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April 27, 2014

マルエツ、2014年2月本決算、Tカード活用、深化!

マルエツ、2014年2月本決算、増収増益、4/11!
・http://www.maruetsu.co.jp/
・http://www.maruetsu.co.jp/corporate/ir/pdf/tansin_140411.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:79.94億円(昨年 44.63億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△42.79億円(53.52%:昨年△1.14億円)
  →固定資産の取得による支出 :△56.24億円(昨年△82.31 億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△29.23億円(昨年 2.40億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):10.49億円 (昨年 48.18億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・自己資本比率 47.7%(昨年 46.4%)
・現金及び預金 146.93億円(総資産比 11.20%)
・商品 88.63億円(総資産比 6.75%)
・有利子負債 308.12億円(総資産対比 23.49%)
・買掛金 186.79億円(総資産比 14.24%)

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益 3,260.20億円(3.3%)、営業利益 27.51億円(37.4%)、経常利益 30.38億円(80.8%)、当期純利益 8.27億円(△54.6%)
・原価 70.59%(昨年 69.84):+0.75、売上総利益 29.41%(昨年 30.16%):-0.75
・経費 30.63%(昨年 31.71%):-1.08
・マーチャンダイジング力:-1.22%(昨年-1.55%):+0.33
・営業収入:2.08%(昨年 2.21%):-0.13
・営業利益:0.86%(昨年 0.66%):+0.20

マルエツのコメント:
・小売業界では、消費者物価の緩やかな上昇によりデフレ状況は解消しつつあるものの、業態を超えた競争に食料品等の円安による原材料の高騰等も加わり、引き続き厳しい経営環境となりました。
・小売事業につきましては、「生き残りをかけた『戦い』の年」を基本テーマに、「競争優位性の確立」「腰の低い経営体質の実現」「マネジメント力の強化」に取り組みました。
・「競争優位性の確立」につきましては、お一人でも気軽に楽しめるレンジアップの「簡単鍋」や「優夢牛」を使用した「maruetsu365」のレトルトのビーフシチュー等、即食性・簡便性の高い商品、お客様の潜在ニーズに対応する商品等の開発に努めました。
・また、「三郷複合センター」では平成25年12月に「ISO22000(食品安全マネジメントシステム国際規格)」認証を取得し、既取得の「川崎複合センター」と併せて、お客様に安全、安心な商品を提供する取り組みを進めています。
・「Tポイントサービス」を活用した販促施策の一環として、特定商品にポイントを付与する「商品ボーナスポイント」や、お客様が貯めたTポイント475ポイントを500円のお買物券と交換する「475ポイント交換企画」を開始しました。また、利用履歴のないお客様の来店促進のため、加盟各社において当社で使用できるクーポン発券を行いました。
・「腰の低い経営体質の実現」につきましては、自社の精肉・鮮魚の加工センターの活用をさらに進めることで、店舗作業の軽減と人的生産性の改善に取り組みました。
・さらに、小型店につきましては、一部店舗業務の本部への移管や社員のパートナーへの代替化を図り、店が商売に専念できる環境整備とローコストなマネジメント体制の構築を進めています。
・「マネジメント力の強化」につきましては、店舗エリア編成を店舗規模タイプ別に見直すとともに、本部機能の拡充と実務教育機能を強化することで店舗現場力の向上を図っています。
・新店は、マルエツ屋号店舗として東京都に亀有店、神奈川県に長津田駅前店、武蔵小杉駅前店、平二丁目店、戸塚大坂下店を、マルエツ プチ屋号店舗として東京都に駒込中里一丁目店の合計6店舗を新設しました。また、建物老朽化による建て直しのため、神奈川県の平間店、長津田店、埼玉県の大宮店を、さらに、経営資源の効率化を図るため、東京都の西早稲田駅前店、神奈川県の富岡東店、伊勢原店、埼玉県の幸手店、千葉県の曽谷店を閉鎖しました。その結果、当連結会計年度末の店舗数は268店舗となりました。
・中国事業につきましては、平成25年9月30日に1号店としてリンコス無錫蘇寧プラザ店を江蘇省無錫市の「蘇寧プラザ」内にオープンするとともに、2号店の開設準備を進めています。

PI研のコメント:
・マルエツが4/11、2014年2月期の本決算を公表しました。結果は増収増益となりましたが、原価が+0.75%と大きく上昇、これを経費の大幅削減、-1.08%でカバーしたことによります。ただ、経費比率は、30.63%と食品スーパー業界では、極めて高い水準にあり、ここをさらに改善しないと収益の確保は厳しいといえます。結果、差し引き、商品売買から得られるマーチャンダイジング力は改善したとはいえ、-1.22%と依然としてマイナスであり、今後、いかに経費比率を下げ、さらに原価を改善するか、双方からマーチャンダイジング力を高めてゆく必要があるといえます。一方、財務の方ですが、自己資本比率は47.7%と、昨年よりも改善、キャッシュフローも新規出店への投資を若干控えたこともあり、財務の改善は進みつつあるといえます。マルエツ、ここ最近、Tポイントカードを戦略的に活用しつつあります。今期は既存顧客への還元政策として、「特定商品にポイントを付与する「商品ボーナスポイント」」や「Tポイント475ポイントを500円のお買物券と交換」など、来店頻度を引き上げる政策を企画する一方、「利用履歴のないお客様の来店促進のため、加盟各社において当社で使用できるクーポン発券を行い、・・」など、新規顧客への活用にも踏み込んでおり、まさに、戦略的なTポイントカードの活用に入ったといえます。今後、Tポイントカード戦略がどこまで顧客を増やし、F(頻度)を引き上げるてゆくのか、マルエツの動向に注目です。

「競争力の向上」:
・即食性・簡便性への対応や人口増加エリアへの出店等、成長マーケットを確実に取り込みます。
・イ.デリカの強化:
・ベーカリー部門との協業による商品開発やベーシック商品の単品力の強化等、競争優位性のあるマーチャンダイジングを実現します。
・ロ.店タイプ別のポジショニングの確立
・店舗を規模タイプ別にグルーピングし管理することにより、最適な商売の実現とローコスト運営による全体最適化を図ります。
・ハ.Tカード機能の活用
・お客様の購買行動分析と対策の徹底により、Tカード導入効果の最大化を図ります。

マルエツの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8178.T

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