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December 12, 2014

アヲハタ、2014年10月本決算、原価急増、厳しい決算!

アヲハタ、2014年10月、本決算、12/10
・http://www.aohata.co.jp/index.html
・http://www.aohata.co.jp/ci002_ir/news/pdf/news_20141210.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△3.64億円(昨年 5.20億円)
  →売上債権の増減額(△は増加):△5.72億円(昨年2.47億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△9.25億円(昨年△13.06億円)
  →有形固定資産の取得による支出:△8.50億円(昨年△8.01億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:12.18億円(昨年 △1.02億円)
  →短期借入金の純増減額(△は減少) :13.21億円(昨年 0億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△0.68億円(昨年△8.65億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:147.61億円
・自己資本比率:65.8%(昨年 73.2%)
・現金及び預金:2.05億円(総資産比 1.38%)
・受取手形及び売掛金:35.66億円(昨年 29.93億円)
・有利子負債:13.21億円(総資産比 8.94%)
・利益剰余金 :81.76億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:195.67億円(4.6%)、営業利益:1.58億円(△70.5%)
・経常利益:1.92億円(△65.7%)、当期純利益:0.68億円(△81.2%)
・原価:88.39%(昨年 86.14%):+2.25、売上総利益:11.61%(昨年13.86%):-2.25
・経費:10.78%(昨年 10.96%):-0.18
・営業利益:0.83%(昨年 2.90%):+2.07

アヲハタのコメント:
・当連結会計年度における国内経済は、円安や株高が進行する中、輸出を中心とした企業の業績が改善するなど景気回復傾向が見られました。一方では4月の消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動が長期化し、海外景気も下振れするなど、景気を押し下げる環境も続きました。食品業界においても、輸入原材料価格の高騰やエネルギーコストの増加および円安の進行など収益が圧迫される状況となりました。
・このような状況のもと、当社グループは中期経営計画に基づく年度方針として「1.人材育成」「2.国内事業の持続的成長」「3.海外事業の着実な展開」「4.品質視点経営」をテーマに掲げ、「お客様の求める価値の実現」に向けて取り組んでまいりました。
・売上につきましては、ジャム類は前期と比べ微増、産業用加工品類は増収となりましたが、調理食品類およびその他は減収となりました。
・利益につきましては、生産工程の改善や効率の向上など全社的なコスト改善活動に努めたものの、輸入原材料の現地価格が高騰したことおよび円安の影響などにより原材料の価格が大幅に上昇したため、前期と比べ減益となりました。
・ジャム類:
・ジャム類につきましては、2月に「アヲハタ・55ジャム」シリーズに「アップル&シナモンジャム(レーズン入り)」など2品を発売し、8月には「アヲハタ・まるごと果実」シリーズの全面リニューアルを行うなど、売り場の活性化をはかりました。「アヲハタ・55ジャム」シリーズは伸び悩みましたが、「アヲハタ・まるごと果実」シリーズが大きく伸長し、全体では微増となりました。この結果、ジャム類の売上高は79億76百万円(前期比0.8%増)となりました。

アヲハタの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2830.T

PI研のコメント:
・アヲハタが12/10、2014年10月度の本決算を公表しました。結果は増収、大幅減益、厳しい決算です。経費は改善しましたが、それを大きく上回る原価の上昇が利益を圧迫したことによります。アヲハタ自身も、「輸入原材料の現地価格が高騰したことおよび円安の影響などにより原材料の価格が大幅に上昇、・・」と、コメントしており、円安、原材料の価格上昇が、経営を直撃しているとのことです。日本の食品業界は、現在、「輸入原材料価格の高騰やエネルギーコストの増加および円安の進行など収益が圧迫される状況、・・」の中にいるといえ、この経済状況に変化がない限り、厳しい経営環境が続くといえ、アヲハタに限らず、利益を出すことが難しい構図といえます。ただ、アヲハタは自己資本比率が65.8%と堅固であり、さらに、この12/1からキューピーが45.64%の議決権所有割合となり、筆頭株主、親会社となったことより、経営は安定しているといえます。特に、これまでのキューピーの筆頭株主である中島董商店がアヲハタの筆頭株主であったため、結果、8.84%の議決権所有割合をプラスすると、54.48%となるため、キューピーの経営戦略に組み込まれることになりますので、さらに、財務は安定するといえます。アヲハタ、この厳しい経営環境の中、来期、キューピーの支援のもと、どのような利益改善策を打ち出してゆくのか、その経営改革に注目です。

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