリポビタンDのi D-POS分析を投稿!

リポビタンDのi D-POS分析(Chain Store Age、6/1)!
・http://www.dfonline.jp/
・http://www.taisho.co.jp/lipovitan/index.html

POS分析リポート
・1本、3本、10本のそれぞれが異なる顧客層を作り出す
・リポビタンDの購入顧客の実態、商品相互の併買状況、店舗貢献度等をi D-POS分析で解明
・リポビタンDはどのような顧客に、どのように購入されているのか。ここ最近、食品スーパーもビックデータの時代となり、i D-POS分析が普及しはじめ、徐々にさまざまな購入実態が解明されつつある。今回は、すでにi D-POS分析を活用している鹿児島の食品スーパー、タイヨーの全93店舗におけるデータを活用。リポビタンDの過去1年間の全購入顧客を対象にi D-POS分析を行い、購入顧客の実態解明に挑んだ。

・栄養ドリンクとその購入顧客との関係を見る!
・栄養ドリンクカテゴリーで顧客数ナンバーワンの10本
・大正リポビタンD10本:ID客数82,610人、ID金額PI値3,695.7円、ID客数PI値4.4回(いずれも年間)

1本、3本、10本のi D-POS分析を試みる!
・ID客数の多い10本、PI値は1本がトップ
・リポビタンDの月別構成比、年代別構成比、時間帯別構成比(いずれもID客数)

リポビタンDと店舗全体との関係をi D-POS分析で見る!
・来店頻度が高く、ID金額PI値の高い3本購入層
・リポビタンD3本:ID金額PI値278,895円(10本211,106円、1本245,456円)

リポビタンDの併買状況を見る!
・1本、3本、10本購入層の多くは重なっていない
・リポビタンD10本(5.2%対1本、2.1%対3本)、1本対3本8.3%

PI研コメント:
・Chain Store Age、6/1、最新号にリポビタンDのi D-POS分析の記事を投稿しました。鹿児島の食品スーパー、タイヨー全93店舗、全店の過去1年間のi D-POS分析です。約75万人のID客数の過去1年間の購入履歴の詳細な分析ですので、膨大なデータ、まさにビックデータです。リポビタンD10本の購入顧客はその内約8万人(1/10強)ですが、この顧客が年間購入する全商品は20万品を超えます。これをExcelで分析しましたので、パソコンが壊れるのではないかと心配しましたが、何とか、無事、乗り切りました。ひと昔前なら、Excelで20万行の分析は不可能でしたので、隔世の感があります。さて、結論ですが、リポビタンD、10本、1本、3本はそれぞれ独自の顧客を産み出し、顧客との関係を独自に深めていることが判明しました。また、3本の購入顧客が10本、1本よりもID金額PI値が高く、多くの優良顧客から支えられていることが実証されました。ひところの小は大を兼ねるという品揃えの格言がありましたが、事実は小説よりも奇なりの通り、都市伝説でした。品揃えが顧客を増やす、しかも、容量の違いも新たな顧客を産みだすことがi D-POS分析で実証できたのではないかと思います。i D-POS分析は様々な活用が可能ですが、今回のように品揃えの検証に活用すると興味深い事実が次々に発見できると思います。

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June 02, 2013

日経MJ5/29でシニアの消費分析!

シニア、来店頻度高く、食品・日用品、セールより当用買い
・日経MJ、消費分析、5/29
・年間購入額高い優良客

記事抜粋:
・食品や日用品の購入客に占めるシニア層の割合が高まっている。マーケティング支援のカスタマー・コミュニケーションズの調査によると食品スーパーでは60歳以上の顧客比率が4割、ドラックストアでは2割を超えた。来店頻度は高く、1人あたりの消費額も多い。価格が多少高くても必要な商品をその都度買うという消費スタイルが浮かび上がった。
食品スーパー:
・年間購入頻度60歳以上57.7回(60歳未満50.7回)
ドラックストア:
・年間購入頻度60歳以上10.4回(60歳未満9.3回)

