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December 25, 2014

食品スーパー、売上速報、2014年11月、青果相場安!

スーパーマーケット販売統計調査(11月実績速報版):12/22
・http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/tokei-20141222hmx.pdf
・日本スーパーマーケット協会:http://www.jsa-net.gr.jp/
  →105 社、7,113店舗、62,659億円:2012年8月現在
・オール日本スーパーマーケット協会:http://www.ajs.gr.jp/
  →58 社、1,837店舗、17,315億円(海外1):2012年7月現在
・一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会:http://www.super.or.jp/?page_id=2646
  →432 社、7,360店舗、79,096億円:2011年9月現在

2014 年 11 月キーワード TOP3
 1.青果相場安
 2.気温上昇
 3.前月より休日が一日多い(3 連休 2 回)

景気判断 DI は現状・見通し判断共に 3 ヵ月連続で下落
・11 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-1.7 の 42.6、見通し判断前月から-1.5 の 39.8 と共に下落し、小幅ながら 9 月から 3 ヵ月連続の下落となった。
・経営動向調査結果では、売上高 DI が-4.0(前月比-1.7)、収益 DI は 0.4(前月比-3.0)となり共に前月よりやや下降した。青果相場の大幅な下落により生鮮仕入原価 DI が下降し、販売価格や客単価 DIが下降したことの影響が大きい。来客数は依然として改善の動きをみせていない。
・カテゴリー動向結果では、青果 DI が相場安により-20.8(前月比-12.2)と大きく下落した。畜産 DIは引き続き 19.8(前月比-1.2)と引き続き好調であり、水産 DI も 6.8 と好調を維持している。惣菜はプラスを維持し、日配は前月と変わらず、一般食品は緩やかに回復して-8.0(前月比+3.0)とやや持ち直しをみせている。
・11 月は前年に比べて、3 連休が 2 回と休日が一回多くなったが、景況感調査では現状判断、見通し判断ともに小幅ながらすべての DI が前月より悪化している。消費税率引き上げ以後のゆるやかな回復傾向は上昇力を失っており、景況感には悲観的な見通しが増加している。12 月はスーパーマーケットにとって重要な月であり、その動向に注目したい。

集計企業数(社):パネル285(285社)
・総店舗数(店舗):7,310店舗
・既存店総売上高:77,090,272万円(店舗平均月商:10,925万円)
・総売場面積(平米):11,998,528平米:店舗平均売場面積:497.3坪)

概要:11月度
・総売上高:79,864,877万円(全体102.5%、既存店100.7%)
・青果:9,721,341万円(構成比12.2%、全体96.3%、既存店94.4%)
・水産:7,115,893 万円(構成比8.9% 、全体105.3%、既存店103.3%)
・畜産:9,229,759 万円(構成比11.6%、全体109.9%、既存店107.3%)
・惣菜:7,447,618万円(構成比9.3%、 全体106.3%、既存店103.6%)
・日配:15,286,526万円(構成比19.1%、全体102.5%、既存店100.6%)
・一般食品:21,018,088万円(構成比26.3%、全体102.6%、既存店100.8%)
・非食品:7,122,671万円(構成比8.9%、 全体97.5%、既存店96.9%)
・その他:2,922,981万円(構成比3.7%、 全体99.3%、既存店99.3%)

エリア別:11月度
・北海道・東北地方:全体102.9% 、既存店100.2%
・関東地方:全体104.6% 、既存店102.4%
・中部地方:全体103.6%、既存店101.7%
・近畿地方:全体99.9%、既存店98.1%
・中国・四国地方:全体100.1%、既存店99.9%
・九州・沖縄地方:全体101.1%、既存店100.4%

保有店舗数別集計:10月度
・1~3店舗 :全体97.3%、既存店98.5%
・4~10店舗 :全体101.8%、既存店101.2%
・11~25店舗 :全体101.1%、既存店100.0%
・26~50店舗 :全体102.5%、既存店100.4%
・51店舗以上 :全体102.9%、既存店100.9%

好調コメント 不調コメント :( )は少数コメント
・青果:かなり不調 DI:-20.8
・青果相場の大幅な相場安に加え、果物相場も相場安も重なったことで単価が下落し、数量が伸びなかったことでかなり不調となった。その他、みかんの不調を指摘するコメントが多くみられた。

・水産:やや好調 DI:6.2
・相場高を追い風に、売上構成比の高いマグロなどが好調とのコメントが多く、やや好調となったさんまやブリなどの鮮魚が好調、塩干やすり身の不調を指摘するコメントがみられた。

・畜産:好調 DI:19.8
・牛豚鶏肉の相場高に加え、前年より日曜日が多いことで内食需要(ステーキやすき焼き、鍋物)が高まり国産牛肉や豚肉が好調とのコメントが多く、かなり好調となった。

・惣菜 寿司:やや好調 DI:7.2
・祝日、三連休、七五三の需要によりやや好調となった。気温が上昇したことで寿司が好調とのコメントが多くみられた。一方で客数の伸び悩みや競合により伸び悩んだとのコメントもみられた。

・日配:好調:やや不調 DI:-5.3
・ボジョレーヌーボー解禁の影響で乳製品が好調、またヨーグルト類が好調とのコメントが多くよせられた。地域の気温により鍋商材の好不調、パン類の好不調は分かれているほか、品薄のバター類についても好調と不調のコメントに分かれた。

・一般食品:好調:やや不調 DI:-8.0
・酒類が好調や米の単価下落による苦戦の指摘が多かった。その他の一般食品は地域の気温により好不調があるものの、全体的にはゆるやかな回復を指摘するコメントが多かった。一方で競合により価格競争により利益の確保が難しいとの声も多い。

・非食品:好調:不調 DI:-13.9
・平年より高い気温の影響で冬物衣料の不振の指摘が多かった。他業態との競合、特にドラッグストアとの競合により不調とのコメントが多く寄せられた。

PI研のコメント:
・一般社団法人新日本スーパーマーケット協会が12/22、2014年11月度の食品スーパーの売上速報、パネル285を公表しました。結果は全体102.5%、既存店100.7%と、昨年は全体、既存店ともにクリアーしたものの、既存店はわずか0.07ポイントであり、厳しい状況といえます。この11月度は特に、コメントにもあるように、「青果相場の大幅な相場安に加え、果物相場も相場安も重なった」と、青果が落ち込んだのが大きいといえます。実際、青果の数値も、全体96.3%、既存店94.4%と、大きく下がっています。ただ、このような中でも、畜産は全体109.9%、既存店107.3%と好調、水産も全体105.3%、既存店103.3%、さらに、惣菜も全体106.3%、既存店103.6%と堅調な結果です。また、エリア別では関東が 全体104.6% 、既存店102.4% 、規模別では4~10店舗が:全体101.8%、既存店101.2%と堅調な結果です。食品スーパー、この結果を踏まえ、いよいよ、年間最大の売上月、12月、年末に突入ですが、各社どのような政策を打ち出すのか、その動向に注目です。

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