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May 25, 2014

セリア、2014年3月、本決算、増収、大幅増益、好調!

セリア、2014年3月本決算、増収増益、5/15!
・http://www.seria-group.com/
・http://www.seria-group.com/corporate/pressrelease/docs/P_20140515_%E5%B9%B3%E6%88%9026%E5%B9%B43%E6%9C%88%E6%9C%9F%E6%B1%BA%E7%AE%97%E7%9F%AD%E4%BF%A1_%E5%85%A8%E6%96%87.pdf
・http://www.seria-group.com/corporate/pressrelease/docs/20140522_2603_%E6%B1%BA%E7%AE%97%E8%AA%AC%E6%98%8E%E4%BC%9A%E8%B3%87%E6%96%99.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:78.54億円(昨年56.22億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△30.75億円(39.15%:昨年△23.21億円)
  →有形固定資産の取得による支出:△21.71億円(昨年△18.02億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△33.32億円(昨年△15.87億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):14.45 億円(昨年17.16億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:461.57億円
・自己資本比率 58.9%(昨年 51.0%)
・現金及び預金 146.55億円(総資産比 31.75%)
・商品及び製品 100.14億円(総資産比 21.69%)
・有利子負債 56.82億円(総資産対比 12.31%)
・買掛金 59.77億円(総資産比 12.94%)

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高 1,093.93億円(11.3%)、営業利益 101.92億円(22.6%)、経常利益 102.42億円(24.0%)、当期純利益 61.94億円(29.0%)
・原価 57.75%(昨年 57.81%):-0.06、売上総利益 42.25%(昨年 42.19%):+0.06
・経費 32.92%(昨年 33.72%):-0.80
・営業利益:9.33%(昨年 8.47%):+0.86

セリアのコメント:
・小売業界におきましては、個人消費は、雇用・所得環境が改善するもとで底堅く推移していますが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動、消費者マインドの弱まり、物価動向等を踏まえると、先行きについては予断を許さない状況が続くものと考えられます。
・このような状況のなか当社は、「環境変化への対応力強化」をテーマとして、出店引き合い増加というプラス面と、円安等によるコスト増加圧力というマイナス面に適切に対処するための取り組みを進めました。一昨年導入した発注端末・情報端末をフルに活用し、業務をより簡単化し、スムーズな店舗網拡充とさらなる効率化の両立を目指すとともに、POSデータ分析による確実性の高い新商品の導入、欠品対策、持続的な成長の背骨となるブランディングも着実に進めております。
・出退店につきましては、採算性を精査しつつ前向きに進めた結果、当事業年度において、出店が直営店95店舗、FC店2店舗、退店が直営店20店舗、FC店8店舗と、出店は順調に進捗し計画を上回り、期末の店舗数は、直営店1,090店、FC店83店の合計1,173店となりました。
・商品在庫:
・当社は、最新のインターネット技術を活用したリアルタイムPOSシステムを中核とした商品管理システムを構築し、商品の販売動向、在庫の推移等の全社的なデータ管理により、欠品防止や商品回転率の向上に努めております。また、取扱アイテム数の増加に伴う欠品率の上昇や仕入の難しさ等から取扱アイテム数は約20,000点と定め、常に消費者に飽きられないための工夫として月間400から600アイテムを入れ替え、旧来の類似商品を廃止する等、消費者ニーズや購買動向にも留意しております。
・中長期的な会社の経営戦略:
・平成26年4月からの中期経営計画(平成26年4月から平成29年3月)においては、「良品開発と商品改良による品質改善」「セリア・オリジナル・チェーン・オペレーションの確立」「収益管理体制の再構築」を経営目標に掲げ、この経営目標をブレークダウンして、次の5つの機能別戦略を立案し、全社を挙げて取り組んでおります。
・①POSデータ活用システムの整備運用、②運営体制の再構築、③新商品の導入、④基本商材制度のブラッシュアップ、⑤店舗網の拡充

・セリアの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2782.T

PI研のコメント:
・セリアが5/15、2014年3月期の本決算を公表しました。消費増税の駆け込み需要もあり、過去最高の好決算、売上高も1,000億円、営業利益も100億円、100円ショップに相応しい洒落た決算結果となりました。100円ショップは価格が100円ですので、MD方程式は売上高=客数×客単価=客数×PI値×平均単価の平均単価が相殺され、無意味となり、売上高=客数×PI値=買上点数のみのシンプルな数式での経営となります。したがって、POSシステムもPI値管理に集中でき、これに在庫を連動させることで、営業+経営管理がいっきにできあがることになります。セリアは約10年前から、このPOSシステムを本格稼働させており、つい最近も、システムを刷新、ここにますます磨きがかかっています。しかも、「取扱アイテム数の増加に伴う欠品率の上昇や仕入の難しさ等から取扱アイテム数は約20,000点と定め、常に消費者に飽きられないための工夫として月間400から600アイテムを入れ替え、・・」とのことで、人間ができる限界値を見極めたPOSシステムの活用であり、これがセリアの成長と利益を支えている原動力といえます。今後、客数にメスを入れ、iD付POS分析が加われば、さらに、客数アップも大幅に増加させることも可能といえますので、まだまだ、セリアのシステム投資は続き、進化してゆくのではと思います。今期は豊富なキャッシュフロー、営業段階では78.54億円ですが、これを投資39.15%、財務約60%と、財務へやや配分を重くし、自己資本比率を昨年の51.0%から58.9%へと高めています。これだけの好決算で、財務の安定をはかる抑制の効いたキャッシュの配分であり、経営のガバナンスが効いています。まさに、セリア、「当社の社名「セリア(Seria)」は、イタリア語で「まじめな」という意味であり、当社の経営理念である「クリーン、感謝、共有」を集約したものであります。」とのことですが、経営管理もセリアそのものといえます。来期よりも、中長期、今後、どのような経営戦略を打ち出すのか、気になるところです。

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May 25, 2014 |

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