シニア層がよく買うカテゴリー、あまり買わないカテゴリー
よく買うカテゴリー:
食品スーパ:
・清酒、煮豆、削り節・かつお節、水産缶詰(マグロ・カツオ以外)、焼酎(甲類)、包装餅、日本茶、砂糖、佃煮、キャットフード等、・・
ドラックストア:
・義歯用品、薬用酒、大人用オムツ、清酒、その他のビタミン主薬剤、軽失禁用品・用具、ビタミンB1・B6・B12主薬製剤、殺虫剤、胃腸薬等、・・
あまり買わないカテゴリー:
食品スーパー:
・リキュール類、果汁100%飲料、スナック、果実酒、たばこ、清涼飲料・炭酸フレーバー、パーソナルアイスその他、冷凍米飯加工品、冷凍調理、チョコレート等、・・
ドラックストア:
・生理用品・用具、パック(フェイスパック)、制汗防臭剤、ヘアトリートメント・パック、ベビー用オムツ、その他基礎化粧品(トライアルセットなど)、ブロー・スタイリング剤、フェイス用化粧用具、洗顔料、チョコレート等、・・

カスタマーコミュニケーション:
・http://www.cust-communications.com/
参考記事:
・データが語る消費の実態(ドラッグストアのファンデーション)
・中高年へのアプローチが市場拡大の鍵を握る
・http://www.cust-communications.com/up_img/news/bYuC9O3dWXoG/f_2012110215200301.PDF

PI研コメント:
・日経MJ、5/29でシニアの消費分析が特集されました。興味深い内容です。60歳以上をシニアと定義し、iD-POS分析で消費動向を分析しています。分析を担当したのは、カスタマー・コミュニケーションズ社であり、食品スーパーとドラックストアについて、シニアの購入実態を比較しています。それにしても、食品スーパーの購入頻度は57.7回に対し、ドラックストアは10.4回、約6倍の違いがあり、シニアの差もさることながら、両業態間の購入実態の差が歴然です。その最大の要因は生鮮食品があるかないかの差であるといえ、いかに食品スーパーの生鮮食品が来店頻度を高めるかがわかります。記事ではシニアの来店者構成比が食品スーパーでは40%近く、ドラックストアでも20%近い比率となってきているとのことで、ますます。シニアへの対応、重要な経営課題といえます。


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June 01, 2013

ドラックストア、新店ラッシュ、2013年3月現在!

ドラックストア、新店情報、2013年3月現在、コスモス薬品61店舗!
・大規模小売店舗立地法 法第5条第1項(新設)届出の概要
・経済産業省:商務情報政策局、流通政策課
・http://www.meti.go.jp/policy/economy/distribution/daikibo/todokede.html

