CPI、2013年11月、コア指数、昨対比1.2%増!
CPI(消費者物価指数):2013年11月度 :12/27公表
(1) 総合指数は2010年(平成22年)を100として100.8、前月と同水準、前年同月比は1.5%の上昇
(2) 生鮮食品を除く総合指数は100.7、前月と同水準、前年同月比は1.2%の上昇
(3) 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.7、前月と同水準、前年同月比は0.6%の上昇
総合1.5
・食料1.9 (外食を含む)、住居-0.4 、光熱・水道5.7、 家具・家事用品-0.2、 被服及び履物0.6、保健医療-0.4 、交通・通信2.3、教育0.7、教養娯楽1.1、 諸雑費3.3
・プラス主要項目:生鮮野菜18.1%(0.28)、電気代8.2%(0.29)、自動車等関係費3.5%(0.30)、他の諸雑費6.5%(0.14)、教養娯楽サービス1.1%(0.07)
食料 1.9(外食を含む)のみ詳細:
・穀類:-2.1:
・米類-5.7 、パン0.7、 めん類-0.7、他の穀類 -2.0
→ うるち米-5.9、国産米A-5.6、国産米B-6.1、もち米-1.2
→ 食パン1.1、あんパン-0.2、カレーパン1.3
→ ゆでうどん-1.4、干しうどん-0.3、スパゲッティ1.2、即席めん-0.3、生中華めん-1.5、*ゆで沖縄そ1.8
→ 小麦粉4.4、もち-4.6
・魚介類 :4.6:
・生鮮魚介5.6、塩干魚介2.6、魚肉練製品-1.4 、他の魚介加工品8.1
→ まぐろ0.1、あじ-2.8、いわし6.4、かれい0.0、さけ19.3、さば7.3、さんま23.1、たい0.0、ぶり2.6、いか-2.7、たこ-9.0、えび13.3、あさり4.0、かき(貝)1.5、ほたて貝14.8
→ 塩さけ8.3、たらこ1.4、しらす干し-3.6、干しあじ1.8、煮干し1.9、ししゃも0.4、いくら4.8
→ 揚げかまぼこ-1.4、ちくわ-3.7、かまぼこ0.0
→ かつお節12.1、魚介漬物4.2、魚介つくだ煮-0.4、魚介缶詰17.2、塩辛1.8
・肉類:2.4:
・生鮮肉2.1、加工肉3.5
→ 牛肉A4.3、牛肉B4.5、豚肉A0.8、豚肉B1.4、鶏肉0.2、レバー0.6
→ ハム-0.1、ソーセージ7.1、ベーコン1.3、*ポーク缶詰2.6
・乳卵類 :1.9:
・牛乳・乳製品0.7 、卵6.5
→ 牛乳2.4、牛乳(配達)0.8、牛乳(店頭売り)2.5
→ 粉ミルク-1.1、ヨーグルト-1.3、バター-0.4、チーズ-0.9、チーズ (輸入品)-2.2
→ 鶏卵6.5
・野菜・海藻:10.9:生鮮野菜、依然高値!
・生鮮野菜18.1、乾物・加工品類-0.7
→ キャベツ89.8、ほうれんそう42.4、はくさい47.2、ねぎ3.5、レタス51.5、ブロッコリー19.8、もや-2.9、アスパラガス15.9、さつまいも7.1、じゃがいも17.3、さといも20.4、だいこん47.1、にんじん 15.7、ごぼう-1.0、たまねぎ20.5、れんこん8.8、ながいも0.8、しょうが-5.0、さやいんげん24.7、かぼちゃ20.1、きゅうり35.0、なす32.6、トマト-7.3、ピーマン43.1、生しいたけ5.2、えのきだけ-0.5、しめじ 8.2、*にがうり-20.2、*とうが-2.7
→ あずき1.7、干ししいたけ-1.5、のり-0.7、わかめ-2.7、こんぶ1.1、ひじき0.0
→ 豆腐-0.8、油揚げ-1.0、納豆-0.9
→ こんにゃく-1.2、梅干し0.1、だいこん漬-1.7、はくさい漬-0.7、キムチ0.1、こんぶつくだ煮0.2、スイートコーン缶詰-2.2
果物:6.1:
・生鮮果物6.4 、果物加工品0.2
→ りんごB6.7、みかん2.3、グレープフルーツ-8.2、オレンジ7.2、レモン11.0、かき(果物)20.0、バナナ 5.4、キウイフルーツ2.9
