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May 11, 2015

トヨタ、2015年3月本決算、増収増益、営業利益2兆円超!

トヨタ、2015年3月、本決算、5/8
・米国会計基準:
・http://www.toyota.co.jp/
・http://www.toyota.co.jp/jpn/investors/financial_results/2015/year_end/yousi.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:3兆6,857.53億円(昨年3兆6,460.35億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△3兆8,134.90億円(103.46%:昨年△4兆3,362.48億円)
  →金融債権の増加:△ 13兆1,265.96億円(昨年△11兆9,530.64億円)
  →金融債権の回収及び売却:12兆4,503.88億円(昨年11兆253.53億円)
  →固定資産の取得による支出 :△1兆1,463.18 億円(△9,700.21 億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:3,060.45億円(昨年9,194.80億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):2,433.87億円(昨年3,228.73億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:47兆7,298.30億円
・株主資本比率: 35.2%(昨年 34.9%)
・現金及び預金:2兆2,845.57億円(総資産比 4.78%)
・長期金融債権<純額> :9兆2,025.31億円(総資産比19.28%)
・有価証券及びその他の投資有価証券:7兆6,321.26億円(総資産比15.99%)
・機械装置:10兆9,453.77億円(総資産比22.93%)
・有利子負債:18兆9,778.87億円(総資産比 39.76%)
・買掛金:2兆4,105.88億円(総資産比 5.05%)
・利益剰余金 :15兆5,919.47億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:27兆2,345.21億円(6.0%)、営業利益:2兆7,505.64億円( 20.0%)
・税引前当期純利益:2兆8,928.28億円(18.5%)、当期純利益:2兆1,733.38億円(19.2%)
・原価:81.66%(昨年 82.21%):-0.55、売上総利益:18.34%(昨年 17.79%):+0.55
・経費:10.31%(昨年 10.68%):-0.37
・マーチャンダイジング力:8.03%(昨年7.11%):+0.92
・金融収入:2.71%(昨年2.32%):+0.39
・営業利益:10.74%(昨年 9.43%):+1.31

トヨタのコメント:
・自動車業界においては、市場は米国を中心に堅調に推移しましたが、一部の新興国での停滞や、日本での消費税率引上げに伴う落ち込みがみられました。また、世界的に環境車による低炭素社会の構築や安全性能向上への取り組みが活発化しました。
・このような状況のなかで、当連結会計年度における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、897万2千台と、前連結会計年度に比べて14万4千台 (1.6%) の減少となりました。日本での販売台数については、市場が前連結会計年度を下回る状況のもと、215万4千台と、前連結会計年度に比べて21万1千台 (9.0%) の減少となりましたが、全国販売店の努力により、軽自動車を除くトヨタ・レクサスブランドの販売シェアは46.0%、軽自動車を含む販売シェア (含むダイハツおよび日野ブランド) は41.8%と、前連結会計年度に引き続き高いレベルで推移しました。一方、海外においては、北米、欧州で販売が拡大したことにより、681万8千台と、前連結会計年度に比べて6万7千台 (1.0%) の増加となりました。
・自動車事業 :
・売上高は25兆621億円と、前連結会計年度に比べて1兆2,807億円 (5.4%) の増収となり、営業利益は2兆3,253億円と、前連結会計年度に比べて3,865億円 (19.9%) の増益となりました。営業利益の増益は、為替変動の影響および原価改善の努力などによるものです。
・金融事業 :
・売上高は1兆6,611億円と、前連結会計年度に比べて2,401億円 (16.9%) の増収となり、営業利益は3,618億円と、前連結会計年度に比べて669億円 (22.7%) の増益となりました。営業利益の増益は、販売金融子会社において、金利スワップ取引などの時価評価による評価益が計上されたことなどによるものです。

トヨタの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7203.T

PI研のコメント:
・トヨタが5/8、2015年3月期の本決算を公表しました。結果は増収増益、特に営業利益は20%増、2兆円を優に超え、好調な決算です。利益が好調な要因は原価、経費がバランスよく改善したのに加え、金融収入も増加、トリプルで利益を押し上げたのが要因です。結果、営業利益率も10.74%と、高い収益率となりました。この好調な結果をもたらしたキャッシュの配分ですが、営業キャッシュフロー3兆6,857.53億円の内、△3兆8,134.90億円、103.46%を投資キャッシュフローに配分しており、強気の攻めの経営といえます。それにしても、トヨタはトヨタ銀行といわれるように、金融債権の増加が△13兆1,265.96億円と、製造業では考えられない規模の金額です。同様に回収も、金融債権の回収及び売却も12兆4,503.88億円であり、10兆円単位での金融取引が行われているといえます。こう見ると、製造業は金融と一体の経営が決め手といえ、「もっといいクルマづくり」や「人材育成」のみならず、金融面から経営をどう支えるかも課題と思われます。今後、「世界的に環境車による低炭素社会の構築や安全性能向上への取り組みが活発化」する中、トヨタがどのように持続的な成長をはかるか、その成長戦略に注目です。

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