電子マネー決済、急速に普及、21.9%増!
電子マネー決済、好調:日経MJ、11/25
・http://www.nikkei.co.jp/mj/
見出し:
・電子マネー決済21%増
・4~9月件数、流通系、伸び高く
・記事抜粋:
・主要6電子マネー(前払い式)の2013年度上半期(4~9月)の決済件数は前年同期比21.9%増の17億2333万件だった。9月末時点の発行枚数は2億1329万枚で、前年同月比14.2%増となった。新規利用者が増えているだけでなく、カード保有者による電子マネー決済の頻度も増えているようだ。
・図表:
・合計:172,333万件(21.9)、21,329万枚
・ナナコ:50,900万件(32.2%)、2,505万枚、135,500カ所
・ワオン:44,100万件(31.1%)、3,590万枚、170,000ケ所
・楽天エディ:19,640万件(△2.1%)、7,800万枚、365,000ケ所
・スイカ:42,595万件(17.55)、4,217万枚、234,820ケ所
・パスモ:12,559万件(13.2)、2,364万枚、235,000ケ所
・イコカ:2,539万件(21.99)、853万枚、234,820ケ所
参考1:
・PI値:決済件数/発行枚数:6ケ月
・ナナコ:20.31件/枚
・ワオン:12.28件/枚
・楽天エディ:2.51件/枚
・スイカ:10.110件/枚
・パスモ:5.31件/枚
・イコカ:2.97件/枚
参考2:
・電子マネーの利用状況-「家計消費状況調査」の結果から-
・総務省統計局:平成24年8月20日
・http://www.stat.go.jp/data/joukyou/topics/topi62.htm
・電子マネーを持っている世帯員がいる世帯の割合は、電子マネーの調査を開始した平成20年以降、毎年上昇。
・電子マネーの利用回数が最も多かった場所の割合は、全国では交通機関(定期券としての利用は除く)が最も高いが、地方別にみると、関東地方及び近畿地方以外の地方ではスーパーマーケットが最も高い。
・平成23年の電子マネーを利用した1世帯当たり1か月間の平均利用金額は11,116円、1万円以上利用した世帯の割合は20年の約2倍。
PI研コメント:
電子マネー決済が急増しているとの記事が日経MJ、11/25に掲載されました。日本経済新聞社が主要各社へ聞き取り調査した内容ですが、全体の決済件数が4月から9月の累計で昨年対比21.9%増という結果です。発行枚数も主要6社合計で2億1,329万枚ですので、日本国民1人2枚平均を超えており、決済だけでなく、所有者数も限界に近い普及率といえます。この結果は総務省統計局の家計消費状況調査でも同様の傾向が見られ、ここへ来て、電子マネーへの注目度が高まったといえます。特に、来年4月からの消費増税にはかかせない切り札ともなる可能性が高く、今後もさらに普及が進み、決済件数も増加するのではないかと思います。ただ、電子マネー各社のPI値を算出してみると、格差が大きく、6ケ月で20.31件/枚のナナコから2.51件/枚の楽天エディまで開きがあり、発行枚数、利用可能拠点、決済対象商品の違いなどにより差が開きつつあるといえます。
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