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October 14, 2013

ファーストリテーリング、2013年8月、本決算、1兆円超え!

ファーストリテーリング、2013年8月、本決算、増収増益、1兆円超え、10/10!
・http://www.fastretailing.com/jp/
・http://www.fastretailing.com/jp/ir/library/pdf/tanshin201308_4q.pdf
・http://www.fastretailing.com/jp/ir/library/pdf/20131010_results.pdf

P/L関連:
・売上高1兆1,430.03 億円(23.1%)、営業利益1,329.20億円(5.1%)、経常利益 1,489.79億円(19.0%)、当期純利益 903.77億円(26.1%)
・原価 50.65%(昨年 48.80%):+1.85、売上総利益 49.35%(昨年 51.20%):-1.85
・経費 37.71%(昨年 37.58%):-0.13
・営業利益 11.64%(昨年 13.62%):-1.98
・為替差益155.80億円(昨年0.00億円)

B/S関連:
・自己資本比率 63.2%(昨年 65.0 %)
・現金及び預金 1,474.29 億円(総資産比16.64%)
・たな卸資産 1,666.54 億円(総資産比18.81%)
・買掛金 1,219.51 億円(総資産比13.76%)
・有利子負債 274.20億円(総資産比3.09%)

CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:994.39億円(昨年1,276.43 億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△639.01億円(昨年△353.13億円)
  →固定資産の取得による支出億円:△276.68億円(昨年△23980億円)
  →連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出:△267.71億円
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△239.45億円(昨年△290.56億円)
  →配当金の支払額△275.07億円:売上対比2.40%(昨年△218.92億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):296.00億円 (昨年633.41億円)

ファーストリテーリングのコメント:
・売上高は1兆1,430億円(前期比23.1%増)、営業利益は1,329億円(同5.1%増)、経常利益は1,489億円(同19.0%増)、当期純利益は903億円(同26.1%増)と増収増益を達成いたしました。これは主に、海外ユニクロ事業及び、グローバルブランド事業で大幅な増収増益を達成したことによります。主力の国内ユニクロ事業については、売上高総利益率の低下により減益でした。当連結会計年度では円安の影響により、外貨建て資産などの為替差益155億円を計上したことで、経常利益は大幅増益となっております。
・当社グループは、中期ビジョンとして「世界No.1 アパレル製造小売グループとなる」ことを目標に、「グローバル化、グループ化、再ベンチャー化」を進めております。特に海外におけるユニクロ事業の事業拡大に力を注いでおり、出店を加速する一方で、世界主要都市におけるグローバル旗艦店・繁盛店の出店により、事業の基盤強化を図っております。また、ジーユー事業、セオリー事業においても、積極的に事業の発展を図っております。なお、2012年12月には米国のプレミアムデニムのリーディングカンパニーであるJ Brandグループを連結子会社化しております。
・国内ユニクロ事業の当連結会計年度における売上高は6,833億円(前期比10.2%増)、営業利益は968億円(同5.4%減)と増収減益の結果となりました。
・海外ユニクロ事業の当期連結会計年度の売上高は前期比64.0%増の2,511億円、営業利益は同66.8%増の183億円と大幅な増収増益を達成いたしました。
・グローバルブランド事業の当期連結会計年度における売上高は2,062億円(前期比34.8%増)、営業利益は174億円(同20.1%増)となりました。
・次期見通し:
・海外ユニクロ事業の業績は、売上高3,500億円(同39.3%増)、営業利益280億円(同52.6%増)と大幅な増収増益が続くことを予想しております。これは、アジア地区における成長と、米国における収益性改善によるものです。中華圏(中国、香港、台湾)では、大量出店が続くことにより、3割以上の増収を見込んでおります。なお、中華圏における今期の出店数は98店舗と、大量出店が継続する見込みです。
韓国では、増収増益が続くことを予想しておりますが、韓国経済低迷の影響を考慮し、緩やかな成長率を見込んでおります。
・米国では、郊外ショッピングモールを中心に本格的なチェーン展開を進める計画です。今期は東海岸で9店舗、西海岸で6店舗、合計15店舗の出店を計画しています。また、NY5番街店をはじめとするマンハッタン3店舗の収益改善が見込まれることから、米国事業の赤字幅は縮小の見込みです。
・海外ユニクロ事業全体で、今期は198店舗の出店、期末の店舗数は644店舗にまで拡大する見込みです。また、新規出店国として、オーストラリアのメルボルン、及びドイツのベルリンへの出店が下期に予定されています。
・目標とする経営指標:
・当社は継続的な収益性の向上を経営の最優先課題の一つとして認識しており、2020年にグループ売上高5兆円と経常利益1兆円を経営目標として掲げております。

ファーストリテーリングの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9983.T

PI研のコメント:
・ユニクロが2013年8月期の本決算で1兆円の大台を超えました。しかも、増収増益、好決算です。やや気になるのは、国内事業よりも、海外事業が牽引していることに加え、原価、経費、ともに上昇、高では増益ですが、率では減益となったことです。それにしても、海外事業、大幅な増収増益と絶好調です。今後も積極的な新規出店を既存の中華圏、韓国、米国に加え、オーストラリア、ドイツにも新規出店とのことで、今期以上に営業拡大が見込まれます。目標の「2020年にグループ売上高5兆円と経常利益1兆円」を目指し、休む間もなく、成長戦略を力強く進めてゆく方針といえます。投資活動によるキャッシュフローを見ると、今期は新規出店に加え、M&Aへもバランスよくキャッシュを配分しており、今後、M&Aも成長戦略の大きな柱といえます。また、財務活動によるキャッシュフローの大半を配当に充てており、自己資本比率63.2%という堅固な財務基盤に支えられた株主への還元といえます。しかも売上対比2.40%の還元であり、通常ポイント還元による顧客への還元が1.0%から2.0%ですので、いかに、株主を重視しているがわかります。結果、株価も堅調であり、投資家からの支持も高いといえます。ファーストリテーリングの売上高、2020年5兆円目標、海外戦略が成長戦略のカギを握っているといえ、日本の小売業の成長は今後、海外戦略をどう組み込むか、ここがポイントといえるかと思います。

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