コスモス薬品:62店舗
(仮称)ドラッグコスモス福岡空港東店 :福岡県 コスモス薬品 2012年11月3日
(仮称)ドラッグコスモス甘木三輪店 :福岡県 コスモス薬品 2012年11月23日
(仮称)ドラッグコスモス大田店 :島根県 コスモス薬品 2012年12月14日
(仮称)ドラッグコスモス福山山手町店 :広島県 コスモス薬品 2013年1月19日
(仮称)ドラッグコスモス駅家店 :広島県 コスモス薬品 2013年1月19日
ドラッグコスモス住吉店 :徳島県 コスモス薬品 2013年1月22日
ドラッグコスモス小松島大林店 :徳島県 コスモス薬品 2013年1月22日
(仮称)ドラッグコスモス新三股店 :宮崎県 コスモス薬品 2013年1月26日
ドラッグコスモス高砂曽根店 :兵庫県 コスモス薬品 2013年2月12日
(仮称)ドラッグコスモス福間駅東店 :福岡県 コスモス薬品 2013年2月20日
ドラッグコスモス山鹿嶋の本店 :熊本県 コスモス薬品 2013年3月1日
ドラッグコスモス日出駅前店 :大分県 コスモス薬品 2013年3月1日
(仮称)ドラッグコスモス竹田店 :大分県 コスモス薬品 2013年3月1日
ドラッグコスモス小野王子店 :兵庫県 コスモス薬品 2013年3月7日
(仮称)ドラッグコスモス北畝店 :岡山県 コスモス薬品 2013年3月7日
(仮称)ドラッグコスモス西江原店 :岡山県 コスモス薬品 2013年3月7日
(仮称)ドラッグコスモス内子店 :愛媛県 コスモス薬品 2013年3月7日
(仮称)ドラッグコスモス保内店 :愛媛県 コスモス薬品 2013年3月21日
(仮称)ドラッグコスモス久米店 :山口県 コスモス薬品 2013年3月24日
ドラッグコスモス志度店 :香川県 コスモス薬品 2013年3月24日
(仮称)ドラッグコスモス志布志中央店 :鹿児島県 コスモス薬品 2013年3月24日
ドラッグコスモス三木別所店 :兵庫県 コスモス薬品 2013年4月4日
ドラッグコスモス伊丹野間北店 :兵庫県 コスモス薬品 2013年4月4日
(仮称)ドラッグコスモス塩冶東店 :島根県 コスモス薬品 2013年4月7日
ドラッグコスモス天草諏訪町店 :熊本県 コスモス薬品 2013年4月10日
(仮称)ドラッグコスモス白枝店 :島根県 コスモス薬品 2013年4月11日
〈仮称〉ドラッグコスモス京泊店 :長崎県 コスモス薬品 2013年4月18日
ドラッグコスモス内牧店 :熊本県 コスモス薬品 2013年4月20日
(仮称)ドラッグコスモスみづま福光店 :福岡県 コスモス薬品 2013年4月22日
(仮称)ドラッグコスモス福間駅前店 :福岡県 コスモス薬品 2013年4月23日
(仮称)ドラッグコスモス児島店 :岡山県 コスモス薬品 2013年4月24日
(仮称)ドラッグコスモス都城高城店 :宮崎県 コスモス薬品 2013年5月6日
ドラッグコスモスにじの森店 :熊本県 コスモス薬品 2013年5月10日
(仮称)ドラッグコスモス下硯川店 :熊本市 コスモス薬品 2013年5月18日
(仮称)ドラッグコスモス野中店 熊本市 コスモス薬品 2013年5月18日
ドラッグコスモスまんのう店 :香川県 コスモス薬品 2013年6月2日
(仮称)ドラッグコスモス佐方店 :広島県 コスモス薬品 2013年6月3日
ドラッグコスモス福知山駅前店 :京都府 コスモス薬品 2013年7月2日
(仮称)ドラッグコスモス鹿屋川西店 :鹿児島県 コスモス薬品 2013年7月15日
(仮称)ドラッグコスモス出雲平田店 :島根県 コスモス薬品 2013年7月23日
(仮称)ドラッグコスモス斐川店 :島根県 コスモス薬品 2013年7月23日
(仮称)ドラッグコスモス伊予新川店 :愛媛県 コスモス薬品 2013年7月31日
ドラッグコスモス野里店 :兵庫県 コスモス薬品 2013年8月4日
ドラッグコスモスさぬき長尾店 :香川県 コスモス薬品 2013年8月8日
(仮称)ドラッグコスモス新宮店 :福岡県 コスモス薬品 2013年8月15日
(仮称)ドラッグコスモス吉村店 :宮崎県 コスモス薬品 2013年8月15日
ドラッグコスモス舞多聞店 :神戸市 コスモス薬品 2013年9月17日
ドラッグコスモス洲本店 :兵庫県 コスモス薬品 2013年9月24日
(仮称)ドラッグコスモス神門店 :島根県 コスモス薬品 2013年9月25日
ドラッグコスモス芦北店 :熊本県 コスモス薬品 2013年10月5日
ドラッグコスモス高田店 :熊本県 コスモス薬品 2013年10月5日
(仮称)ドラッグコスモス田川後藤寺店 :福岡県 コスモス薬品 2013年10月15日
ドラッグコスモス板野店 :徳島県 コスモス薬品 2013年10月27日
ドラッグコスモス土佐蓮池店 :高知県 コスモス薬品 2013年10月29日
(仮称)ドラッグコスモス宇美店 :福岡県 コスモス薬品 2013年10月29日
(仮称)グンゼ開発津山貸店舗:岡山県 コスモス薬品 2013年11月2日
(仮称)ドラッグコスモス美祢店 :山口県 コスモス薬品 2013年11月11日
(仮称)ドラッグコスモス松岡店 :大分県 コスモス薬品 2013年11月23日
ドラッグコスモス下畑店 :神戸市 コスモス薬品 2013年11月28日
(仮称)ドラッグコスモス蔵上店 :佐賀県 コスモス薬品 2013年11月28日
ドラッグコスモス須崎店 :高知県 コスモス薬品 2013年11月30日
(仮)ドラックコスモス熊野店 :広島県 コスモス薬品 2013年6月5日

