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August 13, 2015

コーセー、第1四半期決算、増収増益、利益3桁増!

コーセー、2016年3月、第1四半期決算、7/31
・https://www.kose.co.jp/jp/ja/
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1273408

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:2,053.99億円
・自己資本比率:69.6%(昨年 68.3%)
・現金及び預金:514.01億円(総資産比 25.02%)
・有利子負債:16.88億円(総資産比 0.81%)
・買掛金:108.50億円(総資産比 5.28%)
・利益剰余金 :1,298.03億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:564.87億円( 27.5%)、営業利益: 85.43億円(197.9%)
・経常利益:89.75億円(219.3%)、当期純利益: 48.68億円(326.1%)
・原価:23.47%(昨年 22.92%):+0.55、売上総利益:76.53%(昨年 77.08%):-0.55
・経費:61.40%(昨年 70.60%):-9.20
・営業利益:15.13%(昨年 6.48%):+8.65

コーセーのコメント:
・化粧品業界におきましては、平成27年度の経済産業省化粧品出荷統計(暦年)によりますと、4月以降の累計では販売個数・販売金額ともに前年を上回りました。また、昨年10月に化粧品が消費税の免税対象に加わって以降、訪日外国人旅行者による化粧品の需要が増加傾向にあります。
・このような市場環境の中、当社グループは、今期より新たな中期経営計画「グローバルブランド育成期」をスタートさせ、「世界に通用するブランドの育成」と「経営資産の継続的なパフォーマンス向上」の2つの基本戦略のもと、世界で存在感のある企業への進化を目指し、一段と成長のスピードを加速させてまいりました。
・当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、前期に引き続き主要ブランドの国内販売が好調に推移したほか、インバウンド需要の取り込みや前期に買収したタルト社の業績が加わった結果、売上高は全ての事業セグメントで前年を上回り、前年同期比27.5%増の56,487百万円(為替の影響を除くと前年同期比26.4%増)となり、過去最高となりました。なお、連結売上高に占める海外売上高の割合は14.2%となりました。
・化粧品事業:
・国内では、高級化粧品を扱う㈱アルビオンの業績が好調に推移したことに加え、高付加価値ブランドの「コスメデコルテ」、ブランド誕生30周年の記念プロモーションを展開したスキンケアブランド「雪肌精」の売上が大幅に伸長しました。海外においては、米国タルト社が計画以上の業績となったほか、円安効果等もあり、海外全体の売上高が増加しました。これらの結果、当事業の売上高は40,332百万円(前年同期比31.5%増)、営業利益は7,876百万円(同122.0%増)となりました 。
・コスメタリー事業:
・シートマスクや日やけ止め等の重点カテゴリーブランドが好調なコーセーコスメポート㈱が業績を牽引したほか、セルフメイクブランドの「ヴィセ」やコンビニエンスストア向けブランド「雪肌粋」の売上が伸長しました。これらの結果、当事業の売上高は15,634百万円(同18.9%増)、営業利益は1,420百万円(同465.6%増)となりました。

コーセーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4922.T
・コーセー、爆買いを「おまけ扱い」する理由:
・東洋経済:8/11
・http://toyokeizai.net/articles/-/80042
・第1四半期の好決算を受けて、通期の業績予想を見直し、売上高2300億円(前期比10%増)、営業利益280億円(同23.6%増)に引き上げた。コーセーは今年4月に中期3カ年の経営計画を発表し、2018年の売上高2300億円、営業利益率11%以上という目標を打ち出したばかり。これを計画初年度でいきなり達成する勢いだ。
・中国では百貨店で売られる雪肌精は、高級化粧品として知られるが、日本ではドラッグストアで3~4割ほど値引いて販売されている。円安も加わって、中国で売られる価格の半分程度で購入できるため、観光客も飛びつく。2015年3月期の売上高は250億円と、全体の1割超と、コーセーを支える大黒柱の1つだ。

PI研のコメント:
・コーセーが7/31、2016年3月の第1四半期決算を公表しました。結果は増収増益、特に、利益は3桁増の異常値となり、過去最高の数値となりました。8/11の東洋経済でも「コーセー、爆買いを「おまけ扱い」する理由」というテーマで特集記事が組まれ、「コーセーは今年4月に中期3カ年の経営計画を発表し、・・」「これを計画初年度でいきなり達成する勢いだ。」とのことです。利益が異常値となった要因は、原価は0.55ポイント上昇しましたが、これを大きく上回る経費が昨年の70.60%から61.40%へと、9.20ポイント改善したためです。これは、「昨年10月に化粧品が消費税の免税対象に加わって以降、訪日外国人旅行者による化粧品の需要が増加傾向にあります。」とコーセーがコメントしているように、いわゆる、予想以上のインバウンド需要が寄与し、売上高、特に既存店が増加、結果、相対的に経費が激減したことが、利益を押し上げたと思われます。東洋経済でも、コーセーの主力ブランドの雪肌精が「中国で売られる価格の半分程度で購入できるため、観光客も飛びつく。2015年3月期の売上高は250億円と、全体の1割超と、コーセーを支える大黒柱の1つだ。」とのことです。ただ、コーセー自身は、「訪日観光客需要の恩恵はあくまで"おまけ"」との冷静な対応をしており、これまで中長期的に進めてきた「国内化粧品ビジネスの再構築」を淡々と進めているとことです。コーセー、投資家も注目し、株価も急騰、今期、インバウンド需要を吸収し、国内、そして、海外を含め、どこまで数字を積み上げてゆくのか、次の中間、そして、本決算に注目です。

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