ヤオコー、株価急騰、第1四半期決算、増収増益、8/6!
ヤオコー、2015年3月、第1四半期、増収増益、8/6!
・http://www.yaoko-net.com/ir/index.html
・http://contents.xj-storage.jp/xcontents/82790/a155b52e/a376/4801/9961/91d680682e3d/140120140724018898.pdf
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:1,266.83億円
・自己資本比率:44.4%(昨年 43.2%)
・現金及び預金:51.33億円(総資産比4.05%)
・商品:54.94億円(総資産比4.33%)
・有利子負債:267.76億円(総資産対比 21.13%)
P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:720.92億円(12.9%)、営業利益:33.92億円(15.5%:営業利益率4.70%)
・経常利益:33.57億円(15.8%)、当期純利益:20.98億円(21.9%)
・原価:71.90%(昨年 71.71%):+0.19、売上総利益:28.10%(昨年 28.29%):-0.19
・経費:28.04%(昨年 27.99%):+0.05
・マーチャンダイジング力:0.06%(昨年0.30%):-0.24
・その他営業収入:4.88%(昨年4.52%):+0.36
・営業利益:4.94%(昨年 4.82%):+0.12
ヤオコーのコメント:
・当第1四半期連結累計期間につきましては、第7次中期経営計画の最終年度として「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」の更なる充実を図るため、「チェーンとして明らかに差をつける」をメインテーマに掲げ、「ミールソリューションの充実」と「価格コンシャスの強化」による商圏内シェアの拡大に取組んでまいりました。
・販売面につきましては、「ヤングファミリー層」(子育て世代)のお客さまの支持拡大を図るべく、EDLP(常時低価格販売)政策を展開するとともに、消費税増税後の4月からは、「いい値!なっ得!」などの新しい販促企画も開始し、今まで以上に価格対応を強化いたしました。また、ターゲットを明確にした販促企画の充実など、FSP(フリークエントショッパーズプログラム)を活用した各種マーケティング施策を展開しました結果、既存店の売上高は増加いたしました。
・商品面につきましては、「Yes!YAOKO」(当社独自のプライベートブランド)と「star select」(株式会社ライフコーポレーションとの共同開発プライベートブランド)の商品開発に注力しました。また、埼玉県東松山市に「デリカ・生鮮センター」を開設、6月16日より稼働いたしました。来年4月1日には株式会社三味(デリカ部門を運営する連結子会社)との経営統合を予定しており、今後は、生鮮部門とデリカ部門の連携強化にも段階的に取組んでいく計画です。
・店舗の運営につきましては、モデル店舗での取組みを「横展開」することで、全店での生産性向上に努めました。電気料金の値上げに対して、前期に引き続き電力使用量の抑制に全店で取組むほか、各種経費削減にも取組んでおります。店舗につきましては、5月にミノリア稲毛海岸店(千葉県千葉市)、6月に秦野店(神奈川県秦野市)、相模原光が丘店(神奈川県相模原市)の3店舗を開設いたしました(平成26年6月末現在136店舗)。また、既存店2店舗の改装を行ないました。オープンから10周年を迎えたショッピングセンター「ワカバウォーク」につきましては、当社店舗のみならずショッピングセンター施設全体の改装も実施いたしました。
ヤオコーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8279.T
・2014/08/05:5,710.0円(15.0千株)
・2014/08/06:5,680.0円(16.2千株)
・2014/08/07:6,190.0円(84.3千株)
・2014/08/08:6,060.0円(39.5千株)
PI研のコメント:
・ヤオコーが8/6、2015年3月度、第1四半期決算を公表しました。結果は増収増益、好決算です。株価もこの好決算を受けて急騰、食品スーパー業界トップの上昇率です。先週比、ベスト3は、ヤオコー6060(+270)、アクシアル1870(+48)、バロー1743(+34)ですので、いかに急上昇かがわかります。投資家はいまヤオコーに注目といえ、今後の株価の推移が気になるところです。今期決算時の好調の要因ですが、P/Lを見ると、原価、経費は上昇がみられ、マーチャンダイジング力は率では減少、やや厳しい数値です。これをその他営業収入、すなわち、不動産収入と物流収入等でカバー、これが収益を押し上げ、さらに、好調な新規出店、堅調な既存店の数値が補強したといえます。ヤオコー、現在、「ヤングファミリー層」(子育て世代)」に照準を合わせ、FSPの成果も取り入れ、マーケティング戦略を強化しています。さらに、これに連動し、商品戦略も補強、「埼玉県東松山市に「デリカ・生鮮センター」を開設」とのことで、生鮮食品の物流センターも新設、今後、これらを背景に攻めの経営に踏み込むと予想されます。ヤオコー、この好決算をいかし、今期、積極的な経営戦略が矢継ぎ早に打ち出されるのではないかと思います。次の中間、そして、今期決算の動向に注目です。
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