ゲンキー:13店舗
(仮称)ゲンキー刈谷小垣江店 愛知県 ゲンキー 2013年10月28日
ゲンキー輪之内店 岐阜県 ゲンキー 2013年3月7日
ゲンキー下米田店 岐阜県 ゲンキー 2013年3月7日
ゲンキー巣南店 岐阜県 ゲンキー 2013年4月25日
ゲンキー土岐下石店 岐阜県 ゲンキー 2013年4月11日
(仮称)ゲンキー関広見店 岐阜県 ゲンキー 2013年5月21日
ゲンキー下呂金山店 岐阜県 ゲンキー 2013年9月5日
ゲンキー岐阜西鶉店 岐阜県 ゲンキー 2013年8月22日
(仮称)ゲンキー関広見店 岐阜県 ゲンキー 2013年11月9日
(仮称)ゲンキー鯖江北野店 福井県 ゲンキー 2013年5月23日
ゲンキー陽明店 福井県 ゲンキー 2013年3月1日
ゲンキーNEW今立店 福井県 ゲンキー 2013年6月13日
ゲンキーあわら店 福井県 ゲンキー 2013年7月18日

クスリのアオキ:12店舗
クスリのアオキ大沢野店 :富山県 クスリのアオキ 2013年7月17日
クスリのアオキ藤岡店 :群馬県 クスリのアオキ 2013年3月1日
クスリのアオキ下浜田店 :群馬県 クスリのアオキ 2013年3月1日
クスリのアオキ高崎飯塚店 :群馬県 クスリのアオキ 2013年5月1日
クスリのアオキ伊勢崎田部井店 :群馬県 クスリのアオキ 2013年7月31日
(仮称)クスリのアオキ弥彦店 :新潟県 クスリのアオキ 2013年5月7日
(仮称)クスリのアオキ馬越店 :新潟市 クスリのアオキ 2013年11月7日
(仮称)クスリのアオキ北方高屋店 :岐阜県 クスリのアオキ 2013年10月2日
(仮称)クスリのアオキ中野店: 岐阜県 クスリのアオキ 2013年11月5日
(仮称)クスリのアオキ上四屋店 :富山県 クスリのアオキ 2012年11月2日
(仮称)クスリのアオキ福野店 :富山県 クスリのアオキ 2013年3月1日

ナチュラル:12店舗
(仮称)ドラッグストアモリ美祢店 :山口県 ナチュラル 2013年6月13日
ドラッグストアモリ藍住店 :徳島県 ナチュラル 2013年11月6日
(仮称)ドラッグストアモリ那珂川店 :福岡県 ナチュラル 2013年7月23日
(仮称)ドラッグストアモリ須恵店 :福岡県 ナチュラル 2013年9月10日
ドラッグストアモリ大刀洗店 :福岡県 ナチュラル 2013年11月15日
(仮称)ドラッグストアモリ壱岐郷ノ浦店 :長崎県 ナチュラル 2012年12月11日
(仮称)ドラッグストアモリ大分高城店 :大分県 ナチュラル 2013年5月1日
(仮称)ドラッグストアモリ岡富店 :宮崎県 ナチュラル 2013年11月7日
(仮称)ドラッグストアモリ東開店 :鹿児島県 ナチュラル 2013年6月30日
(仮称)ドラッグストアモリ川内宮内店 :鹿児島県 ナチュラル 2013年10月20日
(仮称)ドラッグストアモリ陣原店 :北九州市 ナチュラル 2013年2月9日
ドラッグストアモリ西条周布店 :愛媛県 ナチュラル 2012年12月13日

