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October 02, 2014

しまむら、2015年2月中間、増収減益、天候影響!

しまむら、2015年2月、中間決算:9/29
・http://www.shimamura.gr.jp/
・http://www.shimamura.gr.jp/finance/file/62_02_tanshin.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:227.61億円(昨年170.77億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△311.29億円(136.76%:昨年△400.37億円)
 →有形固定資産の取得による支出:△65.22億円(昨年△46.45億円)
 →有価証券の取得による支出:△620.00億円(昨年△600.00億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△36.97億円(昨年△50.70 億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△121.40億円(昨年△279.80 億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:3,318.57億円
・自己資本比率:83.9%(昨年86.6%)
・現金及び預金:240.55億円(総資産比 7.24%)
・有利子負債:58.00億円(総資産対比 1.74%)
・利益剰余金 :2,421.25億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:2,535.38億円(1.0%)、営業利益:191.63億円(△13.1%:売上高率7.55%)
・経常利益:202.61億円(△12.4%)、当期純利益:121.81億円(△12.7%)
・原価:67.94%(昨年67.48%):+0.46、売上総利益:32.06%(昨年32.52%):-0.46
・経費:24.68%(昨年23.93%):+0.75
・マーチャンダイジング力:7.38%(昨年8.59%):-1.21
・その他営業収入:0.18%(昨年0.20%):-0.02
・営業利益:7.56%(昨年8.79%):-1.23

しまむらのコメント:
・消費環境の概要:
・①企業業績の好調を背景に4月の勤労者の昇給は久々の高水準となり、また夏期賞与も増加するなど所得環境は改善してきておりますが、幅広い物価上昇に相殺されて、消費意欲がありながら消費余力は限られて消費は低迷しております。
・②衣料品の消費に影響を及ぼす天候は、6月の梅雨入り後に国内各地に幅広く局地的な集中豪雨が襲いました。7月には九州方面で猛威を振った台風8号がこの時期としては珍しく千葉県に上陸し、さらに8月上旬には台風11号、12号が西日本を中心に激しい豪雨をもたらし、中旬には広島市で集中豪雨による大規模土砂災害が発生するなど、西日本では11年ぶりの冷夏と発表されたとおり、この夏の超異常気象は衣料品の販売にとって極めて対応の難しい天候となりました。
・主力のしまむら事業:
・①商品の調達力・販売力と完成度の向上を目指して、商品部の組織を仕入れを行う商品調達部門と売場・在庫管理を行う部門に分けることで業務範囲と責任を明確にし、一層の業務のスピード化を進めました。またプライベートブランドは高感度の「Sorridere(ソリデル)」、高品質の「CLOSSHI(クロッシー)」、ボリュームプライスの「FREUDE(フロイデ)」の3ブランドに集約し、価値と価格を分かりやすくアピールすることで業績の向上に努めました。
・②当第2四半期連結累計期間は12店舗を開設し1店舗を閉店した結果、店舗数は1,310店舗となりました。この内東京・神奈川などの都市部への出店は7店舗で、引き続き都市部への店舗開発に力を入れております。さらに、6店舗で大規模な改装、47店舗で省エネ対応型の改装を実施した結果、売上高は前年同期比1.0%増の2,064億78百万円となりました。

2 四半期累計期間業績予想との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ:9/29
・下方修正:
・http://www.shimamura.gr.jp/finance/file/62_02_gyouseki.pdf
・第2四半期累計期間の業績は、消費増税による諸々の問題点もありましたが、小売業界では特に衣料品に大きな影響を及ぼす7~8月度の稀に見る異常気象により、売上、損益は前回予想を下回り推移しました。 通期の見通しにつきましては、上期の業績、下期の消費環境を勘案し、予想を修正いたします。

しまむらの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8227.T

PI研のコメント:
・しまむらが、9/29、2015年2月期、中間決算を公表しました。結果は増収減益、特に利益がいずれの段階でも厳しい数値となりました。原価、経費、双方が上昇したことが、その要因といえます。しまむら自身も、「この夏の超異常気象は衣料品の販売にとって極めて対応の難しい天候となり、・・」とのことで、衣料品業界にとっては厳しい天候であったとのことです。ただ、キャッシュフローを見ると、積極的な投資キャッシュフローであり、営業活動によるキャッシュフローの136.76%と、思い切った投資です。しまむらは、通常の小売業の投資、成長戦略の有形固定資産への投資に加え、有価証券への投資が大きく、今期も△620.00億円(昨年△600.00億円)と多額の投資です。当然回収も大きく、370.00億円(昨年230.00億円)となり、これも異質です。小売業というより、金融業に近いともいえるキャッシュの動きです。それにしても、今期の異常気象の影響は大きいといえ、「小売業界では特に衣料品に大きな影響を及ぼす7~8月度の稀に見る異常気象により、売上、損益は前回予想を下回り推移、・・」と、業績の下方修正をせざるをなくなったとのことです。今後、しまむら、この厳しい状況にどのような方針で臨むのか、残りの半期、後半の動向に注目です。

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