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April 18, 2014

iD付POSデータ実践活用セミナー、ポイント解説!

ID付POSデータ実践活用セミナー、4/15、終了!
・http://www.marken.co.jp/marken_seminar/2014/04/idpos_1.shtml

セミナー概要:
 1.ID付POSデータの有効性と活用の現状
   1)POSデータ開示からID付POSデータ開示への潮流
   2)パネルデータから、
         個店別ID付POSデータ分析での提案の時代へ
   3)食品スーパー、ドラッグストアのID付きPOSデータ活用の違い
 2.ID付きPOSデータ分析で注目すべき視点、F(頻度)について
   1)営業数値の中で、最も注目すべき指標、F(頻度)とは何か
   2)F(頻度)を制するものは、
         MD、そして、マーケティングを制する
   3)F(頻度)の算出方法、その実践活用のための重点ポイント
 3.ID付POSデータの分析手法
 3-1:ID付POS分析の基本を極める
   1)一人の顧客1つの商品が基本(顧客と商品)
   2)次に、1人の顧客、その顧客の全商品を見る(商品)
   3)転じて、1つの商品、
         その商品の全購入顧客を把握する(顧客)
   4)そして、Big Data、全商品、全顧客に挑む(全体)
 3-2:ID付POSの活用方法
   1)新規導入商品の定着率、既存商品の固定客化の検証方法
   2)52週から365日のプロモーション戦略へ転換方法
   3)クロスマーチャンダイジングの
           実践活用手法(併倍率、リフト値、期待値)
   4)来店顧客のF(頻度)に注目、顧客を生み、育てるポイント
 4.ID付POSデータの将来像
  ※BIG Data、OTO(Online To Offline)、スマフォシフトへ
 5.ID付PO分析を活用した提案へ向けて
  ID付POSデータの分析と読み込み事例研究

ポイント:
・F(頻度)がiD付POS分析では最重要指標であり、この指標がPOS分析とiD付POS分析を分ける唯一の指標といえる。また、F(頻度)は1人の顧客、1人の商品の中にすでに存在し、ここにF(頻度)が見いだせるかどうかがiD付POS分析を理解するための第1歩となる。
・次に、1人の顧客、その顧客の全商品へ視点を移し、併買を理解することがiD付POS分析の次の一歩となる。併買は1人の顧客の中に存在し、しかも、そこには瞬間の同時併買だけでなく、一定期間における併買、すなわち、期間併買が存在する。むしろ、期間併買の方が、本来の併買であり、その中に、一瞬、同時併買が起こるといえる。この2つの併買はつながっており、別の分析ではなく、同じ分析である。
・あとは、自然、全商品、全顧客も理解は容易であり、この2つの視点を理解することががiD付POS分析の肝といえる。
・iD付POS分析、独特の指標、F(頻度)で顧客を見ると、これまでの常識を覆す様々な発見がある。商品のS顧客は店舗のS顧客とは無関係、逆に、商品のZ顧客も店舗のZ顧客とは無関係であることが、厳然たる事実として浮かびあがる。したがって、従来の単純なFSPは誤りであることが判明する。
・F(頻度)は3が重要な数値であり、これは商品で見ても、顧客で見ても、ほぼ同じ波形となることから、iD付POS分析は正規分布ではなく、ローングテール分布であるといえる。したがって、戦略は平均ではなく、両極端、すなわち、顧客を産み、育てることが大戦略となる。
・iD付POS分析のゆきつく、当面の到達点は、オムニチャネルであり、市場シェアから顧客シェアへの展開であり、その現実が真近に迫っているといえる。Webも店舗も顧客から見れば商品を購入する点においては、同じ世界である。
・結果、POS分析の時代、すなわち、商品分析の時代は終焉し、今後はすべての経営分析が顧客視点の分析、iD付POS分析によって、包み込まれる時代へとなる。商品の動きは、その背後の顧客の動きであり、商品が勝手に動くことはない。必ず、顧客が動き、結果、商品が動いている。
・iD付POS分析の時代になると、これまで、見過ごされてきた接客、あいさつ、クリンリネス等、顧客の購買行動に影響を与える行為がより重要になり、これらをiD付POS分析の視点で検証することも可能となる。特に、接客はF(頻度)と密接な関係にあり、今後、接客のKPIとなる可能性が高い。

PI研のコメント:
・約4時間のセミナーです。お値段もそれなりですが、数多くの方に参加いただき、無事終了しました。内容はポイントの解説の通りですが、iD付POS分析の時代に入ったといえます。冒頭でマクロミルの動き(POS開示ビジネスへ新規参入)、コープさっぽろの動き(iD付POS分析へ本格参入)について触れましたが、まさに、iD付POS分析の本格展開がはじまったといえます。今後、小売業から膨大なiD付POSデータがメーカー、卸に開示され、そのiD付POSデータを中心にすべての経営デシジョンがなされてゆくと思います。結果、商品視点から顧客視点へと転換が進みますので、小売業も、メーカー、卸もCMOが創設され、組織転換が起こると思います。また、iD付POS分析とオムニチャネルは表裏一体ですので、自然、オムニチャネルを統括する役員がCMOとなり、マーチャンダイジングからマーケティングの時代へとなると思います。iD付POS分析は数年後には当たり前の時代となり、あらゆる経営分析の中に組み込まれ、現場でも知らずに活用している時代になると思います。今回のセミナーでは、iD付POS分析の将来像も含め、いかに、iD付POS分析を理解し、実践してゆくかを解説しました。なお、これらを含め、現在、eラーニングでiD付POS分析を学べる機会も作りましたので、セミナーに参加できなかった方は是非、eラーニングをお試しください。
・MBQ(マービック):http://e-mbq.jp/

お知らせ:
1.eラーニングでの iD付POS分析を体感しませんか?
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