マルミヤストア、2014年5月、中間決算、増収増益!
マルミヤストア、2014年5月、第3四半期決算、増収増益、12/27
・http://www.marumiya-st.jp/
・http://www.marumiya-st.jp/images/corporate/ir_pdf/h26-5-2.pdf
P/L関連:
・営業収益 189.04億円(5.8%)、営業利益 2.93億円(20.0%)、経常利益 3.53億円(15.6%)、当期純利益 1.96億円(19.0%)
・原価 80.53%(昨年 80.50%):+0.03、売上総利益 19.47%(昨年 19.50%):-0.03
・経費 18.29%(昨年 18.49%):-0.20
・マーチャンダイジング力:1.18%(昨年1.01%):+0.17
・その他営業収入:0.38%(昨年0.37%):+0.01
・営業利益 1.56%(昨年 1.38%):+-0.18
B/S関連:
・自己資本比率 52.9%(昨年 50.8%)
・現金及び預金 26.58億円(総資産比 24.26%)
・商品及び製品 16.65億円(総資産比 15.20%)
・買掛金 23.08億円(総資産比21.07%)
・有利子負債 15.59億円(総資産比 14.23%)
CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:3.51億円(昨年3.72億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△1.70億円(昨年△2.54億円)
→有形固定資産の取得による支出 △1.74億円(昨年△2.42億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△1.43億円(昨年 △1.56億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):0.38億円 (昨年 △0.38億円)
マルミヤストアのコメント:
・当小売業界におきましても、円安による商品原価の値上げや、電気料金の値上げ、消費税率の引き上げ等による先行き不安から、一段と強まった消費者の低価格志向を背景とした価格競争の激化等、業種、業態を超えた企業間競争が続く厳しい経営環境が続いております。
・店舗開発におきましては、スーパーマーケット事業において1店舗の新規出店を行ったほか、当社グループでの既存店活性化の検討を行い、株式会社マルミヤストアが運営をするマルミヤストア菱刈店をスーパーマーケット事業からディスカウントストア事業へ業態変更することを決定し、平成25年11月に閉店した結果、当第2四半期連結累計期間末の当社グループの店舗数は58店舗(株式会社マルミヤストア41店舗、株式会社アタックスマート17店舗)となりました。なお、閉店したマルミヤストア菱刈店は、株式会社アタックスマートに店舗運営を移管し、平成25年12月にアタックス菱刈店として開店しております。
マルミヤストアの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7493.F
PI研コメント:
・マルミヤストアが12/27、2014年5月期の中間決算を公表しました。結果は増収増益、好決算です。原価は若干上昇しましたが、それを上回る経費の削減が寄与し、利益を押し上げました。マルミヤストアは原価率80.53%と極めて高い原価率、結果、売上総利益は19.47%であり、ディスカウント志向の食品スーパーといえます。上場食品スーパーの平均は約25%ですので、かなり低い数値です。そのディスカウントを支えるのが18.29%の経費比率の低さであり、今期は、この低い経費比率をさらに下げての増益です。ただ、気になるのは、成長戦略であり、今期は1店舗のみの新規出店に留まっており、キャッシュフローを見ても、投資活動によるキャッシュフローへの配分が低めである点です。次の四半期、そして、本決算へ向けて、マルミヤストアがどのような成長戦略を打ち出すのか、気になるところです。
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