マツヤ、2016年2月、第1四半期、黒字転換、ストップ高!
マツヤ、2016年2月、第1四半期本決算、7/15
・http://www.s-matsuya.com/
・http://www.daiwair.co.jp/CIB/7452/library/pdf/150715.pdf
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:128.95億円
・自己資本比率:0.7%(昨年△0.7%)
・現金及び預金:17.64億円(総資産比 13.67%)
・有利子負債:86.37億円(総資産比 66.97%)
・買掛金:18.86億円(総資産比 14.62%)
・利益剰余金 :△14.44億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:76.40億円(△6.3%)、営業利益: 1.90億円( %)
・経常利益:1.38億円( %)、当期純利益:1.41億円( %)
・原価:75.96%(昨年 77.22%):-1.26、売上総利益:24.04%(昨年 22.78%):+1.26
・経費:24.84%(昨年 27.14%):-2.30
・マーチャンダイジング力:-0.80%(昨年 -4.36%):+3.56
・その他営業収入:3.28%(昨年 3.27%):+0.01
・営業利益:2.48%(昨年 -1.09%):+3.57
マツヤのコメント:
・当社グループは抜本的な事業構造改革を伴う中期経営計画を策定し、平成26年2月4日に中長期的な事業規模の拡大と収益性の向上を実現するための施策を公表いたしました。当該中期経営計画の基本方針は「生鮮デリカの強化。価値創造企業への転換」、「事業フォーマットの明確化による店舗の収益力強化」、「構造改革によるキャッシュ・フローの改善」を掲げ、基本方針に基づく主要施策として、①既存店舗の収益力強化やデリカのインストア製造強化等の「店舗価値向上」、②不採算店舗の閉鎖等の「事業構造の改革」の2点の実行を柱としております。なお、平成27年5月末時点の店舗数は26店舗(前年5月末時点は26店舗)であります。
・売上高につきましては、不採算店舗6店舗の閉鎖から1年が経過していないこと、および競合他社との競争等により、減収となりました。粗利益面では、仕入チャネルの開発、発注精度の向上やロスの削減等に努め、粗利益率は改善いたしました。一方、経費面においても不採算店舗6店舗における店舗運営費用の削減効果や人件費等を中心に販売費及び一般管理費の削減を推し進めました
マツヤの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7452.T
マツヤ---ストップ高買い気配、15年3-5月期決算の黒字転換・高進捗を材料視
・株探(かぶたん):Kabutan:7/16
・http://kabutan.jp/info/thissite
・ストップ高買い気配。15年3-5月期(第1四半期)決算を発表している。営業損益は1.90億円の黒字(前年同期は0.89億円の赤字)に転換して着地した。
債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ :
・株式会社マツヤ:5/29
・http://www.daiwair.co.jp/CIB/7452/press/2015/pdf/p_20150529_03.pdf
・当社は、本日、有価証券報告書を提出し、平成27年2月期において債務超過となったことから、本日の株式会社東京証券取引所の発表のとおり、有価証券上場規程第604条の2第1項第3号(関連規則は同第601条第1項第5号)(債務超過)に該当するため、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となりましたので、下記のとおりお知らせいたします。
・猶予期間:
・平成 27 年3月1日から平成 28 年2月 29 日
PI研のコメント:
・マツヤが7/15、2016年2月期の第1四半期決算を公表しました。マツヤは5/29のニュースリリースにもあるように、「平成27年2月期において債務超過」、「上場廃止に係る猶予期間入り銘柄」となっており、「平成 27 年3月1日から平成 28 年2月 29 日」がその期間となっています。その中での、最初の注目の四半期決算です。その結果ですが、減収とはなりましたが、営業利益は黒字転換、改善の兆しが見えた結果となりました。これを受けて、株価はストップ高、投資家の買いが殺到しました。特に、利益が改善した要因ですが、原価、経費、そして、その他営業収入と、トリプルで利益を押し上げたことによります。マツヤ自身も、「粗利益面では、仕入チャネルの開発、発注精度の向上やロスの削減等に努め、・・」、さらには、「経費面においても不採算店舗6店舗における店舗運営費用の削減効果や人件費等を中心に販売費及び一般管理費の削減を推し進め、・・」とコメントしており、原価、経費両面からの改善が見られたとのことです。ただ、自己資本比率は0.7%と、依然として、極めて厳しい状況にあり、有利子負債も86.37億円と総資産比 66.97%という状況です。今後、第2、第3、そして、本決算、どこまで収益改善をはかり、財務の圧縮につなげ、自己資本比率を押し上げられるか、予断を許さない経営状況が続くといえます。次の、中間決算、この好調な流れを維持できるか、マツヤの経営改革の進展に注目です。
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