「ID-POSマーケティング」を読む!
ID-POSマーケティング:
・本藤貴康、奥島晶子著:英治出版
目次:
Introduction:ID-POSで何がわかり、何が変わるのか
Chapter1:短サイクル時代のマーケティング概論
→Section1:マーケティングの基本プロセス
→Section2:マーケティング・リサーチは宝探し
→Section3:「次」につながるセグメンテーション
→Section4:マーケティング・ミックスのPDCA
Chapter2:ID-POSの指標と分析手法の基本
→Section1:前提となる2つの基本指標
→Section2:買われ方の特徴を探る
→Section3:商品・ブランドの将来性を測る
→Section4:真の競合商品を見極める
→Section5:意外な販売機会をあぶり出す
→Section6:改善すべきポイントを探る
→Section7:購買のタイミングをつかむ
Chapter3:ID-POSによる仮説主導マーケティング
→Section1:新たなポジショニングでそれまでの常識を覆す
→Section2:マス・プロモーションで顧客セグメントを変える
→Section3:市場に眠る潜在需要を掘り起こす
→Section4:購買行動を踏まえて店頭プロモーションを設計する
→Section5:リピートと新規のバランスをとり、売上全体を拡大する
Chapter4:店頭のロイヤル・カスタマーを育てる
→Section1:顧客の違いや変化を見逃さない
→Section2:カテゴリーの傾向を踏まえ新規顧客を囲い込む
→Section3:新規顧客の購買行動を把握する
おわりに:
PI研のコメント:
・「ID-POSマーケティング」(本藤貴康、奥島晶子著:英治出版)が2/28に出版され、早速、書店で購入し、一読しました。4章構成で、マーケティングとID-POSを合体させた本であり、まさに、共著の本となっています。マーケティングを本藤氏が、ID-POSを奥島氏が担当しており、ID-POSの分析データはJBtoBパネルを活用しているのが特徴といえます。自然、事例はドラックストアとなりますが、ID-POSを理解する上においては、参考となる選びぬかれた事例が豊富ですので、わかりやすいといえます。特に、リピートが1年よりも、2年、2年よりも3年、4年の方が高まるというグラフは、リピートの本質を突いた事実であり、興味深いといえます。また、買上げ率、リピート率、リフト値などのKPI、基本数式も一般的にID-POS分析で活用されているものですので、本書を理解しやすくしています。恐らく、ID-POS分析の本としては、はじめて、豊富な事例をもとに解説された本かと思いますので、今後、続編を期待したいところです。
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