コスモス薬品、2014年5月、第3四半期2桁成長、好調!
コスモス薬品、2014年5月、第3四半期、増収増益、4/11!
・http://www.cosmospc.co.jp/index.html
・http://www.cosmospc.co.jp/pdf/140411_3Qtanshin.pdf
B/S関連:キャッシュの蓄積
・自己資本比率 40.4%(昨年 38.9%)
・現金及び預金 123.92億円(総資産比 9.63%)
・商品及び製品 306.65億円(総資産比 23.84%)
・有利子負債 30.63億円(総資産対比 2.38%)
・買掛金 589.53億円(総資産比 45.83%)
・利益剰余金合計433.85億円(総資産比 33.72%)
P/L関連:キャッシュの創出
・営業収益2,720.76億円(12.8%)、営業利益 133.74億円(14.7%)、経常利益 144.51億円(14.8%)、当期純利益 80.87億円(13.6%)
・原価 80.56%(昨年 81.24):-0.68、売上総利益 19.44%(昨年 18.76%):+0.68
・経費 14.51%(昨年 13.92%):+0.59
・営業利益:4.93%(昨年 4.84%):+0.09
コスモス薬品のコメント:
・当社グループは消費者にとって「安くて、近くて、便利なドラッグストア」を目指して力を注いでまいりました。また、低価格と高レベルの接客サービスを同時に実現すべく、店舗運営を強化してまいりました。
・新規出店につきましては、関西地区に7店舗、中国地区に8店舗、四国地区に4店舗、九州地区に23店舗の合計42店舗を開設いたしました。また、4店舗を閉鎖いたしました。これにより、当第3四半期連結累計期間末の店舗数は549店舗となりました。
・商品区分別売上状況:
・医薬品 16.5%、化粧品 11.6%、雑貨16.9%、一般食品53.3%、その他 1.7
・コスモス薬品の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3349.T
PI研のコメント:
・コスモス薬品が4/11、2014年5月期、第3四半期決算を公表しました。結果は2桁の増収増益、好調な決算です。特に、この厳しい経営環境の中、他の小売業にはあまり見られない原価の改善がなされており、これが経費の上昇をカバーし、利益が売上げ以上に向上しています。ただ、経費比率が上昇したとはいえ、14.51%であり、全上場小売業の中では圧倒的な低さであり、世界的にみても、この規模でこの経費比率は稀といえます。これがコスモス薬品のEDLPを支えるローコスト経営であるといえ、驚異的な数字といえます。一方、財務の方ですが、自己資本比率 が40.4%と、一見低いうに見えますが、買掛金 589.53億円(総資産比 45.83%)と、この数字を加味すると、実質85.87%ですので、極限の数値といえます。これがコスモス薬品の高成長を支える原動力となっており、この時点で、「関西地区に7店舗、中国地区に8店舗、四国地区に4店舗、九州地区に23店舗の合計42店舗を開設」と、他に類を見ない新規出店といえます。他社がM&Aによる成長戦略が多い中、自社でこれだけの新規出店は驚きです。この成長が続き、今後、M&Aが加わると、数年以内に業界No.1の可能性も高いといえます。今後、まだ、コスモス薬品にとっては空白ともいえる関西市場への本格展開がその鍵を握っているといえます。コスモス薬品、今後、どのような成長戦略を打ち出すのか、その動向に注目です。
新連載!まぐまぐプレミアム!(有料):ケーススタディ:ダンハンビー(dunnhumby)
*~WE'RE A CUSTOMER SCIENCE COMPANY~
2013年度版、食品スーパー・ドラックストア財務3表連環分析、vol1、リリース!
*食品スーパー・ドラックストア、全上場企業約100社のP/L、CF、BSを連環分析!
週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ! 、資料集
facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」のグループ創設329人、リクエスト!
« カスミ、2014年本決算、ソーシャルシフト推進! | Main | 無料体験版、iD付POS分析のeラーニングをリリース! »
« カスミ、2014年本決算、ソーシャルシフト推進! | Main | 無料体験版、iD付POS分析のeラーニングをリリース! »
Comments