エコス、第3四半期決算、増収増益、物流強化!
エコス、2014年2月、第3四半期決算、増収増益、1/10
・http://www.eco-s.co.jp/index.html
・http://www.eco-s.co.jp/03kaisya/ir/irpdf/2014/2014_3Q_all.pdf
P/L関連:
・営業収益 816.14億円(2.0%)、営業利益 10.00億円(10.9%)、経常利益 9.78億円( 12.4%)、当期純利益 5.48億円(54.5%)
・原価 75.61%(昨年75.49%):+0.12、売上総利益 24.39%(昨年24.51%):-0.12
・経費 25.24%(昨年25.52%):-0.28
・マーチャンダイジング力 -0.85%(昨年-1.01%):+0.16
・その他営業収入2.10%(昨年2.17%):-0.07
・営業利益 1.25%(昨年1.16%):+0.09
B/S関連:
・自己資本比率 18.3%(昨年 17.8%)
・現金及び預金 13.29億円(総資産比 3.94%)
・商品及び製品 34.24億円(総資産比 10.15%)
・買掛金 62.57億円(総資産比 18.55%)
・有利子負債 135.56億円(総資産比 40.20%)
エコスのコメント:
・当社グループはこれまで通り食品スーパーマーケット事業に資源を集中し、経営方針である社是「正しい商売」を徹底し、お客様の信頼と支持を更に獲得するために、安心・安全でお買い得な商品の提供に努め、地域のお客様の食文化に貢献できる店舗づくりに取り組んでまいりました。
・収益力改善のため新規に1店舗(たいらやプライムマートテクノ店)を出店し、不採算店舗1店舗を閉鎖し、既存店の活性化のため10店舗のリニューアル改装を実施いたしました。
・店舗運営面におきましては、安心・安全、新鮮で美味しい商品の提供、地域の実勢価格を丁寧に見極め集客につながる商品を割安感のある価格(エブリディロープライス)にて投入、働く女性や中高年層のお客様、また東日本大震災以降に意識が高まった省エネ志向の消費者にお応えする簡便商品や惣菜商品の強化などに努めると共に、お買物がし易い品揃えや店舗レイアウトの変更などを実施いたしました。また、ポイントカードを活用した販売促進や週間の販売計画に連動した売場づくりを強化し、集客の拡大に努めました。
・商品面におきましては、地域市場や漁港などを活用した産直商品の積極的導入、美味しさ、品質と価格の両面において競争力の高い生鮮食料品を提供すると共に、川越惣菜工場にて企画・製造した独自商品の提供を拡大し、惣菜売場の活性化に努めました。日配・ドライグロサリー商品につきましては、個人消費の冷え込みに対し、エブリディロープライス商品を投入するなど積極的な販売活動を推進いたしました。
株式会社グルメンの民事再生への支援に関するお知らせ:
・http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20140124/8hwbi1/140120140124090777.pdf
・当社は、平成 26 年 1 月 24 日付で東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行いました株式会社グルメンに対し、スポンサー候補として資金提供、資本参加等の経済的支援を行い、事業の円滑な再生を行うことを目的に、同社と基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
・主な基本合意書の内容 :
・(1)当社は、株式会社グルメンの物流事業及び小売事業について、支援を実施する予定です。具体的な支援方法については、今後、株式会社グルメンと協議の上で正式なスポンサー契約の締結を行う予定です。
・(2)当社は、株式会社グルメンに対して、必要に応じて融資を行い、以って株式会社グルメンの民事再生手続きを支援する予定です。
エコスの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7520.T
PI研コメント:
・エコスが1/10、2014年2月期、第3四半期決算を公表しました。結果は増収増益、好決算となりました。原価は上昇しましたが、それを上回る経費の削減が寄与し、利益が改善したのが、その要因といえます。今期、エコスは、「川越惣菜工場にて企画・製造した独自商品の提供を拡大し、惣菜売場の活性化に努めました、・・」と、物流面に力を入れていますが、これをさらに補強するため、グルメンの民事再生への支援を表明し、物流体制の強化を固めつつあります。今回の支援は「当社は株式会社グルメンに対し、「所沢物流センター」の業務運営を委託しており、同センターの安定的な運営が不可欠であるため、同社の経営基盤強化が必要であると判断、・・」とのことで、さらに物流体制を強化することになるといえます。今後、エコスがこの支援をもとに、さらに収益の改善をどのようにはかってゆくのか、その動向に注目です。
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