日経MJ5/29でシニアの消費分析!
シニア、来店頻度高く、食品・日用品、セールより当用買い
・日経MJ、消費分析、5/29
・年間購入額高い優良客
記事抜粋:
・食品や日用品の購入客に占めるシニア層の割合が高まっている。マーケティング支援のカスタマー・コミュニケーションズの調査によると食品スーパーでは60歳以上の顧客比率が4割、ドラックストアでは2割を超えた。来店頻度は高く、1人あたりの消費額も多い。価格が多少高くても必要な商品をその都度買うという消費スタイルが浮かび上がった。
食品スーパー:
・年間購入頻度60歳以上57.7回(60歳未満50.7回)
ドラックストア:
・年間購入頻度60歳以上10.4回(60歳未満9.3回)
シニア層がよく買うカテゴリー、あまり買わないカテゴリー
よく買うカテゴリー:
食品スーパ:
・清酒、煮豆、削り節・かつお節、水産缶詰(マグロ・カツオ以外)、焼酎(甲類)、包装餅、日本茶、砂糖、佃煮、キャットフード等、・・
ドラックストア:
・義歯用品、薬用酒、大人用オムツ、清酒、その他のビタミン主薬剤、軽失禁用品・用具、ビタミンB1・B6・B12主薬製剤、殺虫剤、胃腸薬等、・・
あまり買わないカテゴリー:
食品スーパー:
・リキュール類、果汁100%飲料、スナック、果実酒、たばこ、清涼飲料・炭酸フレーバー、パーソナルアイスその他、冷凍米飯加工品、冷凍調理、チョコレート等、・・
ドラックストア:
・生理用品・用具、パック(フェイスパック)、制汗防臭剤、ヘアトリートメント・パック、ベビー用オムツ、その他基礎化粧品(トライアルセットなど)、ブロー・スタイリング剤、フェイス用化粧用具、洗顔料、チョコレート等、・・
カスタマーコミュニケーション:
・http://www.cust-communications.com/
参考記事:
・データが語る消費の実態(ドラッグストアのファンデーション)
・中高年へのアプローチが市場拡大の鍵を握る
・http://www.cust-communications.com/up_img/news/bYuC9O3dWXoG/f_2012110215200301.PDF
PI研コメント:
・日経MJ、5/29でシニアの消費分析が特集されました。興味深い内容です。60歳以上をシニアと定義し、iD-POS分析で消費動向を分析しています。分析を担当したのは、カスタマー・コミュニケーションズ社であり、食品スーパーとドラックストアについて、シニアの購入実態を比較しています。それにしても、食品スーパーの購入頻度は57.7回に対し、ドラックストアは10.4回、約6倍の違いがあり、シニアの差もさることながら、両業態間の購入実態の差が歴然です。その最大の要因は生鮮食品があるかないかの差であるといえ、いかに食品スーパーの生鮮食品が来店頻度を高めるかがわかります。記事ではシニアの来店者構成比が食品スーパーでは40%近く、ドラックストアでも20%近い比率となってきているとのことで、ますます。シニアへの対応、重要な経営課題といえます。
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