日本オラクル、2015年5月第3四半期、増収増益、好調!
日本オラクル、2015年5月、第3四半期決算、3/20
・http://www.oracle.com/jp/index.html
・http://www.oracle.co.jp/corp/IR/doc/201503/FY15Q3_tanshin_JP.pdf
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:1,609.74億円
・自己資本比率:64.9%(昨年 60.6%)
・現金及び預金:1,012.64億円(総資産比 62.90%)
・有利子負債:0.00億円(総資産比 0.00%)
・前受金:316.49億円(総資産比 19.66%)
・利益剰余金 :762.77億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:1,175.58億円(5.3%)、営業利益:342.47億円(10.8%)
・経常利益:344.06億円(11.3%)、当期純利益:221.62億円(16.6%)
・原価:51.60%(昨年 51.92%):-0.32、売上総利益:48.40%(昨年 48.08%):+0.32
・経費:19.26%(昨年 20.38%):-1.12
・営業利益:29.14%(昨年 27.70%):+1.44
日本オラクルのコメント:
・当社は、革新的かつ付加価値が高い製品を投入し、顧客企業への提案力を強化するとともに、パートナー企業との戦略的協業をすすめるなど、営業力強化を行ってまいりました。
・新規ライセンスおよびクラウド・ソフトウェア・サブスクリプション:
・売上高は32,710百万円(前年同期比6.8%増)となりました。また内訳につきましては、新規ライセンスの売上高は30,986百万円(前年同期比8.0%増)、クラウド・ソフトウェア・サブスクリプションの売上高は1,724百万円(前年同期比11.3%減)となりました。
・当セグメントは企業等のIT基盤に利用される、データベース管理ソフトウェア、各種ミドルウェア、ERP等の業務アプリケーションソフトウェアの新規ライセンスを販売する「新規ライセンス」と、特定のソフトウェアやソフトウェア実行基盤をクラウド・コンピューティング環境でサービス利用型として提供する「クラウド・ソフトウェア・サブスクリプション」から構成されます。現在、多くの企業でITを活用した競争力強化の経営方針を進めています。当社は、グローバルで採用されているソフトウェア製品および関連サービスを、顧客企業に総合的な提案をする営業施策を積極的に進めてまいりました。
・製品面では、新規ライセンスについては、革新的なインメモリ技術によりデータベースの処理性能を飛躍的に向上させ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やインターネット・オブ・シングス(IOT)など、ヒトとモノ、モノとモノの間でやりとりされる膨大なデータのリアルタイム分析環境を構築する「OracleDatabase In-Memory」の提供を平成26年7月に、業界標準言語であるSQLであらゆる構造化、非構造化データへのアクセスを可能にすることで、企業におけるビッグデータ活用をより一層推進する「Oracle Big Data SQL」の提供を平成26年9月に、また情報セキュリティに対する脅威がますます高まる中、従来型のネットワーク中心のセキュリティ対策から、データそのものへの多層防御対策を強化する「Oracle Key Vault」の提供を平成27年2月に開始しました。
・また、クラウド・ソフトウェア・サブスクリプションについては、見込み顧客ごとに最適なメッセージを最適なタイミングで発信することで、マーケティング業務の効率化を支援する「Oracle Marketing Cloud」、「Oracle Hyperion」の予算管理、管理会計などの機能をSaaS形式で提供する「Oracle Planning and BudgetingCloud Service」の提供を、平成26年8月に開始しました。付加価値の高い製品・サービスを拡充し、パートナー企業との協業を含めた営業・マーケティング活動を強力に推進した結果、当社製品の新規採用企業が増えてきております。今後もさらなるユーザー数の拡大を行ってまいります。
日本オラクルの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4716.T
PI研のコメント:
・オラクルが3/20、2015年5月期、第3四半期決算を公表しました。結果は増収、大幅増益、好決算です。特に、利益は2桁の増収となり、ビッグデータの追い風を受けた決算といえます。増益の要因は原価が改善しただけでなく、経費も大幅に改善し、ダブルで利益を押し上げたことによります。今期は、「革新的なインメモリ技術によりデータベースの処理性能を飛躍的に向上させ、・・」とのことで、「ヒトとモノ、モノとモノの間でやりとりされる膨大なデータのリアルタイム分析環境を構築する「OracleDatabase In-Memory」の提供、・・」が大きく寄与したといえます。ビッグデータは、単に量の問題を解決することだけでなく、想像を絶する速さとリアルタイム性が求められますので、まさに、今期はそこが焦点となったといえます。この好決算を受けて、今期本決算、そして、来期、オラクルがどこまで業績を伸ばすのか、注目です。
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