電子マネー、消費増税が追い風い、小売り独自戦略!
電子マネーで顧客囲い込み:日経新聞11/2
・流通、消費増税へ対策
・ポイント付与/利用店を拡大
(記事概要)
・小売り大手が電子マネーで攻勢をかける。イオンやセブン&アイ・ホールディングスは導入店舗を広げ、ユニーグループ・ホールディングスも独自の電子マネーを11月から発行する。小銭のやり取りが省け、ポイント付与などでお得感のある電子マネーは2014年春の消費増税後、消費者に一段と浸透する見込み。各社は顧客の囲い込みにつなげ、増税後の売り上げの落ち込みを抑える。
(主要電子マネーの普及状況)
・ナナコ:2505万枚、13万5500ケ所、5億900万決済(32%増)
・http://www.nanaco-net.jp/index_pc.html
・最新情報:
・セブン&アイグループの電子マネー 、『nanacoギフト カード』が誕生!
・http://www.7andi.com/dbps_data/_material_/localhost/pdf/20130802.pdf
・ワオン:3590万枚、17万0000ケ所、4億4100万決済(31%増)
・http://www.waon.net/index.html
・最新情報:
・ポール・マッカートニー来日公演記念WAON新キャンペーン[11/4まで]
・http://www.waon.net/campaign/y2013/d1104_gg_paul.html
・スイカ:4212万枚、23万5000ケ所、4億2595万決済(17%増)
・http://www.jreast.co.jp/suica/
・最新情報:
・全国のトヨタレンタカーで、レンタカー料金を 交通系 IC カードで決済できるサービスの開始について
・http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131009.pdf
パスモ:2364万枚、23万5000ケ所、1億2559万決済(13%増)
・http://www.pasmo.co.jp/
・最新情報:
・「バスフェスタ2013」「第20回鉄道フェスティバル」出展
・http://www.pasmo.co.jp/news/press/20130910_release.pdf
・イコカ:853万枚、23万5000ケ所、2539万決済(42%増)
・http://www.jr-odekake.net/icoca/
・最新情報:
・「OSAKA STATION CITY MONTHLY GUIDE」を更新しました。
・http://www.jr-odekake.net/navi/osc_monthly_guide/
・楽天エデイ:7800万枚、36万5000ケ所、1億9640万決済(2%減)
・http://www.rakuten-edy.co.jp/
・最新情報:
・ワイプ全店でEdyが使えるようになりました!
・http://www.rakuten-edy.co.jp/whatsnew/2013/1028_wip_open/
NHK、NEWS、WEB:10/29
・JR東日本「1円単位運賃」申請へ
・JR東日本は、来年4月の消費税率引き上げに合わせ、IC乗車券の「1円単位」の運賃制度を導入するため、近く国土交通省に申請を行う考えを明らかにしました。
PI研コメント:
・消費増税、電子マネーに追い風となっています。JR東日本が「来年4月の消費税率引き上げに合わせ、IC乗車券の「1円単位」の運賃制度を導入する、・・」とのことです。これにより、電子マネー、スイカでの運賃が1円単位となり、券売機の10円単位との差が生じ、スイカに有利な価格設定となります。消費税は端数が生じるため、その端数の精度が問われますが、電子マネーであれば問題なく、端数処理が公平にできるため、消費増税は電子マネーにとって追い風となりそうです。これを受けて、流通業も、電子マネー活用の本格的な動きに入ったといえます。流通業では、消費税の端数処理はもともと1円単位ですが、電子マネーであれば、おつりの計算、受けわたしが自動化でき、さらに、そのデータを活用することにより、消費増税後に予想される駆け込み需要の反動をiD付POS分析により、緩和することが期待できるからです。iD付POS分析も、単純なカードから電子マネーの活用も視野に入ったといえ、今後、ますます重要な分析手法となり、ビックデータとの動きと連動し、流通業活性化の決め手となりそうです。実際、ここへ来て、日経の記事にもあるように、流通各社の電子マネーの伸びは急成長しており、今後、消費増税を見こし、さらにヒットアップしてくるのではないかと思います。
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