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July 10, 2015

イオン、2016年2月、第1四半期、増収増益、好調!

イオン、2016年2月、第1四半期決算、7/8
・http://www.aeon.info/index.html
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1266785

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:8兆2,035.72億円
・自己資本比率: 14.7%(昨年 15.3%)
・現金及び預金:7,236.10億円(総資産比 8.82%)
・有利子負債:1兆9,044.05億円(総資産比 23.21%)
・買掛金:1兆239.47億円(総資産比 12.48%)
・利益剰余金 :5,991.26億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:2兆194.17億円(17.9%)、営業利益: 349.13億円(55.4%)
・経常利益:357.84億円(42.2%)、当期純利益: 50.20億円(283.1%)
・原価:73.79%(昨年 73.79%):+0.00、売上総利益:26.21%(昨年 26.21%):+0.00
・経費:37.15%(昨年 38.64%):-1.49
・マーチャンダイジング力:-10.94%(昨年-12.43%):-1.49
・その他営業収入:12.90%(昨年 13.92%):-1.02
・営業利益:1.96%(昨年 1.49%):+0.47

イオンのコメント:
・当第1四半期は、円安による輸出企業の好調な業績や株式市場の堅調な推移を背景として、国内景気は総じて回復基調となりました。個人消費については、ガソリン価格の値下がりや雇用環境の改善に伴い、消費者マインドに持ち直しの動きが見られましたが、消費の基盤となる個人所得の水準は小幅な改善に留まる等、先行きは依然として不透明な状況となりました。
・このような環境の中、当社は、さらなる成長及び業績向上を目指し、グループ共通戦略として掲げる「アジア」「都市」「シニア」「デジタル」の「4シフトの加速」及び「商品本位の改革」それぞれの成長領域へ集中的に経営資源を配分するとともに、「GMS(総合スーパー)改革」や「SM(スーパーマーケット)改革」等の重要課題への取り組みを進めました。
・グループ共通戦略の推進:
イ・オンリテール株式会社は3月、東京・埼玉・千葉県下に計 117 店舗を展開する小型DS(ディスカウントストア)「アコレ」、及びイオンのSC(ショッピングセンター)内を中心に 13 店舗を展開する雑貨専門店「R.O.U」をそれぞれ新会社に事業分割しました。これら分割による機動的な経営体制の確立により、お客さまの多様化するライフスタイルやニーズへの対応を強化するほか、人口が集中する都市部での多店舗展開を推し進め、同商圏における早期のドミナント形成を図ります。
・重点課題への取り組み:
・国内各地域における小売事業の運営・組織体制を再構築し、それぞれの地域で「ベストローカル」を実現する体制への進化を目指し、株式会社ダイエーは4月、イオン北海道株式会社、マックスバリュ北海道株式会社、イオン九州株式会社、マックスバリュ九州株式会社、及びイオンリテール株式会社との間で、同社が有するGMS事業の一部及びSM事業の一部の運営をこれら5社に承継する基本合意書の締結を決議しました。
・GMS事業:
・GMS事業は、営業収益 6,628 億 11 百万円(対前年同四半期比 97.5%)、営業損失 47 億 90 百万円(前年同四半期より 39 億 67 百万円の減益)となりました。
・SM・DS事業 :
・SM・DS事業は、営業収益 7,676 億 92 百万円(対前年同四半期比 128.6%)、営業利益 29 億 65百万円(前年同四半期より 72 億 38 百万円の増益)となりました。
・小型店事業:
・小型店事業は、営業収益 843 億 31 百万円(対前年同四半期比 115.9%)、営業利益2億 21 百万円(前年同四半期より9億 59 百万円の増益)となりました。
・ドラッグ・ファーマシー事業:
・ドラッグ・ファーマシー事業は、営業収益 1,436 億 80 百万円(対前年同四半期比 357.9%)、営業利益 33 億 84 百万円(同 613.4%)となりました。
・総合金融事業 :
・総合金融事業は、営業収益 846 億 18 百万円(対前年同四半期比 113.9%)、営業利益 124 億 55 百万円(同 128.0%)となりました。
・ディベロッパー事業:
・ディベロッパー事業は、営業収益 663 億 50 百万円(対前年同四半期比 112.5%)、営業利益 113 億40 百万円(同 116.3%)となりました。
・サービス・専門店事業:
・サービス・専門店事業は、営業収益 1,865 億 16 百万円(対前年同四半期比 101.9%)、営業利益 77億 76 百万円(同 103.2%)となりました。
・国際事業:
・国際事業は、営業収益 1,174 億 38 百万円(対前年同四半期比 126.9%)、営業利益7億 44 百万円(同 296.0%)となりました。

イオンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8267.T

PI研のコメント:
・イオンが7/8、2016年2月期の第1四半期決算を公表しました。結果は増収増益、好決算となりました。特に、営業利益が急増、昨年度が厳しかっただけに、率では55.4%増と大幅な増益です。特に、今期は経費比率が-1.49ポイント改善したことが大きく、これが利益を押し上げたといえます。ただ、事業別に見ると、依然として、小売関連は厳しく、GMS事業は営業損失 47 億 90 百万円、SM・DS事業は営業利益 29 億 65百万円、小型店事業は営業利益2億 21 百万円、ドラッグ・ファーマシー事業は営業利益 33 億 84 百万円、国際事業は営業利益7億 44 百万円ですので、ほとんど利益がでていません。利益貢献したのは、総合金融事業の営業利益 124 億 55 百万円、ディベロッパー事の業営業利益 113 億40 百万円、サービス・専門店事業の営業利益 77億 76 百万円ですので、実質、この3事業が利益を押し上げたといえます。さらに、有利子負債は1兆9,044.05億円と総資産の23.21%と経営に重くのしかかっており、今後、財務改善もまったなしの状況といえます。イオン、今後、厳しい小売関連の事業をどう立て直し、財務改善、そして、成長戦略を推し進めてゆくのか、次の中間決算の数値に注目です。

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