マルキョウ、2013年9月、本決算、減収減益!
マルキョウ、2013年9月、本決算、減収減益、11/15!
・http://www.marukyo-web.co.jp/index.html
・http://www.marukyo-web.co.jp/web/ir/list/up_pdf/128_1384504489.pdf
P/L関連:
・営業収益 844.56億円(△3.8%)、営業利益 11.27億円(△30.7%)、経常利益 13.51億円(△26.1%)、当期純利益 △19.85億円
・原価 79.23%(昨年 79.02%):+0.21、売上総利益 20.77%(昨年 20.98%):-0.21
・経費 19.77%(昨年 19.44%):+0.33
・マーチャンダイジング力 +1.00%(昨年 1.54%):-0.54
・その他営業収入0.34%(昨年 0.32%):+0.02
・営業利益 1.34%(昨年 1.86%):-0.52
・継続的に営業損失を計上している、あるいは不動産価額の下落が著しい店舗について建物及び構築物99,411千円、土地2,273,644千円の減損損失を計上しております。また、閉店が決定した店舗については固定資産帳簿価額を回収できないと判断し、建物及び構築物332,671千円の減損損失を計上しております。さらに、地価下落がみられた遊休資産について土地46,017千円の減損損失を計上しております。
B/S関連:
・自己資本比率 82.8%(昨年 74.2%)
・現金及び預金 55.92億円(総資産比 11.57%)
・商品及び製品 34.20億円(総資産比 7.08%)
・買掛金 51.99億円(総資産比 10.76%)
・有利子負債 14.10億円(総資産比2.91%)・
CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△40.17億円(昨年 73.07億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△5.72億円(昨年△10.51億円)
→有形固定資産の取得による支出 △5.64億円(昨年△5.86億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△10.60億円(昨年 △12.44億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△56.50億円 (昨年 50.11億円)
これは前連結会計年度末が金融機関の休業日であったため、当連結会計年度中に支払った仕入債務が多額となったことによるものであります。
マルキョウのコメント:
・食品スーパー業界におきましては、国内人口が減少し市場が縮小する中で競合各社の新規出店が相次ぐなど、依然として厳しい経営環境となりました。
・このような状況の中で当社グループは、既存店の改装を7ヶ店(雑餉隈店、別府店、板付店、井尻店、福重店、長与店、小田部店)で行うなど営業力の強化及び既存店の活性化に努めてまいりました。しかしながら、同業他社の当社店舗近隣への新規出店に加え、ドラッグストアなど異業種の食品部門への参入もあり売上高が減少し、利益面においても異常気象による生鮮食品の相場高や円安による輸入食材の高騰などが重なり苦戦を強いられました。さらに、多額の減損損失を計上したことにより以下の結果となりました。
・主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動の予定に関するお知らせ:9/4
・当社は、別途公表しておりますとおり本日開催の取締役会において、西日本鉄道株式会社(以下、「西日本鉄道」といいます。)との間で、資本・業務提携に関する基本合意書を締結することを決議し、本日付で資本・業務提携に関する基本合意書を締結いたしました。これに伴い、当社の主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動が見込まれますので、下記のとおりお知らせいたします。
・西日本鉄道株式会社:異動後2,352,000 株(15.24%: 第1位)
マルキョウの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9866.F
PI研コメント:
・マルキョウが2013年9月期の本決算を11/15、公表しました。結果は減収減益、特に、店舗、土地の減損損失を計上したため、当期純利益は赤字と厳しい決算です。マルキョウ自身も、「同業他社の当社店舗近隣への新規出店に加え、ドラッグストアなど異業種の食品部門への参入もあり売上高が減少し、・・」とのことで、競合状況が激しさを増しているとの認識です。今期は新規出店がなかったため、より売上高が厳しかったといえます。ただ、このような厳しい状況にあるにもかかわらず、自己資本比率は 82.8%(昨年 74.2%)と、食品スーパーとしては極限に近く、財務は健全です。新規出店の余力は十分ですので、収益性の高い店舗フォーマットを構築できれば、一気に成長戦略へとシフトが可能といえます。今期、マルキョウは西日本鉄道が筆頭株主となる資本業務提携に踏み切りましたので、今後、西日本鉄道の支援を受け、成長戦略を模索するのではと思います。西日本鉄道傘下の西鉄ストアを含め、マルキョウの今期の成長戦略に注目です。
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