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June 16, 2014

テスコ、中国事業135店舗、華潤万家へ譲渡、JVへ!

テスコ 事業譲渡、中国政府が認可 :
・日本経済新聞:2014/6/2 23:29
・http://www.nikkei.com/article/DGXNASDX30009_S4A600C1FFE000/
・テスコ(英小売大手) 中国事業を中国のスーパー大手、華潤万家に譲渡することが正式に決まった。中国政府が認可した。テスコが中国内で展開していた135店は「華潤万家」として再スタートを切る。上海紙が伝えた。
・華潤万家の親会社の中国国有の大型複合企業、華潤創業と、テスコが昨年10月に中国の小売事業の統合で合意していた。テスコの中国事業は競争激化で苦戦、赤字が続いていた。
・華潤創業と英テスコ、中国の小売事業統合で合意:
・日本経済新聞:2013/10/3 10:11
・http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM02042_T01C13A0EB2000/
・香港で上場する中国国有の大型複合企業、華潤創業と英流通大手のテスコは2日、中国の小売事業の統合で合意したと発表した。実質的には華潤が赤字続きのテスコの中国事業を傘下に収める形となる。
・両社の発表によると、中国での事業会社の出資比率は華潤が80%、テスコが20%。テスコはこの事業会社に中国で持つ134店とショッピングモールを譲渡したうえ、20%の株式取得にあたり計43億2500万香港ドル(約540億円)を華潤側に支払う。テスコは今後、最大25%まで出資比率を高める権利を持つ。中国政府の認可などを経て、2014年前半には統合手続きが完了する見通し。
・華潤は12年12月期末の時点で中国と香港に合わせて2986店を持ち、売上高は796億9100万香港ドル、税引き前利益は9億7600万香港ドル。これに対し、テスコの13年2月期の中国事業の売上高は16億5300万ポンド(約2610億円)、税引き前損益は2億2200万ポンドの赤字だった。
・【英テスコ】華潤創業との合弁設立手続きを完了、中国事業切り離し:
・DFOnline:6/4
・英テスコは5月29日、中国国有企業の華潤創業(チャイナ・リソーシズ・エンタープライズ)との合弁会社設立の手続きを完了したと発表した。
・両社は昨年8月に小売事業統合に向けた独占的な交渉に入ったと発表していたが、合弁会社設立に関して中国の独占禁止法当局の認可を待っていた。
・合弁会社には華潤創業が80%、テスコが20%を出資、華潤創業の小売り部門である華潤万家(CRバンガード)の店舗とテスコの中国事業を移管する。

・華潤創業:
・http://www.cre.com.hk/index.asp
・China Resources Enterprise, Limited ("CRE", HKEx: 00291) is listed on the Hong Kong Stock Exchange and is one of the constituent stocks of the Hang Seng Index in Hong Kong. Building on the strategy of※market leadership with outstanding brands, operational excellence and synergies among its businesses§, the Group focuses on retail, beer, food and beverage businesses in China. Its vision is to become a world renowned retail and consumer goods company. Its ultimate holding company is China Resources National Corporation, which had a 51.29% effective interest in the Group as at the end of 2013. The Group employed around 217,000 staff, of which about 98% were employed in the Mainland China as at the end of 2013.

・テスコのニュースリリース:
・Tesco completes the establishment of Joint Venture with CRE:
Following its previous announcement and subsequent confirmation of the satisfaction of all conditions, Tesco has completed the formation of a Joint Venture with China Resources Enterprise, Limited (“CRE”) to create the leading multi-format retailer in China (the “Joint Venture” or “JV”).
・The JV combines Tesco’s best-in-class retail practices, international sourcing and multichannel capabilities with CRE’s strong local knowledge and brand, to create a business which is the largest food retailer in China.
・Philip Clarke, CEO of Tesco:
・“We’re very pleased to have completed this historic agreement. The partnership creates a strong platform in one of the world’s largest markets. We can now combine our strengths to build a profitable multichannel business, offering our customers in China the best of modern retail.”
・Hong Jie, CEO of CRE:
・“We are very excited about the completion of this agreement; it also marks a major milestone for our business development. We believe that this partnership is one that combines the strength of both parties and enables the JV to become the leading multi-format retailer in Greater China, through improved operations, better growth and enhanced profitability.”

テスコのAnnual-Report2014より
・China treated as discontinued, including a charge of £(540)m relating to the write-down of goodwill
We also announced our partnership with China Resources Enterprise Ltd. (CRE), which when completed will give Tesco a 20% ownership stake in the largest food retail business in China. Both of those operations are therefore shown as discontinued.

PI研のコメント:
・テスコが中国で展開している135店舗の事業を香港の上場企業、華潤万家へ譲渡したと5/29に公表しました。日経新聞、DFOnline等でもすでに報道されていますが、テスコ、アジア戦略の転換点に入ったといえます。今回の事業譲渡は、正確には華潤万家とのジョイントヴェンチャーであり、テスコが20%の出資、華潤万家が80%の出資となります。この比率から見ても、実質、中国市場からの撤退といえます。実際、中国事業は「テスコの13年2月期の中国事業の売上高は16億5300万ポンド(約2610億円)、税引き前損益は2億2200万ポンドの赤字だった。」とのことですので、事業継続自体が困難な状況にあったといえます。これに伴い、子会社のダンハンビーの事業構造も今後の戦略を見直さざるをえないのではないかと思います。ダンハンビーのアジアの拠点は上海であり、上海を基点に韓国、マレーシア、タイ、インド、そして、今期から日本へと事業を広げる訳ですが、拠点の中国事業がテスコから手が離れますので、ダンハンビーの拠点も場合によっては日本へ移すことになるかもしれません。実際、現在、日本、東京での求人募集をしており、すでに、70人近くが応募していますので、日本を拠点にした方がダンハンビーとしても、今後は、動きやすいのではと思います。テスコ、中国事業にかかわらず、イギリスの本体も厳しい状況にあり、今後、テスコ全体の戦略見直しに発展するのではないかと思います。テスコの今後の動向に注目です。

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