ベルク、2014年2月、第3四半期、増収増益、積極出店!
ベルク、2014年2月、第3四半期決算、増収増益、1/6
・http://www.belc.jp/
・http://www.belc.jp/corporate/uploads/e4f6b341389a2d02e98d666ee2f69649.pdf
P/L関連:
・営業収益 1,074.11 億円(9.0%)、営業利益 50.19億円(5.5%)、経常利益 52.09億円(6.2%)、当期純利益 29.78億円( 21.1%)
・原価 74.74%(昨年 74.67%):+0.07、売上総利益 25.26%(昨年 25.33%):-0.07
・経費 21.92%(昨年 21.82%):+0.10
・マーチャンダイジング力 3.34%(昨年 3.51%):-0.17
・その他営業収入 1.44%(昨年 1.41%):+0.03
・営業利益 4.78%(昨年 4.92%):-0.14
B/S関連:
・自己資本比率 51.8%(昨年 52.4%)
・現金及び預金 38.15億円(総資産比 5.08%)
・商品及び製品 42.64億円(総資産比 5.68%)
・買掛金 84.73億円(総資産比 11.28%)
・有利子負債 163.65億円(総資産比 21.80%)
ベルクのコメント:
・小売業界におきましては、競合各社の積極的な出店及び販売施策の実施、また、個人消費につきましては、雇用・所得環境に依然として厳しさが残る中、電気料金の値上げや消費税率の引き上げなど消費低迷の懸念があることから、節約志向は依然として強く、厳しい経営環境が続いております。
・このような状況の中で当社グループは、スーパーマーケットとして地域社会のお客様の生活防衛意識に応えるべく、「Low Price & Better Quality」を掲げ、生活必需品や消費頻度の高い商品群の価格強化及び売場づくりの活性化を一層推進いたしました。
・販売政策におきましては、全店でお客様謝恩キャンペーン及びベルクカードキャンペーンを実施いたしました。また、チラシ価格の強化に加え、曜日別割引セールや曜日別ポイントセールを実施したことにより、売上が堅調に推移いたしました。
・店舗展開におきましては、平成25年3月に「川越小仙波店」、4月に「フォルテ津田沼店」、6月に「北本二ツ家店」、11月に「フォルテ行徳店」を新規出店し、平成25年11月末現在の店舗数は81店舗となりました。また、競争力の強化及び標準化の推進のため、既存店14店舗の改装を実施いたしました。
PI研コメント:
・ベルクが2014年2月、第3四半期決算を1/6、公表しました。結果は増収増益、好決算となりました。ただ、積極的な新規出店と販促により支えられた増益といえ、原価、経費は若干上昇、結果、高ではプラスとなりましが、率ではマイナスといえます。ベルク自身も、「競合各社の積極的な出店及び販売施策の実施、・・、厳しい経営環境が続いております。」とコメントしており、経営環境は厳しいといえます。ここ最近の各社の第3四半期決算を見ると、同様な傾向が見られ、増収増益となった場合も、積極的な成長戦略による増益の場合が多く、率では厳しい結果といえます。ベルクは商品売買から得られる利益、マーチャンダイジング力はやや厳しい結果となりましたが、依然として3.0%を優に超えており、上場食品スーパーの中でも屈指の収益率の高さといえます。経費比率を 21.92%に押さえているのが、その要因です。今後、本決算に向け、ベルクがどこまで原価、経費の改善に踏み込み、さらに収益性を高めてゆくのか、その動向に注目です。
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