ヤマザワ、2014年2月本決算、積極投資!
ヤマザワ、2014年2月本決算、2月決算以降、4/15!
・http://yamazawa.co.jp/
・http://yamazawa.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/01/bc756396d3ba8c044bb61e34b806b53e.pdf
・http://yamazawa.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/01/384a3d1aa204968ad3244a3553fd00bf.pdf
CF関連:キャッシュの配分:昨年は11ケ月
・営業活動によるキャッシュ・フロー:31.60億円(昨年 △3.68億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△43.02億円(136.13%:昨年△55.84億円)
→固定資産の取得による支出 :△△36.74億円(昨年△56.08億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:18.80億円(昨年 21.65億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):7.38億円 (昨年 △37.87億円)
B/S関連:キャッシュの蓄積
・自己資本比率 53.6%(昨年 59.7%)
・現金及び預金 47.44億円(総資産比 9.09)
・商品及び製品 46.83億円(総資産比 8.97%)
・有利子負債 94.37億円(総資産対比 18.08%)
・買掛金 68.74億円(総資産比 13.17%)
P/L関連:キャッシュの創出:昨年は11ケ月
・営業収益 1,035.31 億円、営業利益 12.28億円、経常利益 12.64億円、当期純利益 2.34億円
・原価 72.86%(昨年 72.53):+0.33、売上総利益 27.14%(昨年 27.47%):-0.33
・経費 25.95%(昨年 25.98%):-0.03
・マーチャンダイジング力:1.19%(昨年1.49%):-0.30
・営業収入:0.00%(昨年0.00%):+0.00
・営業利益:1.19%(昨年 1.49%):-0.30
ヤマザワのコメント:
・当連結会計年度の新規出店といたしまして、平成25年7月に宮城県白石市に白石北店(ドラッグ併設)を開店いたしました。白石北店におきましては、前事業年度に開店した宮町店の営業取り組みを踏襲、改善しながら、料理提案型の店づくりを行ないました。更に環境への配慮から、店内・駐車場にLED照明を採用しております。 既存店の活性化といたしましては、平成25年5月に鶴岡宝田店(山形県鶴岡市)を、平成25年10月に蔵王駅前店(山形県山形市)を、平成25年11月に余目店(山形県庄内町)及び長岡店(山形県天童市)の改装を実施し、平成25年12月には、山形県上山市の上山店(ドラッグ併設)の建て替えによる全面改装を実施いたしました。なお、平成25年5月に山形県山形市のあかねヶ丘店を閉店しており、これにより、スーパーマーケット事業は山形県内42店舗、宮城県内23店舗の合計65店舗となりました。
・当期の営業施策といたしまして、販売面におきましては、お客様の低価格への要望が続く中、スーパーマーケット事業におきましては、引き続き恒例の「生活応援セール」や「水曜均一祭」の強化を行なってまいりました。「水曜均一祭」は、食料品を中心にお買い得商品を多数揃え、好評を得ている企画となっております。 また、当社が加盟するニチリウグループ(日本流通産業株式会社)のプライベートブランド商品である「くらしモア」や、連結子会社の株式会社サンコー食品による当社オリジナルの惣菜・日配商品の拡販を積極的に行なってまいりました。
商品面におきましては、「地産地消」の更なる推進のため、特に青果部門において地元生産者グループとの意見交換会を定期的に開催するとともに、安全・安心な地元農産物を安定的に仕入、販売できるよう取り組んでまいりました。地域貢献活動といたしましては、各取引先の協力のもと、地域の子どもたちとの果物や野菜の収穫体験などを継続的に開催し、食育活動を行なってまいりました。
・会社の対処すべき課題:
・当社を取り巻く事業環境は、先行きに関しては依然として不透明な状況が続く中、価格及び出店競争等はますます激化し非常に厳しいものとなっております。このような経営環境の中で、更なる成長と収益向上のため一人一人が計画・改善に取り組み、総合的なサービスの向上に努めてまいります。 当社におきましては、対処すべき3つの大きな課題に対して取り組んでまいります。
①積極的な新規出店開発と改築・改装による既存店舗の活性化
②ローコスト経営に向けての作業改善の推進と費用の削減
③成長のための人材育成
ヤマザワの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9993.T
PI研のコメント:
・ヤマザワが2014年2月期の本決算を4/15、公表しました。今期は決算期を3月から2月に変更したため、昨年対比が算出されていませんが、売上高は好調に推移したようですが、利益は原価の上昇が響き、減益となったもようです。その売上高ですが、キャッシュフローを見ると、投資活動によるキャッシュフローが営業活動によるキャッシュフローの136.13%と、100%を超える投資、その中身は有形固定資産、すなわち、新規出店関連への投資といえます。それだけ、ヤマザワは積極的な投資、攻めに転じているといえます。現在、山形県内42店舗、宮城県内23店舗の合計65店舗と、100店舗を超え、この2県でのドミナン展開を図っていますが、北からはアークス、南からはヨークベニマルが攻めに転じており、今後、地元食品スーパー、ドラックストア等を含め、激しい競合が予想されます。そのための積極投資と思われますが、ヤマザワが今後、これらの厳しい経営環境を踏まえ、どのような対応策を打ち出すか、その動向に注目です。
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