大黒天物産、2014年5月、中間、増収増益、新店好調!
大黒天物産、2014年5月、中間決算、増収増益、1/9
・http://www.e-dkt.co.jp/
・http://www.e-dkt.co.jp/ir/pdfs/library/tanshin_20140109.pdf
P/L関連:
・売上高 607.46億円(8.8%)、営業利益 21.00 億円(7.1%)、経常利益 21.11億円( 7.2%)、当期純利益 10.62 億円(8.4%)
・原価 77.30%(昨年 77.34%):-0.04、売上総利益 22.70%(昨年 22.66%):+0.04
・経費 19.23%(昨年 19.13%):+0.10
・営業利益:3.47%(昨年 3.53%):-0.06
B/S関連:
・自己資本比率 57.1%(昨年 53.5%)
・現金及び預金 62.78億円(総資産比 17.79%)
・商品及び製品 35.06億円(総資産比 9.93%)
・買掛金 71.75億円(総資産比20.34%)
・有利子負債 15.34億円(総資産比 4.34%)
CF関連:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:14.35億円(昨年 12.60億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△19.45億円(昨年△26.36億円)
→有形固定資産の取得による支出 △20.25億円(昨年△18.04億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△8.87億円(昨年 0.71億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△13.98億円 (昨年 △13.05億円)
大黒天物産のコメント:
・小売業界におきましては、円安による原材料価格の値上げ、消費税増税に向けての節約志向の高まり、さらに業種・業態を超えた価格競争の激化により厳しい経営環境が続いております。
・このような環境の中、当社グループでは前期から継続して実行しているコスト削減や、競合店に負けない魅力ある店作りの徹底、小商圏対応型の新フォーマットの開発等、激化する競争環境下において、我社独自の強みを生かした取り組みを行ってまいりました。また、当社グループでは新規出店として、7月にラ・ムー二名店(奈良県奈良市)、11月にディオマート米子やよい店(鳥取県米子市)、さらに新たなエリアとして6月にラ・ムー草津店(滋賀県草津市)、10月にラ・ムー四日市店(三重県四日市市)を出店いたしました。
大黒天物産の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2791.T
PI研コメント:
・大黒天物産が1/9、2014年5月、中間決算を公表しました。結果は増収増益、好決算をとなりました。特に、売上高が8.8%と好調であり、今期は「新たなエリアとして6月にラ・ムー草津店(滋賀県草津市)、10月にラ・ムー四日市店(三重県四日市市)を出店、・・」とのことで、これまでの中国、四国、九州地区への新規出店に加え、滋賀県、三重県へと新たなドミナント拡大が図られたのが大きいといえます。大黒天物産は、ここ最近、M&Aにも踏み込んでおり、成長戦略重視の積極的な経営戦略を打ち出しています。一方、利益の方ですが、原材料費が円安で値上がりする中、原価は若干改善しましたが、それを上回る経費の上昇が響き、率では減益、売上高による高での増益となりました。大黒天物産、キャッシュフローを見ても、積極的な投資をしており、ここは攻めと見ているといえ、今後、さらに成長戦略を推し進めるものと思われます。次の半期、M&Aを含め、大黒天物産の成長戦略に注目です。
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