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November 24, 2014

オイシックス、2015年3月中間、増収減益、販促強化!

オイシックス、2015年3月、中間決算、11/13
・http://www.oisix.co.jp/
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1196310

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△0.13億円(昨年3.40億円)
  →売上債権の増減額(△は増加):△0.97億円(昨年△0.28億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△1.54億円(昨年△1.09億円)
  →無形固定資産の取得による支出:△0.85億円(昨年△0.31億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:0.14億円(昨年0.54億円)
・  →株式の発行による収入:0.15億円(昨年0.55円)
現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△1.53億円(昨年2.85億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:57.68億円
・自己資本比率:59.7%(昨年 59.3%)
・現金及び預金:22.25億円(総資産比 38.57%)
・有利子負債:0.00億円(総資産比 0.00%)
・利益剰余金 :19.59億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:83.66億円(13.4%)、営業利益:0.89億円(△75.7%)
・経常利益:1.00億円(△74.0%)、当期純利益:0.55億円(△75.8%)
・原価:52.43%(昨年51.64%):+0.79、売上総利益:47.57%(昨年48.36%):-0.79
・経費:46.47%(昨年43.34%):-3.13
・営業利益:1.10%(昨年5.02%):-3.92

オイシックスのコメント:
・当社の主たる事業領域である安全性に配慮した食品業界を巡る動きとしては、原子力発電所事故に伴う食品の放射能汚染問題のほか、7月に発覚した期限切れ鶏肉事件を契機に、中国産食品の安全性が改めてクローズアップされるなど、食の安心・安全に関する消費者の意識は引き続き高い状況にあります。
・EC業界を巡る動きとしては、大手EC事業者や大手流通企業が、引き続きネット・スーパー事業強化に取り組む中で、一部ではネット・スーパー事業からの撤退を決める事業者も出るなど、競争環境に変化が見られます。このような環境を背景に、当社では成長市場である食品EC市場におけるOisixブランドの確立や、高付加価値食品分野における独自性・競争優位性の確立に取り組んでまいりました。
・具体的には、SEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)・SEM(Search Engine Marketing 検索エンジンマーケティング)の強化やFacebook等のSNSを活用した顧客開拓、お客様の嗜好や属性に合わせたWebページ作成による顧客転換率の向上を図るほか、イベント等を通じた対面での勧誘を強化することにより、主力サービスである定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」への集客に引き続き注力いたしました。
・また、高付加価値ブランド食品の取り扱いの拡大や、単品定期購買サービスの強化等により、購入単価の向上に取り組むほか、スマートフォン対応の強化など、お客様により便利にお買い物していただくためのサービス改善にも注力いたしました。
・併せて、海老名配送センターを中心に業務効率・コスト効率の改善を図るなど収益基盤強化に努めるとともに、平成26年5月より、企業の福利厚生需要をターゲットに、当社が取り扱う良質な野菜を使ったサラダをオフィスにお届けするサラダデリバリーサービスを開始するなど、新規サービスの育成にも取り組んでまいりました。
・EC事業:
・インターネットを通じて食品・食材の直販を行うEC事業においては、より多くの新規顧客を獲得するために、引き続き販売促進費を積極的に投下したことから、定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」会員数が、前事業年度末(平成26年3月末)の82,081人から、当第2四半期会計期間末(平成26年9月末)には91,540人へ増加いたしました。これは前年同期(平成25年3月末:73,865人→平成25年9月末:75,816人)に対して、増加数にして約7,500人の上積みとなっており、概ね計画通りに推移しております。
・また、お客様の購入単価向上のための取り組みとして開始した高付加価値ブランド食品を当社サイトにて取り扱うサービス「Oiチカgourmet」は、平成26年9月末現在、全75ブランドに拡大いたしました。
・このほか、平成25年7月より開始した、ワーキング・マザーなど忙しい女性の方向けに、安心・安全な献立が20分で完成する時短献立キット「KitOisix」を毎週お届けする定期宅配コース「KitOisix献立コース」の会員が、当第2四半期会計期間末(平成26年9月末)には13,000人を超え、累計販売数は500,000キットを突破しております。
加えて、夏場の長雨など天候不順による野菜の価格高騰を背景に、「ふぞろい」や「たくさん採れすぎ」をキーワードとしたアウトレットコーナーの充実を図るなど、お客様の食卓を応援する企画を実施してまいりました。

オイシックスの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3182.T

PI研のコメント:
・オイシックスが11/13、2015年3月期の中間決算を公表しました。結果は大幅増収、大幅減益、販促を強化し、思い切り攻めに転じた結果といえます。実際、経費比率が+3.13ポイントと大きく上昇、販促にキャッシュを振り向けていることがわかります。ただ、その経費増は顧客増といえます。結果、「おいしっくすくらぶ」会員数が82,081人から91,540人へ増加、増加数にして約7,500人の上積みとなっています。通販事業はいかに顧客を増やすかがポイントであり、そのために多額の販促費用を先行投資する必要があります。今回もその先行投資といえ、今後、この新規顧客がリピートした時、はじめて利益をもたらすことになるといえます。オイシックスは現在、自己資本比率は59.7%。現金も22.25億円(総資産比 38.57%)ですので、先行投資に耐えうる財務基盤がありますので、今回の経費増を、どう次の収益改善につなげるかが課題といえます。今後、この新規顧客を通じて、後半、どう利益改善をはかってゆくのか、その動向に注目です。

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