イオン、2015年2月中間、営業キャッシュフロー1/5!
イオン、2015年2月、中間決算:10/3
・http://www.aeon.info/
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1183130
CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:1,033.96億円(昨年5,274.38億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△1,609.54億円(156.66%:昨年△2,021.47億円)
→有形固定資産の取得による支出:△2,118.81億円(昨年△1,923.79億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:637.14億円(昨年△1,513.21億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):582億円(昨年1,832.97億円)
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:7兆988.32億円
・自己資本比率: 15.7 %(昨年 16.4%)
・現金及び預金:6,659.44億円(総資産比 9.38%)
・銀行業における預金:1兆6,251.80億円(総資産比22.89%)
・有利子負債:1兆6,363.91億円(総資産対比 23.05%)
・利益剰余金 :5,809.48億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:3兆4,315.51 億円(15.1%)、営業利益:433.69億円(△41.2%:営業収益率1.26%)
・経常利益:486.06億円(△37.0%)、当期純利益:20.21 億円(△91.4%)
・原価:73.67%(昨年 74.00%):-0.33、売上総利益:26.33%(昨年 26.00%):+0.33
・経費:38.88%(昨年 37.00%):+1.88
・マーチャンダイジング力:-12.55%(昨年 -11.00%):-1.55
・その他営業収入:14.00%(昨年 13.82%):+0.18
・営業利益:1.45%(昨年2.82%):-1.37
イオンのコメント:
・当社は全国に展開するグループ店舗において、購買頻度の高い日用品や生鮮品を圧倒的低価格でご提供する販促企画「安い値!」を実施しました。
・同時に、当社は、イオングループ中期経営計画(2014~2016 年度)においてグループ共通戦略として掲げる「4つのシフト(「アジア」「都市」「シニア」「デジタル」)の加速」及び「商品本位の改革」に取り組みました。とりわけ「アジアシフト」については、中国蘇州市において地域最大級の商業施設「イオンモール蘇州呉中」を4月に初出店したほか、アセアンにおいては、6月にカンボジア1号店となるSC(ショッピングセンター)「イオンモールプノンペン」を開設する等、着実に新エリアへの店舗展開を進めました。
・また、「商品本位の改革」については、イオントップバリュ株式会社が、消費の二極化に対応する「トップバリュ セレクト」や「トップバリュベストプライス」商品の拡充を進めるほか、コンビニエンスストアや小型SM(スーパーマーケット)等の業態特性に応じた商品開発を進め、グループの収益性向上に努めました。当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の「トップバリュ」売上高は、3,861 億円(対前年同期比 108.6%)となりました。
イオンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8267.T
PI研のコメント:
・イオンが10/3、2015年2月期の中間決算を公表しました。結果は増収減益、特に、当期純利益は△91.4%となる厳しい決算です。結果、キャッシュ、営業キャッシュフローが1,033.96億円(昨年5,274.38億円と、昨年の1/5となり、キャッシュ不足といえます。ただ、投資は△1,609.54億円と、営業キャッシュフローの156.66%と積極的です。イオンは現在、「「4つのシフト(「アジア」「都市」「シニア」「デジタル」の加速」をしており、投資のためのキャッシュの確保が必須ですが、この中間決算の状況をみると、厳しい財務状況といえます。また、有利子負債も1兆6,251.80億円(総資産比22.89%)となり、負債も多額となり、自己資本比率も金融関連の資産の増加もありますが、15.7 %と厳しい状況です。イオンの営業利益ですが、当期純利益ほどではないですが、433.69億円(△41.2%)、厳しい状況です。今期は特に、トップバリューの貢献も高く、原価の改善は見られましたが、それを上回る経費の上昇が重荷となり、利益を圧迫したのが要因といえます。それにしても、銀行業における預金、1兆6,251.80億円(総資産比22.89%)は大きく、総資産を7兆988.32億へと押し上げています。今後、イオン、この厳しい財務状況をどう改善してゆくのか、大きな経営決断が必要といえ、次の中間、そして、本決算の動向に注目です。/631285750325360">PI研のコメント:
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