カワチ薬品:6店舗
(仮称)カワチ薬品一関三関店 :岩手県 カワチ薬品 2013年11月9日
(仮称)カワチ薬品矢吹店 :福島県 カワチ薬品 2012年12月6日
(仮称)カワチ薬品白河中田店 :福島県 カワチ薬品 2013年7月17日
(仮称)カワチ薬品総和店 :茨城県 カワチ薬品 2013年10月1日
(仮称)カワチ薬品常陸太田店 :茨城県 カワチ薬品 2013年10月1日
カワチ薬品那珂川店 :栃木県 カワチ薬品 2013年4月4日

サッポロドラックストア:6店舗
サッポロドラッグストアー旭川大町店 北海道 サッポロドラックストアー 2013年6月24日
サッポロドラグストアー静内店・テックランド静内店 北海道 サッポロドラッグストアー 2013年8月20日
(仮称)サッポロドラグストアー旭川豊岡店 北海道 サッポロドラッグストアー 2013年9月30日
(仮称)サッポロドラッグストアー山鼻店 札幌市 サッポロドラッグストアー 2013年5月20日
(仮称)サッポロドラッグストアー西宮の沢店 札幌市 サッポロドラッグストアー 2013年10月11日
(仮称)サッポロドラッグストアー清田店 札幌市 サッポロドラッグストアー 2013年11月27日

ツルハ:3店舗
伊那福島ショッピングパーク :長野県 ツルハ 2013年5月4日
静内ショッピングセンター :北海道 ツルハ 2013年1月23日
釧路鳥取ショッピングセンター :北海道 ツルハ 2013年10月21日

クリエイトエス・デー:2店舗
(仮称)クリエイトエス・ディー横須賀浦賀店 :神奈川県 クリエイトエス・ディー 2013年5月28日
(仮称)クリエイトS・D千葉千城台店 :千葉市 クリエイトエス・ディー 2013年5月25日

1店舗のみのドラックストア:
ウエルシア甲斐敷島店 :山梨県 ウエルシア関東 2013年3月26日
(仮称)杏林堂薬局新津店 :浜松市 杏林堂薬局 2013年5月29日
(仮称)クスリのアオキ堀高店 :富山県 クスリのアオキ 2013年5月1日
(仮称)ゴダイドラッグ氷上本郷店 :兵庫県 ゴダイ 2013年8月29日
(仮称)ザグザグ小原店 :岡山県 ザグザグ 2013年11月14日
サンドラッグ中山台店 :仙台市 サンドラッグ 2013年6月17日
(仮称)美原3丁目商業施設 :北海道 スズラン薬局 2013年2月1日
V・drug中切店 :名古屋市 中部薬品 2013年8月29日
(仮称)杏林堂薬局於呂店 :浜松市 杏林堂薬局 2013年11月29日
ドラッグストアクラモチ下妻店 :茨城県 倉持薬局 2013年1月9日

PI研コメント:
・食品スーパーに続き、ドラックストアの新店情報です。大規模小売店舗立地法が対象となる大型店は、店舗面積1,000㎡超のものですので、通常のドラックストアはそれ以下が多く、この届け出には載ってきません。したがって、大型ドラックストア、いわゆるメガドラックストアを展開している企業が中心となります。この3月時点では何といってもコスモス薬品といえます。1000㎡超を62店舗、食品スーパーではありあえない怒涛の新規出店です。しかも、関西へも着々と橋頭堡を築いており、数年以内に西日本を制するのではないかと思います。コスモス薬品はもはやドラックストアではなく、グロサリーストアと定義すべき新業態といえ、食品スーパーとも品揃え、価格面で凌ぐといえ、今後、どこまで成長するか、その動向に注目です。

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