サニーサイドアップ、2013年6月本決算、増収増益!
サニーサイドアップ、2013年6月、本決算、増収増益、8/16!
・http://www.ssu.co.jp/
・http://cdplus.jp/company/download/241526/35613.pdf
P/L関連:
・売上高 130.18億円(25.5%)、営業利益 4.38億円(37.1%)、経常利益 5.58億円(61.4%)、当期純利益 3.53億円(63.8%)
・原価 86.88%(昨年84.95%):+1.93、売上総利益 13.12%(昨年15.05%):-1.93
・経費 9.74%(昨年 11.96%):-2.22
・営業利益 3.38%(昨年3.09%):+0.29
B/S関連:
・自己資本比率 38.4%(昨年 29.7%)
・現金及び預金 8.75億円(総資産比18.41%)
・受取手形及び売掛金14.97億円(総資産比31.5%)
・商品 0.36億円(総資産比0.75%)
・買掛金 7.59億円(総資産比15.97%)
・有利子負債 12.27億円(総資産比25.82%)
CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:8.22億円(昨年△3.22億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△3.76億円(昨年△2.73億円)
→有形固定資産の取得による支出:△3.36億円(昨年△2.46億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△4.91億円(昨年4.00億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):0.25億円 (昨年△1.86億円)
サニーサイドアップのコメント:
・当連結会計年度の当社グループは、受託型のビジネスに留まらず新たな事業創造によって中長期的成長を実現する「創造型PR商社」への事業構造転換を掲げた中期経営計画の第2期目として、新規プロジェクトの開発に積極的に取り組みました。
・新規ビジネス開発を加速させる当社グループを取り巻く外部環境として、2020年夏季オリンピックの開催地決定を本年9月に、2014年サッカーワールドカップ開催を翌年に控え、さらには、IR(インテグレーテッドリゾート/カジノを含む統合型リゾート)の推進に携わるなど今後一層ビジネスを拡大する好機を迎えております。既存の受託ビジネス領域においても金融政策・経済対策による景況回復の期待感から広告宣伝活動活発化の兆しに加えて、受注プロジェクトの成功とともに得意先企業からの引き合いが増加しており、創造型ビジネス・受託型ビジネスの両側面において更なる成長に向けたステージにあります。
・新規の創造型ビジネス領域では、特にbills事業の成長が著しく、既存の国内店舗は当連結会計年度においても全店舗で年間最高売上(開店以降の毎年の増収増益)を継続しました。国内店舗強化とともに、ハワイをはじめ海外展開を進行させており、海外特有の流動的な環境下においても、billsのブランド価値を毀損させず着実なビジネス拡大に取り組んでおります。その他の新規ビジネスとしては、WEBプラットフォーム開発や最新テクノロジーを活用したサービス開発、また、アジア進出など事業創造を加速させております。
・平成25年8月には、日本初のO2O専門の戦略コンサルティング会社であるSPARK株式会社を関連会社として設立するなど、当社グループの基幹事業である受託型ビジネス領域においてもなお、持続的な成長を目指し、挑戦を続けております。
国内初!O2Oの専門会社「SPARK株式会社」を8月1日に設立:
・http://www.itgr.co.jp/images/original/SPARK/SPARK_start_20130718%20.pdf
・デバイスの進化やソーシャルメディアの普及により、生活者はいつでもどこでも膨大な情報と接触することが可能となりました。そのため、リアル(オフライン)とデジタル(オンライン)を効果的に組み合わせたO2Oソリューションが数多く生まれています。 SPARKでは、それら特定のソリューションをベースに戦略を考えるのではなく、そのO2O施策によって、企業が本来解決したいマーケティング課題をクリアすることを第一に考えています。
・現在、リアルとWebをつなぐ概念として用いられている「O2O」は、Online to Offline」の略称として使われていることが多く、Webから、オフラインのリアル店舗等への送客や購買行動の促進のための施策が主に行われています。しかし、単発的で一方向的なO2Oのキャンペーン訴求を行うだけでなく、生活者行動に寄り沿いながら、顧客とのエンゲージメントを強めることができるオフラインとオンラインの循環を作りだすことが重要だと考えています。 それを実現するために、継続的な顧客育成をベースにしたO2Oの戦略設計をし、グランドデザイン&カンパニーのオリジナルソリューションである「デジガチャ」をはじめ、O2Oに関連する他社のソリューションを束ねて最適化します。
サニーサイドアップの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2180.T
PI研のコメント::
・サッカー元日本代表の中田英寿氏が大株主、52000株(6.06%)を投資している会社、サニーサイドアップが2013年6月期の本決算を8/16、公表しました。結果は「3期連続過去最高売上を達成(対前年125.5%)、 過去最高営業利益を達成(対前年137.1%)」となり、増収増益の好決算となりました。サニーサイドアップは多岐にわたるPR関連の事業展開をしており、今期は、「ファミリーマート×初音ミク:全国展開の大型販促受注」、「通信・外食産業のプレミアムアイテム大型受注」、「billsの国内全店舗年間最高売上達成」などが大きく貢献し、増収となったといえます。ただ、利益の方は、原価が上昇、それを経費削減でカバーしており、やや気になるところです。サニーサイドアップは今後「創造型PR会社」を目指しており、この8月に日本初のO2O専門の戦略コンサルティング会社であるSPARK株式会社を関連会社として設立するなど、積極的な新たな展開をはかっており、今後の動向に注目です。
好評!2013年度版、食品スーパー・ドラックストア財務3表連環分析、vol1、リリース!
*食品スーパー・ドラックストア、全上場企業約100社のP/L、CF、BSを連環分析!
まぐまぐプレミアム!(有料):データサイエンティスト養成講座、連載スタート!
*iD-POS分析(BigData)=顧客を産み、育てること!
週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ! 、資料集
facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」のグループ創設241人、リクエスト!
« 成城石井、新たな成長戦略、新業態、ワインバー! | Main | 家計調査データ、2013年7月、消費堅調! »
Comments