→ 果物缶詰0.2
・油脂・調味料:0.8:
・油脂2.0、調味料0.6
→ 食用油0.6、マーガリン7.8
→ 食塩-0.9、しょう油-1.6、みそ-1.3、砂糖-0.4、酢-0.5、ソース-2.0、ケチャップ-3.2、マヨネーズ17.2、ドレッシング-0.2、ジャム3.0、カレールウ-2.6、即席スープ-1.7、風味調味料-0.1、ふりかけ1.0、液体調味料1.3、中華合わせ調味料-2.2、パスタソース7.3
・菓子類 :0.0:
→ ようかん2.6、まんじゅう0.9、だいふく餅2.4、カステラ-0.8、ケーキ-0.9、ゼリー0.2、プリン0.6、シュークリーム0.2、せんべい0.8、ビスケット-1.0、ポテトチップス-2.7、あめ-0.3、チョコレート-0.6、アイスクリーム-0.2、落花生2.0、チューインガム0.5
・調理食品:0.7
・主食的調理食品0.3 、他の調理食品0.9
→ すし(弁当)2.0、弁当0.0、おにぎり-1.1、調理パン-3.5、冷凍調理ピラフ2.1、調理パスタ-1.1
→ うなぎかば焼き7.0、サラダ0.3、コロッケ-0.7、豚カツ1.2、からあげ-0.1、ぎょうざ-0.5、やきとり -0.2、冷凍調理コロッケ4.1、冷凍調理ハンバーグ-2.0、調理カレー1.0、混ぜごはんのもと3.7、煮豆-0.7、焼き魚-0.1、きんぴら-0.7
・飲料:-1.3
・茶類-1.6、コーヒー・ココア-0.9、他の飲料 -1.4
→ 緑茶-0.5、紅茶0.4、茶飲料-3.0
→ インスタントコーヒー-0.4、コーヒー豆-1.6、コーヒー飲料-0.8
→ 果実ジュース-1.5、果汁入り飲料-0.1、野菜ジュース-0.2、炭酸飲料-2.1、乳酸菌飲料A-2.6、乳酸菌飲料B0.0、ミネラルウォーター-5.4、スポーツドリンク-1.1
・酒類 :-0.9:
→ 清酒-1.3、焼ちゅう-0.8、ビール-0.6、発泡酒-0.6、ウイスキー-1.7、ワイン2.7、ワイン(輸入品)0.4、チューハイ-1.9、ビール風アルコール飲料-2.1
参考:外食 0.7:
・一般外食 0.7 、学校給食 0.3
→ うどん0.2、中華そば0.2、*沖縄そば0.0、スパゲッティ(外食)0.3、すしA0.3 、すしB0.0、親子どんぶり0.2、天どん0.1、カレーライス0.1、牛どん-9.7、フライ0.2、フライドチキン1.1、ぎょうざ(外食)0.4、ハンバーグ0.4、焼肉0.0、お子様ランチ-0.6、ハンバーガー16.3、サンドイッチ-0.1、ピザパイ0.1、ドーナツ0.0、コーヒー-0.1、ビール(外食)0.2
→ 学校給食(小学校低)0.4、学校給食(小学校高)0.4、学校給食(中学校)0.3
PI研コメント:
・CPI(消費者物価指数)、2013年11月度を総務省統計局が12/27、公表しました。結果はコア指数が1.2%上昇と、堅調な数値です。日銀が目標としている2.0%に徐々に近づきつつあります。ちなみに、総合指数は1.5%、コアコア指数は0.6%です。したがって、生鮮、エネルギー関連の影響度がまだ大きいとはいえますが、これを除いても上昇基調に入りつつあるといえそうです。このような中で、食品ですが、1.9%と全体を上回る伸び率であり、食品の物価が上昇しています。中でも、生鮮野菜18.1%と異常値であり、キャベツ89.8%、ほうれんそう42.4%、はくさい47.2%、・・と軒並み異常な上昇です。これ以外では、果物:6.1%、魚介類 :4.6%、肉類:2.4%と、生鮮3品すべて上昇しており、食品は生鮮がCPIを押し上げています。食品は、この生鮮3品以外は大きな変化はなく、逆に穀類:-2.1%、飲料:-1.3%、酒類 :-0.9%と下がっており、食品のCPIは2極化しています。今後、消費増税が近づくにつれ、CPIがどのような推移をだどってゆくのか、注目です。
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