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December 10, 2014

ID-POS分析って何だ?

商品vs顧客、売上高vsF(頻度)、数字vsイメージ、・・:
・ID-POS分析とPOS分析の違いをあげてみると、商品vs顧客、売上高vsF(頻度)、数字vsイメージ、・・など、決定的な違いがたくさんあります。ここでは、その中の3つに絞って、見てみたいと思います。

1.商品vs顧客:
・POS分析ではID客数(顧客)が把握できないため、商品情報しか把握できません。唯一、レシート情報としての客数は把握できますが、これはIDではないため、顧客=たった1人とみなした場合の1人の顧客ということになります。一歩、顧客に近づきますが、実際の顧客とはかなり遠いといえます。
・これに対して、ID-POS分析は顧客を起点にすべての分析がはじまりますので、商品を分析しているようで、実は、その商品の購入顧客一人一人を分析していることになります。したがって、必然的に顧客は対象商品に限定されず、その顧客が購入する商品はすべて分析対象になります。
・併売が発生するのは必然であり、併売こそID-POS分析といっても過言ではありまん。POS分析でも併売はレシート併売として、同時併売を見ることはできますが、これは顧客併売ではなく、まさに、レシート併売であり、同じ併売でも、その意味が違います。
・その意味でID-POS分析には商品分析が存在せず、すべての分析が顧客分析、その商品の顧客を分析していることになります。

2.売上高vsF(頻度):
・ここから、分析の指標も大きく異なってゆきます。商品分析は商品の販売金額、販売数量が基本ですので、中でも販売金額、すなわち、売上高を追ってゆくことなります。あらゆる分析視点が、売上高にあるといっても良いといえます。
・これに対して、ID-POS分析は、IDが分析の起点、商品の購入顧客を分析しますので、その顧客の売上高だけでなく、購入履歴の把握が対象となるため、単なる売上高ではなく、その顧客はその商品を何回購入したか、いくつ購入したか、いくらで購入したかが分析の中心になります。
・中でも、何回、すなわち、F(頻度)はID-POS分析がPOS分析と分かつ決定的な指標ですので、すべての購入商品をF(頻度)視点で見てゆくことになります。
・したがって、商品分析にもF(頻度)が登場しますので、商品を分析していながら、実は、その商品の購入顧客のF(頻度)を分析していることになり、まさに、商品の購入顧客を分析していることになります。

3.数字vsイメージ:
・POS分析では顧客が見えなかったために、数字、論理で商品分析するしかなかったといえます。したがって、様々な数表が生まれ、それを論理的に理解し、戦略、戦術を論理的に導く以外なかったといえます。
・ところが、ID-POS分析は、顧客視点であり、その顧客の購入履歴、すなわち、F(頻度)を見るため、論理ではなく、イメージで商品、顧客を把握することが可能となります。
・ID-POS分析にも様々な指標があり、その組み合わせの、それこそ無限の帳票ががありますが、それらは、実は顧客の消費イメージを様々な角度から分析しているにすぎません。
・したがって、最後は、顧客の真の姿、トータルな姿、イメージに復元されることになり、鮮明な顧客像がID-POS分析から浮かび上がることになります。仮に。ID-POS分析から、顧客のイメージがつくれない場合は、分析が十分でないといえます。いわば、ID-POS分析は顧客の設計図のようなものといえます。したがって、戦略、戦術も論理ではなく、イメージから作り上げることになります。

PI研のコメント:
・ID-POS分析に取り組みはじめて10年以上になりますが、ここ最近、ID-POS分析って何か、その本質はどこにあるかを解説する機会が多くなりました。それだけ、ID-POS分析が普及しはじめているのかと思います。そこで、常々、ID-POS分析について、考えていることを通常のPOS分析と比較してまとめてみました。今回は、3つ、すなわち、商品vs顧客、売上高vsF(頻度)、数字vsイメージに絞って解説します。もっと、わかりやすく、実際の分析事例等を交え、解説が必要かと思いますが、今後、さらに、工夫し、いろいろな角度から、ID-POS分析って何かを取り上げてゆきたいと思います。

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