セブン-イレブン創業40周年、第3四半期、北米好調!
セブンイレブン、2014年2月、第3四半期決算詳細!
・コンビニエンスストア事業:
・営業収益は 1兆9,112億93百万円(前年同期比35.4%増)、
・営業利益は1,975億96 百万円(同14.6%増)
国内:
・平成25年3月に徳島県と香川県へ出店地域を拡大し、当第3四半期連結累計期間で過去最高となる1,158店舗を出店した結果、同年11月末時点の店舗数は42都道府県で15,992店舗(前期末比920店舗増)となりました。
・商品面では「近くて便利」なお店の実現に向けて、お客様の求める品質とおいしさにこだわったファスト・フード商品の開発に注力するとともに、「セブンプレミアム」及び「セブンゴールド」の品揃えを強化いたしました。
・上質なセルフ式のドリップコーヒー「SEVEN CAFÉ(セブンカフェ)」を同年9月までに全店舗に導入し、同年1月から12月12日までの累計販売数が3億杯を突破するなど、当初計画を大幅に上回って推移いたしました。
・これらの結果、既存店売上伸び率は前年を上回って好調に推移し、平成24年8月以来16ヶ月連続でプラスとなりました。自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は2兆8,569億14百万円(前年同期比7.7%増)となりました。
・営業総収入:512,884百万円(109.6%)
・営業利益:163,865百万円(113.0%)
・チェーン全店売上:2,856,914百万円(107.7%)
・既存店売上伸び率(%):+1.8%
・商品荒利率(%):30.7%(+0.6%)
・全店平均日販(千円)671円(-6円)
北米:為替換算レート(円)U.S.$1=円:96.83(79.39:2012年) :121.96%
・北米事業におきましては、7-Eleven, Inc.が平成25 年9 月末時点で 6,071 店舗(前期末比201 店舗増)のフランチャイズ店を含む8,288店舗(同170店舗増)を展開しております。
・ファスト・フード商品やプライベートブランド商品の開発及び販売に注力したことに加え、ノンアルコールやアルコール飲料等の売上が伸長したことなどにより、米国既存店商品売上伸び率はプラスとなりました。
・なお、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は、商品売上、ガソリン売上ともに伸長したことなどにより、1兆 9,970億 40 百万円(前年同期比 46.6%増)となりました。
・営業総収入: 1,362,130百万円(148.3%)
・営業利益:38,569百万円(130.6%)、営業利益(千ドル): 398,322ドル(107.1%)
・チェーン全店売上:1,997,040百万円(146.6%)
・商品売上:951,406百万円(134.0%)
・ガソリン売上:1,045,633百万円(160.3%)
・米国内既存店商品売上伸び率(%):+1.4%
・商品荒利率(%):34.9%(-0.4%)
・全店商品平均日販(ドル):4,394ドル(-61ドル)
中国:
・中国事業におきましては、平成 25 年 9 月末時点で北京市に 141 店舗、天津市に 56 店舗、四川省成都市に 78 店舗を運営しております。
・7-ELEVEN創業40周年:これまでもこれからもセブン-イレブンはお客様の暮らしとともに
・http://www.7andi.com/company/challenge/1229/1.html
PI研コメント:
・セブン&アイHの2014年2月期、第3四半期決算を大幅増収増益に押し上げたコンビニエンス事業の詳細ですが、営業収益、1兆9,112億93百万円(前年同期比35.4%増)、営業利益、1,975億96 百万円(同14.6%増)と、特に、増収への貢献が大きかったといえます。その中身ですが、北米が営業総収入 1,362,130百万円(148.3%)と異常値です。これは円安の為替差益に加え、売上げの約半分を占めるガソリン売上げが1,045,633百万円(160.3%)と好調に推移したためです。しかも、セブン-イレブンの営業収益、 1兆9,112億93百万円の約70%を占るのが北米ですので、その効果は絶大といえます。国内は残り約30%ですので、セブン&アイHへの貢献度はわずかといえます。P/Lにはこの数値が反映されますので、コンビニエンス事業の増収=北米に支えられているともいえます。ただ、チェーン全店の売上げとなると、国内2,856,914百万円(107.7%)、北米1,997,040百万円(146.6%)ですので、逆転します。また、国内、北米ともに商品荒利率は30%を超えており、これがコンビニ事業の経営の真髄ともいえます。食品スーパーの上場企業の平均約25%と比べると、収益性の高さが光ります。7-ELEVEN創業40周年とのことで、これが日本が産んだ世界最強の革新的な小売業態といえ、今後、どこまで進化するのか、次の40年後、どうなっているのでしょうか。
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