凸版印刷、2014年3月、第2四半期、増収増益!
凸版印刷、2014年3月、第2四半期決算、増収増益、11/07!
・http://www.toppan.co.jp/index.html
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1103734
P/L関連:
・売上高 7,433.31億円(2.3%)、営業利益 108.03億円(81.6%)、経常利益 149.25億円(182.9%)、当期純利益 82.59億円(39.7%)
・原価 83.76%(昨年 84.57%):-0.81、売上総利益 16.24%(昨年 15.43%):+0.81
・経費 14.78%(昨年 14.60%):+0.18
・営業利益 1.46%(昨年 0.83%):+0.63
B/S関連:
・自己資本比率 47.1%(昨年 46.3%)
・現金及び預金 1,706.55億円(総資産比10.34%)
・投資有価証券 2,127.77億円(総資産比 12.89%)
・買掛金 2,684.74億円(総資産比16.27%)
・有利子負債 2,956.68億円(総資産比17.92%)
CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:600.50億円(昨年434.65億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△558.36億円(昨年△123.23億円)
→有形固定資産の取得による支出 △364.71億円(昨年△272.83億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー: △93.81億円(昨年 △108.66億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△21.16億円 (昨年 206.24億円)
凸版印刷のコメント:
・印刷業界におきましては、インターネット広告や電子書籍などの市場が成長を続けるなど、一部に明るい兆しが見えました。一方で、マス広告や出版などの既存市場は成熟傾向にあり、全体を通しては厳しい経営環境となりました。
・このような環境の中でトッパングループは、21世紀の企業像と事業領域を定めた「TOPPAN VISION21」に基づき、「グループを含めた構造改革の遂行」、「新事業、新市場の創出」、「グローバルな事業展開の加速」を重要な経営課題と位置付け、収益体質の強化のためにグループ一体となって、既存事業においては競争優位性の確立とコスト削減を推進すると同時に、新たな収益モデルを早期に確立するために、成長分野に対する経営資源の投入を積極的に図ってまいりました。
情報コミュニケーション分野:
・セキュア関連では、商品券や帳票類などは前年を下回りましたが、ICカードは前年を上回りました。また、国際プリペイド決済などの新たなサービス分野は、順調に拡大しています。
・マーケティング関連では、既存のマス広告媒体における企業の広告宣伝費見直しに伴い、チラシ・パンフレットなどの印刷物が減少しました。電子チラシサイト「Shufoo!(シュフー)」は、会員基盤をもつ企業との連携によりパーソナル・セグメント配信が可能な「IDポスト」サービスの提供を開始しました。今後は、連携企業を増やすことで「IDポスト」サービスのネットワークを拡大し、主婦を中心としたO2Oプラットフォームを構築してゆきます。
・コンテンツ関連では、出版市場が以前として縮小傾向で推移するなか、雑誌・書籍ともに前年を下回りました。一方で電子書籍市場においては、Bookliveコンテンツ購入用プリペイドカードの販路を拡大したほか、ブラウザビューアの導入によりユーザーの利便性を向上させるなど、各種販促施策を展開し、事業の拡大に注力しております。
凸版印刷の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7911.T
PI研コメント:
・凸版印刷が11/7、2014年3月期の中間決算を公表しました。結果は増収増益、好決算ですが、特に、利益は大幅な増益となりました。経費は上昇しましたが、それを大きく上回る原価の改善が寄与し、増益となりました。凸版印刷自身も、「印刷業界におきましては、インターネット広告や電子書籍などの市場が成長を続けるなど、一部に明るい兆しが見えました。・・」と、新規事業が業績に寄与しはじているとのことです。ただ、「一方で、マス広告や出版などの既存市場は成熟傾向にあり、全体を通しては厳しい経営環境、・・」とのことで、本業の印刷業は厳しい状況にあるとのことです。好調の要因ですが、「ICカードは前年を上回りました。また、国際プリペイド決済などの新たなサービス分野は、順調に拡大、・・」、「電子チラシサイト「Shufoo!(シュフー)」は、会員基盤をもつ企業との連携によりパーソナル・セグメント配信が可能な「IDポスト」サービスの提供を開始、・・」などが伸びているとのことで、これらの新規事業が業績改善に寄与しているといえます。印刷業界、大きく構造変化が起こりつつあるといえ、今後、どのように変化してゆくのか、その動向に注目です。
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