セブン銀行、2014年3月本決算、好調、ATM約2万台!
セブン銀行、2014年3月本決算、増収大幅増益、5/9!
・http://www.sevenbank.co.jp/
・http://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2014/pdf/20140509_J1_TS.pdf
CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:919.40億円(昨年1,185.50億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△506.68億円(55.10%:昨年△69.27億円)
→有価証券の取得による支出:△970.46億円(昨年△710.38億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△83.33億円(昨年 △81.57億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):329.75億円 (昨年 1,034.93億円)
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:7,903.77億円
・自己資本比率:19.3%(昨年16.9%)
・現金及び預金:5,049.87億円(総資産比 63.89%)
・ATM仮払金:927.86億円(総資産比 11.73%)
・有価証券:983.22億円(総資産比 12.43%)
・預金:4,375.88億円(総資産比 55.36%)
・社債:1,150.00億円(総資産対比 14.55%)
・利益剰余金:885.20億円(総資産比 11.19%)
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:1,055.87億円(11.1 %)、経常利益:357.86億円(12.2%)、当期純利益:212.36億円(9.5%)
→ATM受入手数料:1,000.21億円(昨年896.90億円)
・ATM設置支払手数料:142.49億円(13.49%:昨年110.45億円)
・営業経費:516.93億円(48.95%:昨年488.09 億円)
・経常利益:357.86億円(33.89%:昨年318.71億円)
セブン銀行のコメント:
・金融面では引き続き緩和状態にあり、企業の資金調達コストは低水準で推移し、金融機関の貸出スタンスの改善と相俟って資金調達環境は総じて良好な状態にあります。
・当期も、セブン&アイHLDGS.のグループ各社(以下、「グループ」という」)内外へのATM設置推進等により、ATMをご利用いただくお客さまの利便性向上に努めました。
・当期は、新たに四国銀行(平成25年4月)、三重銀行(平成25年4月)、伊予銀行(平成25年4月)、愛媛銀行(平成25年4月)、高知銀行(平成25年4月)、島根銀行(平成25年11月)のほか、信用組合1組合、証券会社2社、その他金融機関1社と提携いたしました。この結果、当期末現在の提携金融機関は、銀行119行(注1)、信用金庫261庫(注2)、信用組合131組合(注3)、労働金庫13庫、JAバンク1業態、JFマリンバンク1業態、商工組合中央金庫1庫、証券会社11社(注4)、生命保険会社8社、その他金融機関43社(注5)の計589社(注6)となりました。
ATM設置については、グループ内では、セブン-イレブンの新規出店に合わせて展開し、セブン-イレブンが平成25年3月に新規進出した四国地域でも順調に台数を伸ばしました。また、利用件数の多いセブン-イレブン店舗へのATM増設(当期末現在の複数台数設置店舗は1,253台)を行いました。一方、グループ外では外国人観光客が訪れる場所で海外発行カードが利用できるATMへのニーズに応える形で平成25年6月に岐阜県高山市の十六銀行高山駅前支店内に設置したほか、お客さまのご利用ニーズの高い商業施設や駅等への展開を推進いたしました。これまで設置を進めてきた東京メトロ各駅でも平成26年3月以降順次追加設置し、平成26年5月までに合計57駅に74台の設置見込みとなりました。
・また、ATMサービスをより充実させるため、処理スピードや操作性向上、セキュリティ強化、省電力化を一層進めた第3世代ATMへの入替を進めており、全ATMの約3分の2に当たる入替(当期末現在の第3世代ATM台数は13,080台)が完了いたしました。
・以上の取り組みの結果、ATM設置台数は19,514台(前期末比7.6%増)になりました。また、当期のATM1日1台当たりの平均利用件数は107.8件(前期比3.0%減)、総利用件数は736百万件(同5.3%増)と推移いたしました。
・セブン銀行金融サービス:
・平成26年3月末現在、個人のお客さまの預金口座数は1,214千口座(前期末比13.8%増)、預金残高は3,121億円(同24.2%増)、個人向けローンサービスの残高は52億円(同55.1%増)となりました。 また、海外送金サービスは契約口座数、送金件数ともに順調に増加し、当期の年間送金件数は前期の2倍以上となる391千件となりました。平成25年10月には海外送金サービスの新たな営業拠点として愛知県に名古屋・栄出張所を開設したほか、平成26年1月にはよりご利用しやすいよう送金限度額の増額等を実施いたしました。
セブン銀行の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8410.T
PI研のコメント:
・セブン銀行が5/9、2014年3月期の本決算を公表しました。結果は2桁の増収増益、好決算です。セブン銀行のキャッシュは決済手数料が主であり、セブン・イレブンを基点にグループ企業全体でのATM19,514台により支えられています。今期は「ATM1日1台当たりの平均利用件数は107.8件(前期比3.0%減)、総利用件数は736百万件(同5.3%増)と推移・・」膨大な決済手数料が生み出したキャッシュです。偶然ですが、ドリップコーヒーの販売数に近い数値です。ドリップコーヒーとATMは関連が深そうです。また、提携金融機関も589社となったとのことです。ちなみに、ATM仮払金は927.86億円ですので、単純計算で、1台500万円となり、これがセブン銀行の中身といえます。そこからの手数料も約1000億円を736百万件で割ると、約135円ですので、この積み重ねが1000億円になるのですっから、びっくりです。今期、第3世代ATM台数は13,080台になったとのことで、今後、さらに、設置台数とATMに磨きがかかるといえ、セブン銀行が来期、どこまで成長するのか、気になるところです。
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