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May 21, 2015

2015年2月、3月、食品スーパー決算速報、その2!

セブン&アイH、イオン、財務3表比較:
・セブン&アイH 3382 東京都 201502 4/2 vsイオン 8267 千葉県 201502 4/9
・単位:100万円
・セブン&アイH:
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2015_0402kt.pdf
・イオン:
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1229807

1.CF:キャッシュの配分
・営業CF: 416,690、398,453
・投資CF-270,235(対営業CF:64.9%)、-361,838(対営業CF: 90.8%)
・FC: 146,455、36,615
・財務CF: -79,482 95,527
  →配当:-63,150、-22,843

2.BS:キャッシュの蓄積
・総資産:5,234,705(回転率:1.0)、7,859,803(回転率:0.8)
・利益剰余金:1,622,090、609,125
・ROA:3.3%、0.5%、ROE:7.1%、2.3%、純資産比率:46.4%、23.3%
・有利子負債 :948,251、1,830,744
・商品:208,927 557,331
・出店関連合計:1,952,590、 2,553,340
  →土地:725,553、763,257
  →建物:825,831:1,371,993
  →敷金・保証金:401,206、418,090
・買掛金:412,504、946,674

3.P/L:キャッシュの創出
・売上高:4,996,619(昨対6.8)、 6,202,210(昨対10.4)
・原価:3,926,210(78.6%:売上総利益21.4%)、4,552,430(73.4%:売上総利益26.6%)
・経費:1,769,405(35.4%)、2,384,778(38.5%)
  →人件費:522,341(対売上高:10.5%)、957,903(対売上高:15.4%)
・MD力: -698,996 (対売上高-14.0%)、 -734,998(対売上高: -11.9%)
・その他営業収入:1,042,329(対売上高:20.86%)、876,365(対売上高:14.13%)
・営業利益:343,331(昨対1.1%、対売上高6.9%)、 141,368 (昨対-17.5:対売上高2.3%)

PI研のコメント:
・食品スーパー決算速報、その2です。今回は、食品スーパーの参考として、集計しているセブン&アイHとイオンについて最新の決算、2015年2月期をP/L、B/S、CFの3つの基本指標を比較してみました。まずは、キャッシュの配分CFですが、営業CFには大きな差がありませんが、投資CFはイオンの方が積極的です。営業CFの90.8%を投資CFに配分しています。ところが、財務CFは真逆、セブン&アイHはマイナスですが、イオンはプラスです。投資過多となり、FCが減少、結果、別途キャッシュの調達が必要となったといえます。次に、キャッシュの蓄積、B/Sですが、総資産はイオンが重く、結果、回転率も0.8とセブン&アシHの1.0を下回っています。気になるのは利益剰余金であり、ここが大きく違い、約1兆円の差となります。また、商品も倍以上イオンが多く、同様に、買掛金も倍以上違います。出店関連資産は土地、敷金はほぼ同じ、違いは建物であり、イオンが重いといえます。また、有利子負債ですが、ここも大きな差であり、約1兆円の差、イオンの重さが気になるところです。そして、キャッシュの創出、P/Lですが規模、成長率はイオンが高く、原価はセブン&アイHが高い構造です。ただ、経費はどちらも極端に高く、イオンは、特に高いのが特徴です。結果、商品売買から得られる利益、MD力はどちらも大きくマイナス、原価の差でセブン&アイHの方がマイナス幅が大きいといえます。ただ、その他営業収入はどちらも極端に高く、特にセブン&アイHは異常値です。むしろ、こちらが本業といえそうです。結果、差引き、営業利益ですが、セブン&アイHがイオンの2倍以上の差となり、率ではさらに3倍の差となります。こう見ると、今期の決算は、財務バランスを崩しても、成長戦略重視のイオンに対し、利益を重視し、バランスのよい財務戦略を推し進めるセブン&アイHという構図が浮かび上がります。これを受けて、来期、今後、どのような経営戦略を打ち出すのか、両企業の動向に注目です。

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May 21, 2015 |

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