生鮮食品、機能性食品、認定第1号はみかん!
機能性表示食品で初の生鮮食品:
・NET IB NEWS:9/8
・http://ib-kenko.jp/2015/09/0908_dm1248_4.html
・<生鮮"第1号"は温州みかん>
・消費者庁は8日、機能性表示食品として生鮮食品2件を含む4件を新たに受理した。生鮮食品の受理は初めて。受理件数は合計82件となった。
・生鮮食品で受理されたのは、三ヶ日町農業協同組合の温州みかん『三ヶ日みかん』と、(株)サラダコスモの大豆もやし『大豆イソフラボン子大豆もやし』。
・『三ヶ日みかん』はβ-クリプトキサンチンが関与成分。「β-クリプトキサンチンは骨代謝の働きを助けることにより、骨の健康に役立つことが報告されています」と表示する。安全性は十分な食経験によって確認した。機能性については、関与成分の研究レビューによって最終的に採択した論文3報を分析した。
・『大豆イソフラボン子大豆もやし』は大豆イソフラボンを関与成分とする。表示内容は「大豆イソフラボンは骨の成分を維持する働きによって、骨の健康に役立つことが報告されています」。健康な成人男女を対象とするが、とくに40~70歳の更年期以降の女性に向けて訴求する考えだ。安全性については、食経験と安全性に関する既存情報の調査によって確認。機能性は関与成分の研究レビューで評価した。
食べて骨を健康に ミカンともやし、生鮮初の機能性食品:
・朝日新聞:9/8
・http://www.asahi.com/articles/ASH983GBNH98UTFL002.html
・浜松市のJAみっかびが出荷する温州ミカン「三ケ日みかん」と、岐阜県中津川市の野菜メーカー、サラダコスモの「大豆イソフラボン子大豆もやし」が、健康への効果を表示する機能性表示食品として販売される。消費者庁が8日、届け出を受理したと発表した。果物や野菜などの生鮮食品が受理されたのは初めて。いずれも「骨の健康に役立つ」と包装に表示する。
JAみっかび:
h・ttp://www.ja-shizuoka.or.jp/mikkabi/
サラダコスモ:
・http://www.saladcosmo.co.jp/
PI研のコメント:
・9/8、生鮮食品、第1号の機能性食品が消費者庁に許可されました。商品はみかん、「三ヶ日町農業協同組合の温州みかん『三ヶ日みかん』」です。同時に、「(株)サラダコスモの大豆もやし『大豆イソフラボン子大豆もやし』」も認定され、果物と野菜での機能性食品の時代がはじまったといえます。今後、精肉、鮮魚にも同様の動きが広がるといえ、これまでの加工食品のみから、生鮮食品を含め、食品スーパーの売場が大きく変化するかもしれません。ちなみに、機能性食品とは、消費者庁によれば、「特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品とは異なる新しい食品の機能性表示制度」であり、「「機能性表示食品」は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品」のことです。医食同源、やっと、食品スーパーも顧客の健康を本格的に支援する産業になりつつあるといえます。商品=売上げ、利益だけでなく、商品=健康がキーワードになるといえ、健康=価格、健康を食品スーパーで買う時代の到来といえます。この動き、どこまで広がるか注目です。
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