iD付POS分析、次世代の開示ビジネス本格化!
購買データを提供し新商品:日本経済新聞11/10
・http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF08088_Z01C13A1MM8000/?dg=1
・見出し:
・CCCは4700万人分
・食品・日用品メーカー向け、好みや売れ筋解析
(記事抜粋)
・消費者の購買履歴など膨大な「ビッグデータ」を解析して商品開発に生かす動きが広がってきた。ポイントサービス「Tポイント」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は年内にも会員の購買データを外部の企業に販売。データから浮き彫りになる消費者の好みなどを食品や日用品メーカーの開発に役立ててもらう。ヤフーとアスクルもネット通販の購買データを無償提供する。ビッグデータの活用がメーカーの商品開発の姿を変えそうだ。
ポイント:
・多数の会員や加盟店から集めた購買データからはその人の家族構成や年収のほか、「甘党」「夜型」「堅実派」など嗜好や生活パターンがほぼ70%の確率で分かるという。こうした消費者の属性と商品の売れ方から、早ければ数日で企業が求めるデータを提供する。
・料金はデータの内容で変わるが、100万円以上が多い。CCCは小売りが大半の加盟企業にデータを提供してきた。データ量が増えたことで加盟していないメーカーの商品開発にも使えると判断。メーカーは他社商品を含む広範な購買データを手に入れられる。
CCC:
・http://www.ccc.co.jp/
・Tポイント:
・http://tsite.jp/
・Tポイントは、全国にあるTポイント提携先やインターネットの提携先で、ご利用金額に応じて貯めたり、お使いいただくことができる共通ポイントです。貯めたポイントは、全国の提携先で使えるだけではなく、提携先が発行しているポイントや商品との交換をすることもできます。有効なTカードをお持ちの方であれば、どなたでもご利用いただけます。
PI研コメント:
・2000年初頭からはじまったPOS開示ビジネスですが、来期は新たな展開に入るといえます。特に、iD付POS分析はCCCがTポイントカードから収集されたiD付POSデータを年内にも本格的にメーカー、卸に分析結果を開示するとのことです。日経が11/10、1面で報じました。たた、CCC、Tポイントカードのニュースリリースにはこの時点では公表されていませんので、日経の独自の取材にもとづく記事といえます。単純POSについても、来期からマクロミルが本格参入とのことですので、POS開示、iD付POS開示、新時代の到来といえます。したがって、これまでこのビジネスに携わってきた各企業は戦略の見直しを余技なくされるといえます。流通業界も、ビックデータの時代に本格的に突入といえ、来期はこれを機に様々なビジネスが展開されるものといえます。
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