マツキヨH、2014年3月、中間決算、増収増益、海外へ!
マツキヨH、2014年3月、中間決算、増収増益、11/14!
・http://www.matsukiyo.co.jp/
・http://www.matsumotokiyoshi-hd.co.jp/news/data/00000284_p.pdf
P/L関連:
・売上高 2,381.97億円(4.6%)、営業利益 94.94億円(12.5%)、経常利益 105.43億円(11.0%)、当期純利益58.07億円( 21.8%)
・原価 71.30%(昨年 72.25%):-0.95、売上総利益 28.70%(昨年 27.75%):+0.95
・経費 24.70%(昨年 24.04%):+0.66
・営業利益4.00%(昨年 3.71%):+0.29
・ポイント引当金繰入額7.92億円(売上対比 0.33%)
B/S関連:
・自己資本比率 60.5%(昨年 59.4%)
・現金及び預金 185.68億円(総資産比 7.82%)
・商品及び製品 604.76億円(総資産比 25.48%)
・買掛金 594.93億円(総資産比 25.07%)
・有利子負債 1.77億円(総資産比0.07%)
・ポイント引当金 26.60億円(売上対比1.11%)
CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:133.72億円(昨年 126.76億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△36.24億円(昨年△24.80億円)
→有形固定資産の取得による支出 △24.86億円(昨年△13.77億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△27.43億円(昨年 △74.74億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):70.04億円 (昨年 27.21億円)
マツキヨHのコメント:
・ドラッグストア業界におきましては、競合企業の積極的な新規出店、既存の店舗展開エリアを越えた新たな競合の出現、M&Aによる競合企業の規模拡大、同質化する異業種との競争や医薬品ネット販売への対応など、我々を取り巻く経営環境はこれまで以上に大きく変化しております。
・このような環境のなか、当社グループは、小商圏化する市場への対応として、各地域における競争優位性を確保すべく全国を7つのエリアに分け、エリアドミナント戦略を積極的に推進するとともに、ターゲット別のライフスタイルの変化に対応したMD戦略の再構築など、地域に密着したかかりつけの薬局として、企業価値の向上とシェア拡大に向け取り組んでまいりました。
・新規出店に関しては、関東エリアを中心にエリアドミナント化を推し進めるとともに新たなエリアへ侵攻し、グループとして54店舗(フランチャイズ2店舗を含む)を出店し、多様化するお客様ニーズへの対応及び既存店舗の活性化を重点に59店舗の改装を実施、スクラップ&ビルドを含め将来業績への貢献が見込めない30店舗を閉鎖しました。その結果、当第2四半期連結累計期間末におけるグループ店舗数は、1,414店舗となり、前連結会計年度末と比較して24店舗増加しました。
・東南アジア最大規模のコングロマリット「セントラルグループ」の中核会社との基本合意書締結に関するお知らせ:
・株式会社マツモトキヨシホールディングス(以下「マツモトキヨシホールディングス」)は、平成 25年 11月 14日開催の取締役会において、東南アジア最大規模のコングロマリット「セントラルグループ」の中核会社である Central Food Retail Company Ltd.(以下「セントラルフードリテール」)とタイ国での新たなヘルス&ビューティの事業展開について協議・検討することを目的とした基本合意書を締結することを承認決議し、同日締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
マツキヨHの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3088.T
PI研コメント:
・マツキヨHが11/14、2014年3月期の中間決算を公表しました。結果は増収増益、特に、利益がいずれの段階でも2桁増の好決算です。経費は上昇しましたが、それを上回る原価の改善が寄与し、増益となりました。マツキヨH、ここ数年、財務内容が大きく改善しており、この2年で有利子負債がほぼ0、自己資本比率も60.5%とドラックストアとしては極限といえます。これに負債の買掛金25.07%を加えると、86.02%ですので、安定した財務基盤が確立されたといえます。マツモトH、この財務基盤をもとに、いつ成長戦略にシフトするか、その動向に注目ですが、すでに、タイへの本格参入が決まりましたので、今後は、国内から海外に成長戦略の主軸が動くのではないかと思います。
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