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July 13, 2015

イズミ、2016年2月、第1四半期、増収増益、株価急騰!

イズミ、2016年2月、第1四半期決算、7/8
・http://www.izumi.co.jp/
・http://www.izumi.co.jp/corp/ir/pdf/2016/2802_1q_kessan.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:45.07億円(昨年231.35億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△65.29億円(144.86%:昨年△54.90億円)
  →有形固定資産の取得による支出 :△60.05億円(△46.57億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:14.66億円(昨年△142.30億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△5.55億円(昨年34.13億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:4,400.06億円
・自己資本比率:31.5%(昨年 31.2%)
・現金及び預金:128.24億円(総資産比 2.91%)
・有利子負債:1,606.97億円(総資産比 36.52%)
・買掛金:460.39億円(総資産比 10.46%)
・利益剰余金 :1,116.78億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:1,515.90億円(7.9%)、営業利益: 80.89億円(20.6%)
・経常利益:79.64億円(17.4%)、当期純利益:44.43億円(8.4%)
・原価:78.67%(昨年 79.20%):-0.53、売上総利益:21.33%(昨年 20.80%):+0.53
・経費:20.45%(昨年 20.67%):-0.22
・マーチャンダイジング力:+0.88%(昨年 0.13%):+0.75
・その他営業収入:4.72%(昨年 4.89%):-0.17
・営業利益:5.60%(昨年 5.02%):+0.58

イズミのコメント:
・当社グループにおいては、更なる成長を目指し、実行方針である“お客様のために尽くす”のもと、お客様満足を追求してまいりました。品質・価格ともに競争力のある品揃えの提供に努めるとともに、売場の付加価値を高めていくことで、地域一番店の地位をより確固たるものにすべく、取り組みを推進しました。
・店舗面では、「ゆめタウン光の森」南館を増床しリニューアルオープンいたしました。新規テナントの導入や既存テナントの改装を行うことで、ショッピングセンターとしての魅力をさらに高めるとともに、従来のフードコートを拡大することで、三世代や家族連れのお客様がより快適に過ごせる空間づくりを実現し、地域一番店を更に強化しました。
・また、4年振りの大型新店「ゆめタウン廿日市」を成功させるべく、開業に向けた準備を重ねてきました。これらの結果、当第1四半期の営業成績は以下のとおりとなり、過去最高を更新しました。
・売上高:
・営業収益のうち、売上高は前年同期比10,825百万円(8.1%)増加し、144,753百万円となりました。また、営業収入は前年同期比282百万円(4.3%)増加し、6,836百万円となりました。これは、主に当社における堅調な既存店販売、前期の新設店舗による販売増に加え、新規連結子会社の株式会社スーパー大栄などが寄与したことによるものです。
・経費:
・販売費及び一般管理費は、前期における新設店舗に係る人員増に伴う人件費の増加や新規連結子会社による増加の一方、堅実な経費コントロールに努めた結果、前年同期比1,922百万円(6.9%)増加の29,609百万円となりました。売上高対比では20.5%となり前年同期に比べて0.2ポイント低下しました。

イズミの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8273.T

PI研のコメント:
・イズミが7/8、2016年2月期の第1四半期決算を公表しました。結果は増収増益、営業収益は「過去最高を更新」と、好調な決算となりました。売上高は、「前期の新設店舗による販売増に加え、新規連結子会社の株式会社スーパー大栄などが寄与」とのことで、7.9%増となりました。一方、営業利益は、原価、経費、ともに改善、ダブルで利益を押し上げており、「堅実な経費コントロールに努めた結果」が表れています。これを受けて、投資家も高く評価、株価は、右肩上がりで上昇です。過去1年を見ても、昨年は3000円前後であった株価が、ここへ来て5000円を超えています。イズミ、この好調な数値をいかし、キャッシュフローも攻めに転じています。営業キャッシュフローの何と144.86%を投資キャッシュフローに配分しており、しかも、その大半は有形固定資産の取得による支出ですので、攻め一色といえます。ここは攻めと判断したといえ、M&Aにより子会社化したスーパー大栄に加え、資本業務提携に入ったユアーズ、さらには、「4年振りの大型新店「ゆめタウン廿日市」」など、新規出店にも力を入れています。今期、イズミ、この好調なスタートを切って、どこまで成長戦略を推し進めてゆくのか、その動向に注目です。

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