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June 14, 2013

都市型小型スーパー徹底研究、セミナー終了!

セミナー、都市型小型スーパー徹底研究、終了、6/12!
・http://www.marken.co.jp/marken_seminar/2013/06/post_525.shtml

内容:
第1部13:00-15:00 都市型小型スーパー、成長戦略に活路!
1)都市型小型スーパーオープンラッシュの背景
  ・首都圏の人口、世帯数、の2035年までの動向
  ・都市の店舗密度と買い物難民問題
2)まいばすけっとの強さを探る
  ・首都圏300店舗突破、北海道にも新規出店!
  ・コスト構造、マーチャンダイジング戦略
3)主要チェーンの都市圏戦略最新動向
  ・イオン食品スーパー首都圏500店舗超、ピーコック買収
  ・セブン&アイHD、食品館出店増、ヨークマート、シェルガーデン
  ・ヤオコー、都市型戦略店舗開発加速、惣菜強化、ポイントカード戦略
  ・マルエツ、Tカードと連携、首都圏多業態との相互集客
  ・オオゼキ、圧倒的な坪効率の高さ、青果部門の強さが光る
  ・阪急オアシス、高質食品専門館、位相差マーチャンダイジング

第2部15:15-16:45 都市型小型スーパーのマーチャンダイジング戦略
1)都市型小型スーパーのマーチャンダイジング研究
  ・生鮮部門:野菜のバラ売り、鮮魚対面販売、国産黒毛和牛
  ・惣菜部門:時間帯別MD、顧客別カテゴリーの構築
  ・日配部門:PBとNBのバランス訴求
  ・加工食品部門:PBの安さと「こだわり商品」により客層拡大
  ・酒類部門:日本酒、焼酎乙種、ワインで来店頻度アップ
2)都市型小型スーパーのMDの決め手、来店頻度アップのポイント
  ・生鮮3品、惣菜カテゴリーでの来店頻度動機付け
  ・加工食品のクロスマーチャンダイジング成功のポイント
  ・ポイント還元による顧客の購入頻度アップ
  ・高齢者の支持するカテゴリー

(解説)
・都市型スーパーは現在、出店ラッシュといえる状況、各社が積極的に新フォーマットをつくり、参入しています。今回はその中で、主にまいばすっとに焦点を当て、解説しました。サブテーマは、「まいずけっとは新業態?」です。
・まいばすけっとは、現在、最も勢いのある都市型小型スーパーであり、すでに首都圏、東京都と神奈川県に300店舗以上出店しており、札幌でも新規出店がはじまりました。これだけ短期間で、首都圏に集中的に新規出店をできるのはコンビニかまいばすけっとぐらいであり、小売業の中でも、現在、成長率No.1といえます。
そのまいばすけっとは新業態なのか、ここが本セミナーのテーマです。ポイントは3点、POS分析、i D-POS分析、・そして、価格政策です。まいばすけっとを食品スーパーの視点でとらえると解けません。どう見ても中途半端だからです。ところが、コンビニからの視点で見ると、見事にその優位性が鮮明になります。まいすけっとはコンビニキラーであるといえ、コンビニとともに、コンビニを追いかける形で、特に、大都市で今後、成長してゆく可能性を秘めた小売業といえます。
・ポイント1のPOS分析ですが、PI値1%に答えがあります。この観点から見ると、コンビニはすきだらけ、食生活を満たすにはあまりにカテゴリーが偏っています。まいずけっとは、この点、ほぼ100%満たしており、食品スーパーほどではないですが、最低限の食生活を支える商品がすべて揃っています。ちなみに、PI値1%を超える食品はこの世の中に約200品しかありません。
・次に、ポイント2のi D-POS分析ですが、これは頻度が答えです。今回はじめて、本邦初公開、CFM(Customer Frequent Management)の概念をセミナーで提示しましたが、まいばすけっとは、このFがキーであり、これを高める商品構成を確立できるかどうかがポイントです。ワオンの分析がまだ充分になされてはいないようですが、いずれ、これが重要な課題となると思います。まいばすけっとは商圏が300mから500mですので、その商圏内の顧客の高頻度来店が継続的になされないと成立しないといえ、そのためにはPOS分析ではなく、i D-POS分析がキーとなります。このFを高める商品を見つけ出すにはPOS分析では不可能であり、i D-POS分析以外ないからです。ちなみに、北海道のセイコーマートはこのCFMを実践していますので、札幌でまいばすけっととぶつかった時、顧客がどちらを選ぶか、まいばっすけっとの真価が問われることになります。札幌でまいばすけっとが成功すれば、全国主要都市、そして、海外戦略も可能といえます。
・そして、ポイント3の価格政策ですが、これはトップバリュにあり、重点商品の大半はトップバリュで価格訴求がかかっています。コンビニはもちろん、食品スーパーとも充分に対抗できる価格です。ただ、これがいきすぎて、明治ブリガリアヨーグルト、ハウスバーモンドカレーなどトップブランドをカットしており、これはCFMの観点からは見直すべきかと思います。
・さて、結論ですが、まいばすけっとは業態開発途上といえ、特に、i D-POS分析の観点からマーチャンダイジングが見なおされると、さらに、業態開発が進むと思います。また、今回のセミナーでは十分に触れませんでしたが、物流戦略も現状はイオンの施設に依存しており、今後、業態確立するにはコンビニのような独自のロジスティックスの確立が不可欠といえます。
・今回はテキストだけでなく、写真を100枚以上使い、実践的な面からの解説も加えましたので、わずか4時間のセミナーですが、立体的にまいばすけっとを理解できたのではないかと思います。

PI研コメント:
・今回のセミナーははじめてパワーポイントを縦で作成したテキストを使いました。これまで、パワーポイントは横でしか作ったことがなかったのですが、あえて縦にしました。その理由は、スマホ時代に合わせて、将来、スマホでセミナーを受講した場合、どんなイメージになるか確かめたったからです。実は、パズドラが同じ発想であり、ガンホーがこのゲームソフトをスマホで展開するには横ではなく、縦でゲームをつくるべきだと発想し、パズドラは縦画面になったといいます。やはり、スマホは横ではなく、縦ですね。実際、パズドラも縦だからこそ、操作しやすといえます。まいばすけっと、関心が高いテーマであり、今回、実際にまいばすけっととお付き合いしているメーカーの方が多数参加し、セミナー終了後、様々な質問、意見をいただきました。好評につき、第2弾が企画されるとのことですので、今回、参加できなかった方も次回ご検討ください。


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