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February 04, 2015

カルビー、2015年3月、第3四半期、好調、株価急騰!

カルビー、2015年3月、第3四半期決算、2/2
・http://www.calbee.co.jp/index.php
・http://www.calbee.co.jp/ir/pdf/2015/financial_20150202.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:40.00億円(昨年 66.82億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△17.70億円(44.25%:昨年△29.77億円)
 →有形固定資産の取得による支出:△84.00億円(昨年△40.05億円)
 →有価証券の取得による支出:△139.97億円(昨年△49.97億円)
 →有価証券の償還による収入:160.00億円(昨年 30.00億円)
  →→主な要因は、有価証券の償還による純収入2,002百万円、定期預金の払戻による収入5,458百万 円の資金の増加
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△24.66億円(昨年 △11.57億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):8.06億円(昨年 28.59億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:1,530.43億円
・自己資本比率:70.2%(昨年 69.1%)
・現金及び預金:176.42億円(総資産比 11.52%)
・有利子負債:2.81億円(総資産比 0.18%)
・利益剰余金 :826.29億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:1,646.39億円(10.6%)、営業利益:193.11億円(23.6%)
・経常利益:209.36億円(25.8%)、当期純利益:117.88億円( 14.0%)
・原価:55.58%(昨年 56.11%):-0.53、売上総利益:44.42%(昨年 43.89%):+0.53
・経費:32.58%(昨年 33.40%):-0.82
・営業利益:11.84%(昨年 10.49%):+1.35

カルビーのコメント:
・スナック菓子業界におきましては、今夏の天候不順の影響は受けなかったものの、消費税増税の影響もあり、市場規模は横ばいで推移しました。
・このような環境にあって、当社グループは、引続き、イノベーション(成長戦略)とコスト・リダクションを経営の二本柱とする事業活動を推進しました。国内事業では、ポテト系スナックやシリアル食品の「フルグラ」が好調で高い市場シェアを維持・拡大することができました。また、売上拡大とコスト・リダクションの推進により、過去最高の営業利益率を達成することができました。海外事業では、利益率の高い北米の「Harvest Snaps(Snapea Crisps)」の売上が大きく伸長し、収益拡大に貢献しました。また、海外事業のさらなる拡大に向けて、平成26年4月にフィリピンにおいてUniversal Robina Corporationとの合弁会社を設立しました。
・シリアル食品の「フルグラ」が引続き好調で21,199百万円(前年同四半期比21.6%増)となりました。
建設仮勘定は来期稼働予定のシリアル食品「フルグラ」や北米の「Harvest Snaps(Snapea Crisps)」の生産設備の取得等により増加しました。

カルビーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2229.T

PI研のコメント:
・カルビーが2/2、2015年3月期の第3四半期決算を公表しました。結果は増収増益、「過去最高の営業利益率を達成」とのことで、好決算です。これに伴い株価も急騰、昨年4月頃は2,500円前後の株価が、現在、倍の約5,000円近くにまで跳ね上げっており、投資家が注目しているといえます。好決算の要因ですが、原価、経費が削減、ダブルで利益を押し上げたのが要因といえます。それにしても、キャッシュフローが異常値であり、投資キャッシュフローの中で、「有価証券の償還による収入:160.00億円」と、営業キャッシュフローの40.00億円をはるかに超える収入が今期は計上されており、これが「有形固定資産の取得による支出:△84.00億円」、「有価証券の取得による支出:△139.97億円」と、成長戦略の2大柱、設備投資とM&A等に配分されており、強気の攻めにつながる好循環のキャッシュの流れといえます。結果、トータルの投資キャッシュフローはこれだけ多額の投資をしたにもかかわらず、営業キャッシュフローの44.25%に抑えており、絶妙なバランスといえます。また、自己資本比率も70.2%と、ほぼ限界に近い数値であり、超健全といえます。強気の攻めに打って出れるのも、P/L、B/Sともに健全であるが故といえ、株価が急騰するのもうなづけます。カルビー、今後、この好決算をもとに、どのような成長戦略を打ち出すのか、国内外の設備投資、有価証券への投資の動向に注目です。

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February 4, 2015 |

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