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August 03, 2015

関西スーパーマーケット 、第1四半期、黒字転換!

関西スーパーマーケット、2016年3月、第1四半期決算、7/30
・http://www.kansaisuper.co.jp/
・http://www.kansaisuper.co.jp/upimages/irinfo/irinfo_392.pdf

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産: 507.51億円
・自己資本比率: 53.2%(昨年 52.2%)
・現金及び預金:44.06億円(総資産比8.68%)
・有利子負債:78.00億円(総資産比15.36%)
・買掛金:68.65億円(総資産比 13.52%)
・利益剰余金 :106.65億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:297.25億円(3.6%)、営業利益:3.67億円(前期は赤字)
・経常利益:5.19億円(前期は赤字)、当期純利益:3.55億円(前期は赤字)
・原価:76.36%(昨年 76.82%):-0.46、売上総利益:23.64%(昨年 23.18%):+0.46
・経費:24.09%(昨年 26.60%):-2.51
・マーチャンダイジング力:-0.45%(昨年-3.42%):+2.97
・その他営業収入:1.72%(昨年1.92%):-0.20
・営業利益:1.27%(昨年 -1.50%):+2.77

関西スーパーマーケットのコメント:
・小売業界におきましては、昨年の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が一巡したものの、円安による原材料価格の高騰、電気料金の値上げ、業種・業態を越えた競合の激化等、取り巻く環境は、引き続き厳しいものと考えられます。
・このような状況の中、当社グループは、今一度原点に立ち返り『お客様目線の店づくり』を目指し、改善の柱として「商品力強化」「販売力強化」「競争力強化」「基本の徹底」「教育」「コスト意識向上」の6つの取組み課題を掲げ、各施策を実施しております。
・そして、これらの取組み課題達成のため、平成28年3月期を初年度とする3ヵ年中期経営戦略として「営業方針」「教育方針」「経営管理方針」の3つの方針と「成長戦略」「新規事業戦略」の2つの戦略を策定し、お客様目線の品質、お客様目線の価格、お客様目線の買物環境(接客)を重点施策として、食を通じてお客様の健全で健康な生活に貢献するため、環境保全活動や食育活動などの社会貢献活動に積極的に参画するとともに、『当社自慢の品』の開発・育成をはじめとし、商品一品ごとの「味・鮮度・品質・見栄え・容量・価格・豊富な品揃え・提供方法」等の強化に取組んでおります
・また、お客様の来店頻度を高めることを目的として、昨年10月に立ち上げた「おいしい惣菜商品づくり推進プロジェクト」と「生鮮の惣菜化・簡便商品MD定着化プロジェクト」の効果測定の結果を基本に4店舗の惣菜売場を中心に小改装いたしました。
・さらに、鮮度のよい商品をどの時間帯でも販売するための仕組みづくりと陳列技術、売場づくりの『見える化』を目的とした「現場力向上プロジェクト」を4月に立ち上げ、作業効率の改善、作業単位の見直し、鮮度管理の徹底等に取組むとともに、上記6つの取組み課題を細分化し、短期間で改善提案と問題解決するため、1チーム数人で構成した58のワーキングチームを組成し活動しております。

関西スーパーマーケットの株価
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9919.T

PI研のコメント:
・関西スーパーマーケットが7/30、2016年3月期の第1四半期決算を公表しました。昨年が赤字決算であっただけに、どこまで利益が回復しているのか、注目の決算です。その結果ですが、増収、黒字転換と、好決算となりました。増収に関しては、「新規店舗と既存店舗の改装が寄与」とのことです。一方、黒字転換に関しては、原価、経費、ともに改善、特に、経費は24.09%と、昨年の26.60%から2.51ポイントと大幅に改善しており、ダブルで利益を押し上げたことによります。ただ、商品売買から得られる利益、マーチャンダイジング力は依然としてマイナスであり、物流収入、不動産収入等を加えた営業利益も1.27%ですので、まだまだ厳しい状況は続いているといえます。関西スーパーマーケットは、前期の赤字決算を改善すべく、「平成28年3月期を初年度とする3ヵ年中期経営戦略」に着手しており、様々な経営改革に取り組み始めました。「商品一品ごとの「味・鮮度・品質・見栄え・容量・価格・豊富な品揃え・提供方法」等の強化」をはじめ、「1チーム数人で構成した58のワーキングチームを組成し活動」がはじまりました。また、来店頻度と利益率の高い部門、惣菜についても、「「おいしい惣菜商品づくり推進プロジェクト」と「生鮮の惣菜化・簡便商品MD定着化プロジェクト」」と本格的な取り組みを開始しています。こられを含め、様々な業務改革に本格的に取り組みはじめており、その効果が表れ始めた四半期決算といえるかと思います。関西スーパーマーケット、好調なスタートを切ったといえますので、次回、中間決算でさらに数字が改善されるのか、その動向に注目です。

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