終了!ID付POSデータ実践活用セミナー、9/26!
ID付POSデータ実践活用セミナー、終了、9/26!
・http://www.marken.co.jp/marken_seminar/2013/09/idpos_1.shtml
今回のセミナーのポイント:演習タイムについて:
・iD付POSデータ実践活用セミナー、9/26、終了しました。今回ははじめて演習タイムを入れ、実際のiD付POSデータをエクセルにダウンロードし、その場でiD付POS分析を実施していただきました。参加者全員がノートパソコンを持ち込んで、ネットからダウンロード、実践さながらのセミナーでした。
・実演は2つ、ひとつはF(頻度)、そして、もうひとつは、基本指標を実際のiD付POSデータから計算し、数表化するというものです。
・1)F(頻度)について:
・iD付POS分析に必要なデータは単品の全購入顧客の購入履歴一覧です。基本指標は回数、数量、金額の3つ、これだけです。ただし、これにその単品の購入顧客のその単品を含む全購入データも必須です。
・ここから、全購入顧客のID数を数え、ID客数が加わり、iD付POS分析に必須の4つの指標が揃うことになります。
・今回はここから頻度をグラフ化するわけですが、個人個人の頻度は回数そのものですので、まずは単品の回数をエクセルの棒グラフでグラフ化しました。きれいな対数グラフ、すなわち、ロングテールグラフができあがります。実に美しいグラフです。さらに、全購入データの回数もグラフ化しました。結果、フラクタルグラフができあがり、全顧客をF(頻度)をもとにグラフ化ができあがりました。
・結果、これまで取り組まれてきたFSP、デシル分析の課題が鮮明になり、F(頻度)の重要性が明らかになったと思います。
・2)基本指標の数評価について:
・次の演習はその生データから多店舗比較、他の商品と比較できるように数値を相対化する演習です。すなわち、顧客1人当たりの指数化、IDでのPI値化です。PI値には2つあります。回数で割ったPI値とID客数で割ったPI値です。その違いは瞬間の指標がPI値、累計の指標がIDPI値です。
・今回はiD付POSデータの4つの指標をもとに、回数で割ったPI値とID客数で割ったPI値、それらをつなぐF(頻度:ID客数PI値)を算出し、一連の数表をつくりました。この数表がiD付POS分析の基本フォーマットであり、これを属性、すなわち、性別、年齢別、F(頻度)別などに整理することにより、様々な分析が可能となります。
ID付POSデータ実践活用セミナーセミナー概要:
1.ID付POSデータの有効性と活用の現状
1)POSデータ開示からID付POSデータ開示への潮流
2)パネルデータから、個店別ID付POSデータ分析での提案の時代へ
3)食品スーパー、ドラッグストアのID付きPOSデータ活用の違い
2.ID付きPOSデータ分析で注目すべき視点、F(頻度)について
1)営業数値の中で、最も注目すべき指標、F(頻度)とは何か
2)F(頻度)を制するものは、MD、そして、マーケティングを制する
3)F(頻度)の算出方法、その実践活用のための重点ポイント
3.ID付POSデータの分析手法
3-1:ID付POS分析の基本を極める
1)一人の顧客1つの商品が基本(顧客と商品)
2)次に、1人の顧客、その顧客の全商品を見る(商品)
3)転じて、1つの商品、その商品の全購入顧客を把握する(顧客)
4)そして、Big Data、全商品、全顧客に挑む(全体)
3-2:ID付POS分析の活用方法
1)新規導入商品の定着率、既存商品の固定客化の検証方法
2)52週から365日のプロモーション戦略へ転換方法
3)クロスMDの実践活用手法(併買率、リフト値、期待値)
4)来店顧客のF(頻度)に注目、顧客を生み、育てるポイント
※演習タイム(ExcelがインストールされたPCをご持参ください)
※ID付POSデータをご持参ください。
その場で基本帳票を作成し、分析支援致します。
・単品の年間購入顧客の明細一覧(ご持参頂きたいデータ)
(顧客1人1人の売上金額、売上数量、購入回数)
※全単品の明細もあれば、より深い分析も可能です。
※データをお持ちでない方は、サンプルをご用意します。
4.ID付POSデータの将来像
※BIG Data、OTO(Online To Offline)、スマフォシフトへ
PI研のコメント:
・ID付POSデータ実践活用セミナーが9/26、無事、終了しました。セミナー参加者の意識の高さを感じ、改めて、iD付POS分析の時代が近づいていると実感じました。iD付POS分析とPOS分析との違いはただ一点、F(頻度)にあります。決定的な違いはこの1点にあるといえ、しかも、このF(頻度)はIDが認識された瞬間に生まれる指標であり、IDが認識できない通常のPOS分析ではけっして見ることも、触ることもできない指標といえます。今回のセミナーではこのF(頻度)だけで1講座設け、しかも、そのための演習タイムも入れました。参加者全員がF(頻度)がいかに重要かつ決定的な指標であるが理解できたのではないかと思います。iD付POS分析はまだまだはじまったばかりといえ、今後、急速に食品スーパー、ドラックストアをはじめ、流通業で普及が進むと思います。今回のセミナーを機に、今後、もっとわかりやすく、実践的なセミナーをめざし、iD付POS分析の普及をはかってゆきたいと思います。
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