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April 18, 2015

アオキスーパー、2015年本決算、好調、1000億円達成!

アオキスーパー、2015年2月、本決算、4/14
・http://www.aokisuper.co.jp/index.html
・http://www.aokisuper.co.jp/ir/documents/2015Q4_001.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:63.18億円(昨年14.33億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△8.41億円(13.31%:昨年△16.70億円)
  →固定資産の取得による支出 :△8.09億円(△15.40億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△11.38億円(昨年△6.49億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):43.39億円(昨年△8.86億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:283.44億円
・自己資本比率:53.1%(昨年61.5%)
・現金及び預金:103.72億円(総資産比 36.59%)
・有利子負債:0.00億円(総資産比 0.00%)
・買掛金:71.77億円(総資産比 25.32%
・利益剰余金 :133.52億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:1,022.68億円、営業利益:30.44億円
・経常利益: 31.38億円、当期純利益:15.19億円
・原価:83.67%(昨年 85.52%):-1.85、売上総利益:16.33%(昨年 14.48%):+1.85
・経費:17.84%(昨年 18.05%):-0.21
・マーチャンダイジング力:-1.51%(昨年-3.57%):+2.06
・その他営業収入:4.63%(昨年4.74%):-0.11
・営業利益:3.12%(昨年 1.17%):+1.95
・平成27年2月期は、決算期(事業年度の末日)の変更により1年と8日の決算のため、対前期増減率については記載しておりません。

アオキスーパーのコメント:
・当流通業界におきましては、業種・業態を超えた値下げ等による店舗間競争がさらに激化しており、厳しい経営環境が続いております。
・このような状況におきまして当社は、3月に戸田店・5月に上飯田店・8月に知立店・10月に東明店・2月に萩原店をリニューアルオープンいたしました。
・販売促進企画として、ポイントカードの新規会員募集やお買物券プレゼント、お客様を対象とした食品メーカーとの共同企画によるIHクッキング教室(本社ビル3F)の開催を引き続き実施いたしました。
また、競合店対策のため、恒例となりました四半期に一度の大感謝祭・週に一度の日曜朝市及び95円(本体価格)均一等の企画を継続実施いたしました。
・目標とする経営指標:
・当社は、売上総利益率と販管費率を重要な経営指標とし、適正な利益確保に努めております。ローコスト経営に徹し、同業他社に勝る競争力を維持するため、特に販管費率に注目し、その進捗状況に注意をはらっております。

アオキスーパーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9977.T

PI研のコメント:
・アオキスーパーが、2015年2月期の本決算を4/14、公表しました。今期は決算期の違いにより、昨年対比は算出しませんでしたが、結果は好調、実質、増収、大幅増益です。営業収益も1,000億円を突破、既存店のリニューアルが寄与したといえます。一方、利益の方ですが、原価、経費ともに改善、特に、原価が1.85ポイントと大きく改善したことが大きく、ダブルで利益を押し上げています。ただ、それでも、売上総利益は16.33%と極めて低く、アオキスーパーがいかにEDLPに徹底しているかがわわかります。また、それを支える経費比率は業界屈指の17.84%の低さであり、これがアオキスーパーのEDLPを支える基盤となっています。それにしても、経費比率17.84%ですので、売上総利益をもっと高めても良いように思いますが、ここがアオキスーパーの核心ともいえ、EDLPの鍵を握っているといえます。それだけ、安く商品を提供し、価格にこだわる強い意志が表れているといえます。結果、商品売買から得られる利益、マーチャンダイジング力は依然としてマイナスであり、これをその他営業収入でカバーし、営業利益をプラスにもっていっています。食品スーパー業界でも独特なP/L構造といえます。一方、財務の方ですが、今期は投資を極端に控え、内部留保に大半を充てており、財務の安定化をはかっています。ただ、自己株式の取得による支出は9.26億円と昨年の4.01億円を大きく上回り、投資家への還元は重視しているといえます。アオキスーパーは無借金経営ですので、十分に投資余力はありますが、今期は攻めよりも守り、そして、投資家への還元を重視したといえる内容です。アオキスーパー、この好調な決算を背景に、来期は攻めに転じることが予想されますので、どのような成長戦略を打ち出すか、注目です。

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